機械ドーピング

昨晩ＮＨＫのサンデースポーツ見てたら『機械ドーピング』というタイトルで自転車競技が取り上げられていた。
いつやらに聞いた自転車のロードレースで発見された自転車に仕込む隠し電動アシストモーターの件である。

それを初めて耳にした時はあの細いロードレーサーのフレームに見た目わからないようにどうやってモーターとそれを動かすバッテリーを仕込むのかが想像できず不思議で仕方なかった。
ちなみに私が想像する電動アシスト自転車はデカく重そうなバッテリーをこれ見よがしに積んだ馴染みのママチャリｗ
また例えそれができたとしても小さいモーターで大したパワーは得られないだろうし、そんなことをして意味があるのかと甚だ疑問でもあった。
がしかし放送でその部品と動きを見て驚いた。
モーターはシートチューブ内に収まる大きさで下端にギヤが付いていて、それを組んだ自転車をスタンドに掛けスイッチを入れると驚くくらいの勢いでクランクが回り出す。
あんな細いモーターなのにそんなパワーがあるの！？というくらい。

ロードレースでこんなインチキが許されていいわけないとは思うが、単純に全くそんなものが組まれてるとは思えないほど小さく、ルックスに影響をあたえないままであのパワーはすごい技術だなと思ってしまった。
私には考え及ばない。