いのりむし日記

いのりむしの備忘録です。

Nakajima Hisae

今年のマイ禁句 原発の「安全神話」

2011-12-23 | 脱原発

 ひとたび事が起きてから、「安全神話」の崩壊などと表現するのは間が抜けているだけでなく、作為的だ。
 原発の安全性への疑問は、事故以前から具体的に指摘されており、その指摘を無視してきたのは、責任を軽く見積もっても重大な過失、さらにいえば、むしろ故意のウソ、詐欺である。それを「安全神話」などと責任を曖昧にするような風評を流しているのは誰だろう。
 「神話」というなら、今、原発について語らなければいけないのは、単に「安全神話」などではなく、原発しかないと言い募る「原発絶対神話」である。
 技術的、経済的、政治的に、絶対的優位に立つ技術として原発を語るのは、少なくとも科学の言葉ではない。他の技術開発を抑圧し、反対意見を圧殺して成り立ってきた原発推進の罪過は、科学技術の開発を含め他の可能性や選択肢を奪ってきたことにあると私は思う。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生き物の“生死”の見せ方

2011-12-20 | 動物

 花の写真を撮っていると、当然ながら虫に出会うことが多い。写真データを整理したら、思った以上に虫の写真が多く残っていた。花と一緒に、たまたま写っている名前の判らない虫もいるが、他にもいろいろある。
 ヤマトシジミやセミ、ハエのカップル、セミの羽化、花の中に隠れていたクモに捕まったヤマトシジミ、獲物をしっかり捕まえたシオヤアブなどなど。自然観察という点では、もちろん興味のわく場面だが、中には見ていて素直に楽しいとはいえない姿もある。見た目に「綺麗」なものだけがよいとは思わないが、では、どう使うか、どう見せるかとなると難しい。   
 最近はあまり見ないのでわからないが、ひところ前、生き物の姿を紹介するTV番組で、肉食獣の狩りのありさまをリアルに写していて、子どもも見る時間帯なのにと少々驚いたことがある。見せるべきではないとは思わないが、どう見せるかは難問だ。
 そういえば、昔、動物園で生殖と死をどう見せるかが課題だと、おっしゃっていた人がいた。今の動物園では、死んだ動物の情報も提供されているし、生態展示の工夫もある。動物の食事タイムは人気らしい。が、それはあくまでも飼育下での「食事」。生殖と死をどう見せるのか、見せないのかは、今も変わらない課題なのだろう。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猫猫日記111219

2011-12-19 | 

非常用の水だから、独り占めはだめよ。
Mizu


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤツデ(八手)の花

2011-12-18 | 

小さな花の集まりに、小さな虫もやってきた。桜の観音堂で。
Yatude


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名古屋西柳公園で「ホームレス」支援 越冬活動 28日から

2011-12-17 | ニュース

 今年も年末年始の「ホームレス」支援越冬活動の案内が届いた。
 オケラ公園(西柳公園)での越冬活動は、12月28日から1月4日まで。
 名古屋で、越冬支援活動が始まったのは、1976年1月。初めての越冬支援は年末からではなく、年明けからだった。年末の12月30日朝日新聞の報道で、名古屋で寒さと飢えで亡くなった人が、少なくとも11人いたことを知り、急遽、駅周辺で炊き出しとパトロールを始めたのが、1月14日だった。以来、毎年続いている。
 当時、「ホームレス」などという言葉はなく、野宿をせざるをえない人、野宿を余儀なくされている人などと表現していた。今では「ホームレス」の方がよく知られているが、越冬実行委員会では今も、「野宿を強いられている人たち(いわゆるホームレス)」と言うのは、野宿の背景を理解して欲しいからだろう。
 越冬支援活動が初めての人向けのセミナーも開催される。
 セミナーは、12月23日14:00~17:00
   なごやボランティア・NPOセンター 集会室
   申込みは、笹島診療所 

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする