現在の4年生を担任してから、2回ほど「給食返却アート」なるものをしてみました。
【参考記事】
給食返却アート メロン編
給食返却アート
その影響からか、ある女の子が「先生、ほら見て見てっ!」と言ってもってきたのが、この写真のようなものです。キュウリを放射状に並べてみたのですね。
このことから、子どもたちが何を学んでいるのか判断するのが学級担任の使命です。
この子は、食事というものは、配膳も片付けも同じように、美しくすることで、周囲の人たちの気持ちを良くすることを感じたのだと思います。
「食べ物で遊んではいけません。」
このような一般的な指導は誰にでもできます。
創造性というものは一般化とは違う部分にあると私は思っています。自分で工夫することによって、何らかの創造性がそこに宿る。ふとした気づきでやってみた瞬間には、もしかしたら“いたずら”程度のものであったかもしれませんが、それが後々の創造性を伸ばすことにつながるかもしれません。
そういう“芽”を見つけたいと思っている井上です。
今回の「給食アート」に関して、私から指示を出すことはまったくありませんでしたが、子どもが自分の頭で考えて、しかも私から学んだことを活かしている点で、大いに高い評価をしているわけです。