本日のNHKのニュース(21時)で、石油コンビナート防災の課題として、津波と液状化が取り上げられた。
コンビナートの防災計画を策定するのは県だが、三重県でも、津波・液状化は検討項目には入っているものの、具体的な検討が進まないのは、それを俎上(そじょう)に載せる法的根拠がないことが大きいと言える。
2005(平成17)年の「三重県石油コンビナート等防災計画 防災アセスメント調査報告書」には、四日市の第1・第2・第3コンビナートの液状化の危険度を表すPL値が示されているが、素人が見ても高いと思うこの値は、災害時にどのような影響をもたらすのだろうか。
三重県は、最近津波の想定を見直したが、コンビナート防災計画の見直しも急務だ。
三重県石油コンビナート等防災計画
http://www.pref.mie.lg.jp/D1BOUSAI/houkoku/sekikon/index.htm