いよいよ始まったマインドマップ体験会

今日行った埼玉は浦和での「小学校教員向けマインドマップ体験会&実践報告会」を皮切りに、全国9会場10回の講演活動がスタートしました。

内容は、マインドマップの理論、マインドマップのかき方、そして今日は私の教育実践と、合計6時間の内容。理論はブザン教育協会事務局長の小林さんがレクチャーし、午後の1時間20分くらいを使わせていただき、私の実践報告と質疑応答を行う形で進めました。


「無料体験会」とはいえ、自ら参加してきた先生方の意識は本当に高く、ワークでかかれていらっしゃるマインドマップは、私が初めてかいたマインドマップと比べたら、私が恥ずかしくなってしまうほどよくかけていました。日常的にかかれている先生も多く、すでに授業で活用されているという先生に、こどもたちのかいたマインドマップを見せてもらったりもしました。
マインドマップ教育フェローの皆様も、ぜひぜひ会場にいらしてください。

やはり日本の教師は絶対に能力が高い。
真面目だ。
だから「世界一の学びの国」にすることなんか簡単です。
簡単ですよ!


私の報告の項目は下記の通りでした。

(1)自己紹介
(2)マインドマップを学び始めたきっかけ
(3)各教科ごとの実践事例紹介
(4)井上が考える「生きる力を育む指導法」
(5)その他の事例
(6)質疑応答

55枚のスライドを50分間で次々と見せて、説明していったという無謀な報告。少々盛りだくさん過ぎたことを反省している。もう少し内容を精選して、ひとつの話題を詳しく説明した方が、聞いている先生方には聞きやすかったでしょう。

来年1月の大阪会場までには修正しておきます。


さて、今日は自分で自分に驚いたことがありました。
実践報告の時間ですが、55枚ものスライドを使うので、当然1時間は越えるだろうと予想していました。しかしこれではどんな良い報告をしても、一方的に聞いている側は辛くなってしまいます。そこで、腕時計のタイマーを50分に設定して、アラームが鳴るようにしておきました。
しかし、「以上で実践報告を終わります。」と言った直後に“ピピピッ”
(お~!設定時間通りに話をすることができた!)
心の中で、
(時間ピッタリでプレゼンできた!すごい!)
と自画自賛していました。


今日は、ますます自分の役目が大きいことを感じましたので、もうひと波の実践を起こしていくことをお約束します。




けっこう達成感のある報告ができたので、最近はまっている帰りに浜松町の「とり鉄」でマイ祝賀会。
なぜはまっているかというと、従業員教育が行き届いており、気分良く居られる店だからです。今日も、会計をすませた後、ウエイトレスさんが店の外にまで出て
、遠くにいる私に「今日はありがとうございました。またお越し下さい。」と丁寧に頭を下げて礼を言ってくれました。

刺激的な見せです。おススメします!

下記バナーへの皆さんのワンクリックで、教育界へのマインドマップ普及、小学生バレーボールの普及にお力添えをお願いします。
にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
コメント ( 5 ) | Trackback (  )

ディスカバー社長室ブログで紹介していただきました!【マインドマップ活動】

私にとっては驚きの出来事が起こりました。

今日の「ディスカバー社長室ブログ」で干場弓子社長ご自身がマインドマップの新刊である「マインドマップ超入門」を紹介している記事の中で、このブログをリンクまでして紹介してくださいました。

感激!感激!

「あ~、神田さんや勝間さんがいつも言っている『知の連帯』がこうしてできあがっていくのか!」
といういことを体験できた貴重な瞬間でもあります。

マインドマップの新しい本はこれです↓

マインドマップ超入門 (トニー・ブザン天才養成講座)
トニー・ブザン
ディスカヴァー・トゥエンティワン

このアイテムの詳細を見る


これは一冊目で、何巻か続いていくようです。

自己啓発本に強い出版社であるディスカバートウェンティワンさんが発刊する「マインドマップの本」ですから、きっとたくさん売れるでしょうし、それによってますます私たち「マインドマップ教育フェロー」の役割も大きくなってくることでしょう。

2009年は大空に飛び立つ年になりそうです。


PS.
小学校への「外国語活動」の導入に備えて「iPod nano」を購入し、耳学を始めた井上でした。


下記バナーへの皆さんのワンクリックで、教育界へのマインドマップ普及、小学生バレーボールの普及にお力添えをお願いします。
にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
コメント ( 1 ) | Trackback (  )

店頭に並んだ子ども向けマインドマップの本

発刊された「できる子はノートがちがう 親子ではじめるマインドマップ」が書店に並んでいると子ども達から情報が入り、さっそく見に行きました。亀戸のアトレにある有隣堂さんです。

どんな感じなのかなぁと探していると、あった!あった!
オ~!平積みされているじゃないですか!!!
すごい!すごい!(拍手!拍手!)


私の実践と子ども達の活動が掲載されているのがP8、P9、P95の3ページ。さらに表紙のイラストマインドマップの中身は、夏休みに学校に集まった子ども達が「マインドマップについてどう思うか?」というテーマでかいたマインドマップを元にして描かれています。

この1年間、日本の先駆けになろうと心に決めて進んできた結果が、年の終わりに形になって本当に嬉しく思います。

実践を支えて下さったブザン教育協会の皆さんや、実践交流をしてくださったマインドマップ教育フェローの皆さん、フォローアップ講座で私の目を開いて下さったインストラクターの皆さん、取材をして下さった小学館の皆さんに心から感謝致します。


2009年に向けて、次の大きな動きを個人的には起こしています。
まだ内緒です。
このブログを毎日チェックして下さると、いつかポロッと公開して、その後は次々と記事をアップしていくことになりますので、要チェックですよ!(笑)

下記バナーへの皆さんのワンクリックで、教育界へのマインドマップ普及、小学生バレーボールの普及にお力添えをお願いします。
にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ

できる子はノートがちがう!―親子ではじめるマインドマップ

小学館

このアイテムの詳細を見る
コメント ( 3 ) | Trackback (  )

たまに過去を振り返る【マインドマップ・フォローアップセミナー】

インターネット界に足あとを残す行動を始めて以来、たまに何年か前の自分を振りかえることがあります。そうすることで現在の自分には気づけないことが見えるようになります。

今日の過去ログは、昨年終盤に「絶対にマインドマップを身につける!」
と決意して受け続けたフォトーアップ講座を受けた直後の日記です。
読者の皆様の参考になればと思いアップしました。


「マインドマップで取る講義録・議事録」(2007.12.19)

今晩は、これがテーマのセミナーだった。

11月からのすべての研修に参加してきたので、インストラクターさんの間でも私の存在が定着してきた。今日は部屋に入るなり、「井上先生、ようこそ」という感じだった。

また、顔なじみの研修仲間もできた。

前にも書いたが、教員以外で社会の中で頑張っている人たちと話すことが、我々教員にはいかに必要であるかを、身をもって感じている。


「講義録」については、これまでいろいろな研究授業や研究協議会をマインドマップで書くチャレンジをしてきたので、今更とも思っていたが、やはり参加して新しい世界を知ることができた。

ここからはキーワードだけで自分のために書くので、分かりにくいことばかりかも・・・・・マインドマップ的箇条書きをする。

・右左のバランス
・偏る癖
・アイコンの工夫
・接続詞をキャッチ
・記憶のフック
・自分なりの判断
・個性
・再度整理
・描いたことは脳に残る
・速射法
・取捨選択能力
・再生が簡単
・なんでもトレーニングの題材になる
・MMは思考のリズムを生む

いつもたった2時間半の研修なのに、数日かけての研修よりも多くを得ている。


今後の予定

冬休みに「ブザン教育協会」の中枢メンバー会議に参加する。

1月研修「試験に生かすマインドマップ~合否を左右する目標管理」

そして1日も早く、マインドマップを100枚描くのだ。
現在33枚。

下記バナーへの皆さんのワンクリックで、教育界へのマインドマップ普及、小学生バレーボールの普及にお力添えをお願いします。
にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
コメント ( 2 ) | Trackback (  )

同僚が描いた「講義録」のマインドマップ

一滴の雫は沢の流れを作り、小川と育ち、やがて悠々たる大河となる。大河は海への流れ込み、強くて深い生命の揺籃となる。

マインドマップを教育現場に活用する効果の大きさは、この1年間の実験的実践でビジュアル化し、その影響は教育界だけではおさまらず、ビジネス界にも期待のときめきを与えている。



私の周囲にも、マインドマップを活用してくれる先生がどんどん増えてきました。

写真のマップは同僚が先週の区小研・道徳部の研究授業の時に描いたものです。
この日は「授業記録」「協議会記録」「講師講評記録」の3枚を描いたそうです。そのうちの「講師講評マップ」を公開しました。

カラーペンを持っていなかったので、鉛筆で描いたそうです。その素晴らしい出来映えに感動し、「先生、このマップ、私のブログで紹介させてください!」と半ば無理矢理許可を取ってここに載せました。

このマインドマップからは、講師としてお話をした荻原先生の素晴らしさがビンビン伝わってきます。ああ、こういうお話を伺えたのはとてもラッキーだったろう、自分もこの先生の話を聞いてみたい・・・・・というよりも、この先生と語り合ってみたいと思いました。(こうやって書いておくと、たぶん実現しますよ!笑)

私の心に一番響いたのは最初のブランチです。

「授業というのは、まず授業者が思い切り楽しむんだ!!先生の心が楽しさでワクワクしていて、まるで踊るような状態であれば、それが子どもに伝わり、子ども達もまるで踊っているかのような授業になる。」

この言葉はまさに私が大学生時代から肝に銘じてきたことなのです。

プラトンが恩師であるソクラテスの感化力についてこう言っています。
「シビレエイは自分がシビレているからこそ他人をシビレさせることができるのだ。」

今の教育に必要なものは、教師の「感化力」です。
その力はどこから来るのかというと、教師の日々のたゆまぬ努力でしか培えないものです。毎日毎日新しいものを追い求めて努力している教師だけに、子ども達を「感化する」醍醐味を味わうことができるのです。醍醐味・・・美味しいですよ~(笑)

(ちなみに豆知識!)
「醍醐味」とは最高の味のこと。
乳を精製するときに「乳味」「酪味」「生酥味」「熟酥味」と上質な味になり、最後に「醍醐味」となります。



下記バナーへの皆さんのワンクリックで、教育界へのマインドマップ普及、小学生バレーボールの普及にお力添えをお願いします。
にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
コメント ( 2 ) | Trackback (  )

昨日も別のクラスでマインドマップが使われました!

静かな波が起こっています。
その波は静かな湖の平らな水面に小石を落としたくらいの目立たない波ですが、小さな一波が次の一波を呼び起こし、相乗作用で大きな波になるであろう予感がしています。


昨日も校内の別のクラスでマインドマップを活用した授業が行われました。
また江東区内のM小学校が行った金曜日の研究発表会で、ある先生がマインドマップを使って体育の指導をしていたという情報が私の所に入ってきました。体育の授業でどのように使われたのかすごく興味があります。私も体育系指導では辰巳ジャンプの試合でメンタルトレーニングに使いましたが、授業で使う方法を思いついた先生が現れたわけですね。

多くの先生が実践していくことで、相乗効果が生まれ、より良い活用法が生まれてくることでしょう。


これまで、「メンタルリテラシー(頭の使い方)」を教えられなかった私を含む日本の多くの先生が、ここに「マインドマップ」という非常に効果的なツールがあると気づいた時、日本は世界一の「学び大国」になることをここで予言しておきます。


下記バナーへの皆さんのワンクリックで、教育界へのマインドマップ普及、小学生バレーボールの普及にお力添えをお願いします。
にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

いよいよ井上以外の授業実践が出始めた!

マインドマップを活用した授業に取り組み始めて以来、小学校分野ではずっと私一人で走り続けてきた感覚がありました。偉そうな言い方になってしまいましたが正直な実感です。


ビジネス界では神田昌典さんや勝間和代さんを始めとする多くの方々の力でかなり普及したマインドマップも、教育界には「7つのルール」を意識しながら子どもたちに指導できる人が少なく、1年前には次のような状態でした。

私が初めて参加した内山雅人先生のマインドマップの基礎講座で、
「お手本となるような授業を見たいのですが、どこへ行ったら見ることができますか?」
と質問をすると、
「いえ、まだ教育界での実践はないので、是非とも井上先生が授業実践して下さい。そして先生方の研究組織を今作ろうとしていますので参加してください。」
と返答されました。

(ほぉ~、そうなんだ。誰もやっていないんだ。ならば自分が走れるだけ走ろう。)と腹を決めて挑戦してきたつもりです。


実は今日、その努力が報われたという思いにさせてくれる出来事が勤務校でありました。他の学年のS先生が、国語の授業でマインドマップを活用して見事な成果をあげてくれたのです!

しかもその授業は、私が初めてマインドマップを使って取り組んだ授業と同じ「わらぐつの中の神様」です。


指導をしたS先生が職員室ですごく嬉しそうに、子ども達の発想が広がったことをお話ししていたのを見て、私は感激しました。廊下の掲示板に子ども達が描いたマインドマップを掲示したと聞き、すぐに見に行きました。

それがこの写真です。(見にくくてすみません)





S先生の授業の工夫は、「わらぐつ」と「雪げた」のふたつをダブルセントラルイメージにして比較をさせたところです。そして、授業のねらいを達成させるためにメインブランチを「色・形」「ねだん」「作り」「どう思う」の4本にしぼり込んで考えさせたところにあります。

これによって子ども達は考えるべきテーマをしっかりつかむことができ、思考が整理されています。

1年前にやっていた私の「わらぐつの中の神様」指導は、模造紙を黒板にはり、子ども達が話した意見をマインドマップで大きく描き、子ども達はそれを自分なりのマップに写していきながら気づきが生まれたという方法でした。それに比べると、今回のS先生の授業はずっとレベルの高い学習ができています。

さすがベテランの先生です。授業力があるからこそマインドマップを活かせるわけです。

下記バナーへの皆さんのワンクリックで、教育界へのマインドマップ普及、小学生バレーボールの普及にお力添えをお願いします。
にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
コメント ( 4 ) | Trackback (  )

マインドマップを学ぶためのリンク集

マインドマップを学んでみたいという方のためにサイトをリンクしました。
どうぞご活用下さい。

ブザン教育協会

ブザンワールドワイドジャパン

ブザンワールド

ブザンアジア

教育フェロー・あらっち先生のブログ

インストラクター・玉川一郎さんのブログ

インストラクター・小松利昭さんのブログ

インストラクター・若井京子さんのブログ

インストラクター・矢嶋美由希さんのブログ

インストラクター・伊藤賢さんのサイト

インストラクター・倉橋竜哉さんのサイト



私がマインドマップ関係の会合で直接お話をしたことのある方のサイトを紹介しました。
ここに紹介した以外のサイトやブログをご存知の方や、当ブログとのリンクをご希望の方はコメント欄に足あとを残してください。


【書籍の紹介】

ペンとノートで発想を広げる“お絵描き”ノート術 マインドマップ(R)が本当に使いこなせる本 (アスキームック) (アスキームック) (アスキームック)
遠竹 智寿子,月刊アスキー編集部
アスキー・メディアワークス

このアイテムの詳細を見る


ザ・マインドマップ
トニー・ブザン,バリー・ブザン
ダイヤモンド社

このアイテムの詳細を見る


仕事に役立つマインドマップ―眠っている脳が目覚めるレッスン
トニー・ブザン
ダイヤモンド社

このアイテムの詳細を見る


トニー・ブザン 頭がよくなる本
トニー ブザン
東京図書

このアイテムの詳細を見る


トニー・ブザン頭の自己変革―未来を築く7つのツール
トニー ブザン
東京図書

このアイテムの詳細を見る



下記バナーへの皆さんのワンクリックで、教育界へのマインドマップ普及、小学生バレーボールの普及にお力添えをお願いします。
にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
コメント ( 1 ) | Trackback (  )

「母親の視線」・・・・・クラスのお母様からのお便りを謹んで掲載させていただきます

保護者の方からメッセージが寄せられました。
「悩める母親の参考になるのではないか、たくさんの方々を励ますことができるのではないかと思いました。」
というお言葉をいただき、私からの
「それならばコメント欄ではなく記事にしましょう。」
という呼びかけにOKをしていただけましたので、ここに公開させていただきます。


*****************

私はうつ病患者でした。

娘が小学校へあがる直前に発病し、小学2年生の時に娘と息子を児童センターへ預けて入院することもたびたび。児童センターでは、食事はもちろん、洋服も家庭から持参しなくても貸してくれ、午前中は勉強、午後は外へお散歩へも連れて行って下さるとのことでした。センターの所長さんには、
「皆、家にいるより楽しいと喜んでいます。安心してあずけて下さい。」
とも言われ、ずっと入院を拒んでいた私も、一日も早く元気になりたい一心で入院しました。


当初一ヶ月の予定でしたが、担当の医師に「うつ病は治りません。退院も無理です。」と断言され、薬三昧で寝ている(眠らされる)しかありませんでした。

センターへ連絡をすると、
「お子さん達の笑顔も消え、口もきかなくなっているので、至急お迎えに来てあげて下さい。」
とのことでした。

やむなく祖父母(両親)の家にしばらく子どもを預けることになりました。できればそうはしたくなかったのですが・・・。
なぜなら、子ども達にとって、家庭と偉大なる母(家族)の愛が一番大事。まずは温かい家庭があり、学校→地域→社会へと進む中で、子どもは学び成長していくものだから、まずは家庭から。そう信じてきた私にとってそれは悲しい決断でした。

しかし、子育てがままならなくなってしまったのだから仕方なく、結局は現在まで祖父母にお世話になっております。


歩いてわずか5分、台所の窓を開けると線路越しに見える距離…。しかし私には遥か遠くに感じられる一番行くことのできない場所。また、具合が悪くて何日も行けなかったことも多々あります。


子ども達を連れ、これからどうなってしまうのか不安でどん底だった時、音楽が大好きだった私は近くのライブスペースのあるスーパーへ買い物に行き『ワカバ』という、アーティストと運命的な出会いをしていました。響く歌声と、若い彼らのあまりにも謙虚な姿に心うたれ、その場でCDを買い子供達に聞かせると、「いいねぇ~。すごくいいねぇ。」と大反響でした。


娘の入学式が終わり、少し落ち着いてからは、許される限り子連れでライブに足を運びました。彼らの音楽、人柄に触れていれば間違いないと確信していたからです。


そして・・・・・娘は3年生の時に吹奏楽部へ自ら入部しました。人から言われないとできない子が・・・「積極的に出来る子」へと変わりました。私たち親子は音楽の力で大きく変わりました。私の病状も改善しました。

病める時も健やかなる時も、いつもそこには音楽がありました。私達の家庭に笑顔を降り注いでくれました。


この6年間、ずっと我慢してきたのでしょうか。少しずつ大人への階段を登り始めた麻由も、反抗期のかたわら、「お母さん」とつぶやいてしがみついていることも多くなりました。


抱きしめることも抱きしめられることも少なくなってしまった母子がやっと「母娘」になれた瞬間でした。その時、「遠回りしちゃったな。ごめんね。」心の中で何度も娘の温もりを確かめていました。


もちろん、そうなるまでの過程には音楽だけでなく、お世話になった担任の先生方、学童保育の先生、吹奏楽部顧問の先生の親身なるご指導あってのことと感謝申し上げるのはいうまでもありません。


そしてそのことに気づいたのは、現担任である井上先生の「マインドマップの不思議な力」が隠されているのでした…。


にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

アーカイブ発見「私とマインドマップとの出会い」

今、ブログ日記を始める前に、BBS運営をしていた頃のアーカイブをこのブログ内にアップする作業に取り組んでいる。何しろ6年分もあるので大変な作業。しかし、自分が過去に何を考えていたのか振り返ることもでき、懐かしんだり反省したりしている。

そんな中で、とうとう発見した。自分とマインドマップの出会いを。

それがこれだ!


*********************

2004年10月29日(金)

今日の辰巳小は午後の授業をカットして、教員はみんな近隣小学校の研究発表会に研修に行きました。体育の研究発表でした。

私は当然のごとく6年生「ソフトバレーボール」の授業を見せてもらいました。会場に入ってすぐに「あれ?」と思ったのがボールでした。大人用のソフトバレーボールを使っている。たしかに6年生だとビーチボールでは物足りないという考えもありますが、それは技術的にある程度鍛えられた上での話。案の定、私が懸念した通りにラリーが続きません。残念ながら私にとっては、体育でのバレー教材導入はまだまだこの程度のレベルだなぁということを確認するための発表会となってしまいました。

今日は研修のはしごだった私です。
授業後に急いで目黒の研修センターに出発。「メンタルトレーニング研修会」に参加。こちらは前回の続きで『白石豊』先生の講演です。初回が目からウロコだったので、今回も非常に楽しみにしていました。そして期待通りの研修会でした。
くわしく書いていると膨大な量になりますので、今回はキーワードだけ書いておきます。
「心身調律プログラム」「ミュージックメンタルビデオ」「メンタル日記」「内観」「マインドマップ」「動物的勘」「呼吸法」「ストレス・セルフ・チェック法」「塩谷式正心調息法」
これらの話をたった90分間にお聞きしました。

すぐにチーム練習に導入しようと思います。

**********************

何気ない日記ですが、これが遠因になって私のマインドマップ道が開かれている。
けっこう記念すべき日記を発掘しました。

にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

江東区小学校教育研究会で講座を開催しました

教育フェロー活動として“3日連続のチャレンジ”の締めくくり。今日は江東区小学校教育研究会(情報教育部)で「マインドマップ入門講座」を開催しました。

実は非常に失礼なことですが、たくさんの先生に来ていただくと、たった90分間では重要なことはほとんど伝えきれないと感じ、お知らせで「本気で学びたい先生のみ参加してください」などととんでもないことを書いて、参加者を限定させていただき、少人数になるようにしてしまった。その文言を読んで、会場校の校長先生が「いったいどんなすごいことをやろうとしているの???」と驚いていたほど(苦笑)

自分の予想としては8人くらいがいいなぁと思っていたが、予想に反してなんと19人も来て下さった。勇気を出して参加してくださった先生方、本当にありがとうございました。


短い時間なので「気づきのバワー」と「放射思考」にフォーカスする講座にしてみました。私にとっては初めての公の場での講座運営でしたが、けっこううまく進められたみたいで、レベルの高い質問もたくさん出たし、ほとんどの先生が参考になったという声を寄せてくれました。

また、「私のクラスでもぜひ使いたいがどうやって子どもたちに導入したらいいのか。」という相談もありました。今回の90分講座では残念ながら必要なことを伝え切れていませんので、どうぞ私を呼んで下さいませ。


とても集中した空気と終了後の反響から、(うん!本当に本気の先生だけが来てくれたんだな!)と確信していました。


先月は生活指導主任研修会で区内全校に「マインドマップを知っている先生」が誕生したし、この勢いでマインドマップの波動を全国に伝えていけるといいなぁ!

にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ

「どんな本を読んで勉強したらいいですか?」という質問もありましたので、以下にいくつかの書籍を紹介させていただきます。

ペンとノートで発想を広げる“お絵描き”ノート術 マインドマップ(R)が本当に使いこなせる本 (アスキームック) (アスキームック) (アスキームック)
遠竹 智寿子,月刊アスキー編集部
アスキー・メディアワークス

このアイテムの詳細を見る


ザ・マインドマップ
トニー・ブザン,バリー・ブザン
ダイヤモンド社

このアイテムの詳細を見る


仕事に役立つマインドマップ―眠っている脳が目覚めるレッスン
トニー・ブザン
ダイヤモンド社

このアイテムの詳細を見る


マインドマップ(R)for kids勉強が楽しくなるノート術
トニー・ブザン
ダイヤモンド社

このアイテムの詳細を見る

コメント ( 2 ) | Trackback (  )

マインドマップ教育フェロー活動 本格的に開始しました!

夏休みも明けて、職場の先生方の学ぶ機運が上がってきたことを感じ、いよいよマインドマップ教育フェローの役目の第一番目である「校内の授業力向上」に着手しました。
「私も授業で使ってみたいので、井上先生のお時間が空いている時にぜひ教えてもらいたいのですが・・・」
という要望が寄せられたことで行動を開始しました。

私から呼びかけるのでは、受講される先生方がどうしても受け身がちになるだろう。それでは本当に使えるようにならないかもしれない。だから校内の機運が自然に整うまでは自分自身の実践を徹底的に進めておくことにしていました。

我ながら、けっこう使いこなせていますので、ありがたいことに「実践の引き出し」には伝えきれないくらいの実践例が収まりました。(単なる自己満足です)


この記事は、きっと私と同じ教育フェローの皆様やインストラクターの皆様も目にすることがあると思いますので、校内に配布した文書内容を下記に掲載しておきます。

*********************

自主研修会のお知らせ
「授業へのマインドマップの活用法」  (講師)井上光広

 8月20日に開催された江東区生活指導主任研修会では、参加した江東区全小中学校の先生がマインドマップについて3時間かけて学び合いました。時代は確実に「学び方を学ぶ」方向に進みつつあると思います。授業で使ってみたいという先生もいらっしゃいますので、私がこれまで先行実践してきた中から少しずつお伝えできればと思っています。
 参加希望は取りませんので、ご都合のつく方はぜひご参加ください。

9月1日(月)17:30~19:00
「全脳思考に関する理論とマインドマップの7つのルール」

9月2日(火)17:30~19:00
マインドマップ実習
「教材分析の仕方(国語編①) 『大造じいさんとガンを』をマインドマップで分析する」


【今後の予定】   ※ご要望があれば開催します。
-----テーマ例-----
「斬新な企画を考える力を伸ばすきっかけ作り・・・ラテラルシンキング(水平思考)」

「五感をフル回転させる指導法」

「子どもへの目標設定のかかせ方~アファメーション(肯定的自己宣言)の利用」

「あらゆる学級を立ち直らせる担任になる方法~マインドマップ+アファメーション」

「教材分析の仕方・学習指導案をマインドマップでかく」

「自分の将来ビジョンを描く」

「グループマインドマップのかき方」

「理想の教育・理想の学校を考える」

「奇跡の走法・ポン・ピュン・ランの小学生への指導法」

「記憶力を倍増させるマインドマップのかかせ方」

「気づきを促すマインドマップ」

「マインドマップ板書法」

「話し合いを活性化させるマインドマップの活用法」

「プレゼンテーションを上達させるマインドマップの使い方」

「会議録の取り方・・・速射マインドマップ」

「人生を成功に導くTEFCAS理論」

********************

う~ん、かなり生意気なテーマだなぁ・・・・・はたしてできるのかなぁ?????(笑)


ところで、日を同じくして、青森県でもムーブメント!
私が仲介した「五所川原市立市浦(しうら)小学校」でマインドマップ研修が行われました。担任の先生から子どもたちが描いたマインドマップを見せてもらいましたが、上手!上手! 拍手!拍手! すばらしいっ!!!
バレーボールの練習を一生懸命している子も多くて、なんだか私が教えに行きたくなっちゃいました!!!



図解! あなたもいままでの10倍速く本が読める
神田 昌典
フォレスト出版

このアイテムの詳細を見る


にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ
コメント ( 2 ) | Trackback (  )

マインドマップ研修会(江東区生活指導主任研修会)

今日は江東区の生活指導主任研修会が江東区教育センターで行われました。

今回、7月3日に私が行った研究授業で講師をしてくださった教育委員会指導主事の先生がこの研修実現のために積極的に動いてくださり、ブザン教育協会理事の内山雅人先生を講師として招いての「マインドマップ研修」が開催されました。

研修でマインドマップを学ぶことが決まったのが夏休みに入ってからだったこともあって、学校現場に研修内容が伝わりきれない状況でした。
参加する先生方の中には「マインドマップなんて聞いたこともない!」「なんでカラーペンを持ってくこなくちゃいけないの?」「えっ?マインドマップの研修をするんだ!」という方も多いという難い雰囲気の中。講師の内山先生も大変だったことでしょう。また、参加された先生方も大変だったことでしょう。
そんな中でもたくさんの先生方の関心を高め、帰りには用意したパンフレットやDVDがすべてなくなるだけのセミナー内容を展開したことに、私としては「さすがだな~!」と感心するばかりでした。



この研修会には江東区の全小中学校の生活指導主任の先生方、そして10年研修の先生方約80名が参加し、また、教育委員会指導室の先生方も参加してくださいました。これだけの先生方に1日にして「マインドマップ」を使うと脳が開発されることや「気づきの力」、「イメージの力」を使うと想像を超える能力が出せることなどを伝えることができたのは画期的なことです。
区内全校にマインドマップを知っている先生が誕生したわけです。大げさですが、これはおそらく日本初の出来事なのではないでしょうか。もしかしたら歴史的な1日?????そうなるようにしたいですね。


トニー・ブザン氏が5月に来日した時にこういうことを言っていました。
「学ぶことをすべて学んでから学び方を学ぶのか?学び方を学んだ後にすべてのことを学んでいくのか?我々は、後者の道を選んで進んでいこう!」

私たち教師は総合的な学習導入以来、「学び方を学ばせるのだ」と言われて10年以上も指導してきました。しかし、はたして本当に「学び方を教えることができた」と自信を持って言うことができるでしょうか?多くの先生方が「どうしたら学び方を学ばせることができるのか」と悩んできたのではないでしょうか?
私自身がそうです。子どもたちに「学び方を学ばせられた」とは決して言えません。

マインドマップと出会い、脳の使い方=メンタルリテラシーを知ったことをきっかけに、子どもたちを「確かな学び方」に導き始めているのかなと少し感じる程度です。



さて、今日の内容を私なりにマインドマップにしました。
3時間という短い時間だったので、マインドマップをかくという実習ができませんでしたが、今回はマインドマップというものがあって、それを使うとこれまでの教育ではできなかったことができるようになるということを感じていただければOKなのかなと思いました。


残念ですが、3時間の内容ではマインドマップを使えるようになるまでのことを伝え切ることはできません。
先生方、マインドマップを授業や生活指導、部活指導で使うために身につけたいという場合は、どうかあらためてセミナーを受けてください。絶対損はしませんよ!


今日の研修会で東京新聞社記者の井上さん、(株)コミュニケーションデザインの福井さんと知り合う。
井上さんは生活部の記者の方。(こちらが記事のひとつ)
福井さんは広報担当の方。(こちらがブログ)
早くも貴重な情報をいただきました。
これからもいろいろと助けていただきま~す!

ペンとノートで発想を広げる“お絵描き”ノート術 マインドマップ(R)が本当に使いこなせる本 (アスキームック) (アスキームック) (アスキームック)
遠竹 智寿子,月刊アスキー編集部
アスキー・メディアワークス

このアイテムの詳細を見る


ザ・マインドマップ
トニー・ブザン,バリー・ブザン
ダイヤモンド社

このアイテムの詳細を見る




ブログランキングにチャレンジ中です。応援のクリックをお願いしま~す!
にほんブログ村 教育ブログへにほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

「月刊アスキー」の記事になります!

ブログランキングにチャレンジ中です。応援のクリックをお願いしま~す!
にほんブログ村 教育ブログへにほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ

宣伝です。

辰巳ジャンプが取り組んでいる「ホールブレインバレーボール」についての記事が、8月24日発売の「月刊アスキー」に載ります。

「マインドマップ」を使ったメンタルトレーニングを中心に紹介してくださいます。

この記事を目にした方、ぜひ1冊、ご購入くださいませ!

(下の書籍は、辰巳ジャンプを取材してくださった遠竹智寿子さんが記事を書かれた、マインドマップについてのムック本です。とても分かりやすくまとめられています。)

ペンとノートで発想を広げる“お絵描き”ノート術 マインドマップ(R)が本当に使いこなせる本 (アスキームック) (アスキームック) (アスキームック)
遠竹 智寿子,月刊アスキー編集部
アスキー・メディアワークス

このアイテムの詳細を見る
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

コンビニにもあった!!!

何気なく入った近所のコンビニでいきなり目に入ってきた「ザ・マインドマップ」の本。

「お~っ!コンビニにまでマインドマップの本が置かれるようになったのか~!」と思わずシャッターを切る。

一緒に置かれている本はビジネス書の中でも売れ筋の本ばかりですから、選りすぐられた書籍コーナーと言って良い。その中に「ザ・マインドマップ」が置かれているということは、これからの数ヶ月間に日本各地に「マインドマップの波」が起こることは間違いないような気がする。

著者のトニー・ブザン氏本人もそう言っていた。


時代は急展開を見せる可能性が出てきた。
その時のために、実力を貯えておこうと思う。

授業のどの場面でどのようにマインドマップを使えば効果的なのかという「引き出し」をできる限り増やしておきたい。

ブログランキングにチャレンジ中です。応援のクリックをお願いしま~す!
にほんブログ村 教育ブログへにほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ
コメント ( 0 ) | Trackback (  )
« 前ページ 次ページ »