新宿区立淀橋第四小学校の研究発表会に参加

昨日、学校は土曜参観日の振替休業日だったが、6年担任は二人で「新宿区立淀橋第四小学校」の国語研究発表会に自主参加しました。なぜ休日返上で行ったのかというと、理由は二つあります。

①6年が「やまなし」の授業発表だったので、参考になることを発掘に行った。
②全体会で講演をされる講師の先生が「スラムダンク勝利学」で有名な辻秀一先生だったこと

休日返上で行った甲斐がありました。収穫は大きかった!!!

一緒に行ったmoja先生も勉強になったとブログに書いています。

充実、休日。


私は2枚のマインドマップを掲載しましょう。

1枚目は授業記録のマインドマップです。



授業を見せてくださったY先生は「コラージュ法」という心理学の手法を国語に応用して授業にチャレンジしていました。この「コラージュ法」からは、Y先生の「やまなし」という宮沢賢治の童話をイメージ豊かに読み取らせたいという願いが強く感じられ、子ども達の作品がとても良くできあがっていました。

今回の授業は研究発表会に向けてのチャレンジ授業的な印象が強くありましたが、この「コラージュ法」を紹介してくださったことが、私の指導法の引き出しにしっかり収納され、さらに新しいタイプのマインドマップを創るために必要な材料に気づかせてくれました。

次に最大の目的としていた辻秀一先生の講演です。
例によって最前列に陣取り、講演の要旨をマインドマップでお絵かきしていました。



辻先生の講演の中で、私が日頃よく接するキーワードがたくさんありましたので、ここで紹介します。

「五感で感じる」
「大人になればなるほど感じる力が落ちる」
「周囲の環境をプラス思考に変える。」
「子どもの心の本音を聴く」
「人間は皆、承認欲求をもっている。」
「環境・好き・思考・分かち合い」

これをくわしく書き出すと、blog記事がとんでもなく長い記事になってしまうので、掲載したマインドマップ講義録をご覧下さい。



【本の紹介】
ところで私、「やまなし」の教材研究をするために、文芸研の西郷竹彦先生が書かれた本を2冊読みました。その内容の深いこと深いこと。法華経の世界観の真髄から宮沢賢治を分析していて、私としては大変に面白く、参考になりました。
しかし、20代の先生が読むには少々難解。何しろ西郷先生が「諸法実相」という究極の哲学に足場を置いて書かれているからです。仏教的な知識のある方には目から鱗の二冊です。

増補 宮沢賢治「やまなし」の世界
西郷 竹彦
黎明書房

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宮沢賢治「二相ゆらぎ」の世界
西郷 竹彦
黎明書房

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