BSE&食と感染症 つぶやきブログ

食品安全委員会などの傍聴&企業・学者・メディア他、の観察と危機管理を考えるブログ by Mariko

羊の炎症乳腺に異常プリオン ”牛の炎症部位”は大丈夫?

2005年11月11日 23時32分55秒 | アメリカ牛は安全か?
■羊の炎症乳腺に異常プリオン ”牛の炎症部位”は大丈夫?

私がいつも勉強させていただいている農業情報研究所さんのサイトに、日本で全然報道されないネイチャー論文(11月4日)の新情報があります。

スクレイピーの羊の炎症をもつ乳腺に異常プリオン
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05110401.htm
研究者は100万頭以上の羊がいるサルジニア島に渡り、遺伝的にスクレイピーに罹りやすい261頭の羊を分析した。そのうち7頭はスクレイピーに罹っており、4頭は乳腺に炎症をもっていた。これら4頭のすべての乳腺に異常プリオン蛋白質が発見され、他の羊では発見されなかった。ネイチャー・ニュースは、これは感染動物の乳に異常プリオン蛋白質が存在する可能性を示唆すると言う。
 もしも乳中に異常プリオン蛋白質が存在するとすれば、異常プリオン蛋白質に汚染された牛肉だけでなく、汚染牛乳の消費により人間がBSEの人間版である変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)になるのではないかという懸念が生じる。Cashman氏は、「これは深刻な問題を提起する」と言う。
 同じ研究グループは、今年初め、炎症を起こしたマウスの膵臓、肝臓、腎臓に異常プリオン蛋白質を発見している(炎症で特定危険部位以外臓器に異常プリオンが蓄積ーBSE対策見直しを迫る新研究)。さらに、先月、腎臓に炎症のあるマウスの尿にも異常プリオン蛋白質が含まれる研究を発表している(ウクライナでBSE確認の情報)。これらのことが、今回の研究を促したという。
(抜粋、全文をどうぞ)

■成長ホルモンrBSTを使用すると乳腺炎にかかる率が25%増加?

ここで私が気になるのは、米国の牛は、EUや日本など各地で禁止している成長ホルモンrBSTなどを牛に使用している場合があるという現実です。ホットワイヤードの記事によると、それを行うと、乳腺炎罹患率が25%もUPするとのことです。

牛乳の「人工ホルモン不使用」表示は不当か(上) 
2003年9月16日 Hotwired Japanの記事から抜粋
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20030918205.html
 米農務省(USDA)は、米国の酪農家の約17%がrBSTを使用し、投与されている乳牛は全体の32%にあたると発表した(PDFファイル)。その大半が、乳牛を数千頭単位で飼っている大規模農家だという。 ポジラックは、牛が乳を分泌するときに出す成長ホルモンから分離した遺伝子で作られている。この遺伝子を大腸菌に注入し、容器内で急速に培養する。これを牛に注射すると、牛が毎日出す乳の量が増えるだけでなく、乳を出す期間も長くなる。農家によると、乳を出す期間が延びるのは平均30日ほどだが、もっと長くなる場合もあるという。1155日間も乳を出しつづけた例もある。ポジラックを投与された牛の大半は、投与されなかった牛よりも約25%乳量が増えている。(略)
 小規模農場がrBSTを使わないのは、時間とコストがかかるという理由のほかに、ホルモンが牛に及ぼす副作用を嫌っているからだ。カナダ保健省が1999年に出した報告書は、rBSTを投与した牛は乳腺炎にかかる率が最大25%増加し、それによって牛の体細胞、すなわち膿が牛乳に混じる確率も高くなることを示している。
注:体細胞と膿は異なるという指摘がありました。詳細はコメント欄ご参照。
 この調査はまた、rBSTにより牛の不妊症が18%、四肢の運動障害が最大50%増加すると報告している。このデータに基づき、カナダ当局はrBSTを認可しなかった。
 欧州連合(EU)15ヵ国、オーストラリア、ニュージーランド、ノルウェーも同じ理由でrBSTを認めていない。認可しているのはブラジル、南アフリカ、パキスタン、米国など19ヵ国だ。
(抜粋 全文をどうぞ)

成長ホルモンを与えることで急激に成長が促進されますので、それに見合う蛋白質と脂肪を牛に与えなければなりません。肉骨粉が3割も入っていると見積もられる鶏糞を牛に与えるのもそういった理由なのでしょうか?


■乳房炎追記:牛の飼育環境が影響

情報をいただきました。。

>乳房炎のことですが、ピーター・ローベンハイムの「私の牛がハンバーガーになるまで」(日本教文社)には次のように書かれています。ホルモンだけの問題ではなさそうです。

「酪農牛が置かれている今日の生活環境を考え合わせれば、乳房炎は当然なるべくしてなっている病気と言っていいだろう。酪農家養成講座に参加した時、獣医師はこう説明した。”自然界で暮らす牛はめったに乳房炎にはかかりません。牛は本来食餌の場所と排便の場所が異なるため、乾いた地面の草を食べているからです。乳房炎にかかりやすい状況を作っているのは人為的な生活環境、牛舎へのつめ込みや排便の仕方なのです”。・・・”抗生物質を繰り返し投与しても効き目が現れない慢性乳房炎であれば、牛を早急に処分することが肝心です”と言っていた」。

これは日本の話ですが、畜産のひずみが垣間見れるレポートがありますので、ご覧ください。いろいろ考えさせられます。。
2001年11月26日 北海道でフリーの記者をなさっておられる滝川康治様のレポート
http://www.geocities.jp/forelle2003/index_html/opinion.html
「高泌乳こそレベルの高い酪農」・・・米国は、今もこれを続けているということでしょうか。

成長ホルモンの問題については笹山登生さんがブログにまとめてくださっておりますのでご紹介させていただきます。

■「日本の消費者のアメリカ牛肉ボイコット運動は、ホルモン入り牛肉のボイコットにまで拡大するであろう。」との論評

必見
■「日本の消費者のアメリカ牛肉ボイコット運動は、ホルモン入り牛肉のボイコットにまで拡大するであろう。」との論評
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=495
11月13日追記:笹山登生さんからさらなる情報を頂戴しました。コメント欄に追記をさせていただきますのでコメント欄をごらんください。また別の日にこの問題を取り上げようと思います。

昨年4月にはこんなニュースも。
Growth hormones in veal spark debate
http://www.usatoday.com/money/industries/food/2004-04-01-veal_x.htm
up to 90% of U.S. veal calves are being fed synthetic testosterone illegally
米国の食肉用子牛の90%が違法に合成テストステロンを与えられている
veal industry officials said that calves have been fed growth hormones for decades
肉牛の業者によると、子牛への成長ホルモン投与は何十年もやっている

========
炎症部位とプリオンについて専門家の話(新聞記事から)

異常プリオン、腎臓や肝臓にも蓄積 マウス実験で判明
(asahi.com)2005年1月21日
どの炎症マウスでも、通常の感染で脳に現れるより数十日程度早い60~100日で、炎症のある臓器で異常プリオンの増殖が確認された。慢性炎症のないマウスでは見られなかった。(朝日記事より抜粋)
国立精神・神経センター神経研究所の金子清俊・疾病研究第7部長の話 
「動物の臓器の慢性炎症は目で確認できないだけに気になる」

慢性炎症を持つマウスの臓器に、異常プリオン蓄積--欧米研究チームが実験
毎日新聞 2005年1月21日 東京朝刊
プリオン病に詳しい国立精神・神経センター神経研究所の金子清俊・疾病研究第7部長の話 
「牛などの家畜で慢性炎症があると、脳で検査できる前に、病原体が広がってしまう可能性があることを示唆している。」
========

ちなみに、炎症部位からプリオンの話は食品安全委員会の答申に一切考慮されてません。こんな↓報道があってもです。予防の原則ってどこにいってしまったんでしょう?

■膿瘍を食肉に付着させたまま出荷?!(ガイアの夜明け)
8月16日放送 第174回
日経スペシャル「ガイアの夜明け」アメリカ牛肉は大丈夫か
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview050816.html
閲覧者のまとめが↓にUPされてますけれど、私も見ましたけど
牛の緑色のぶつぶつの膿瘍(病変)を、肉に付着させたままそのまま出荷してるとか、やってましたね。再放送希望。

膿瘍とは? のう‐よう〔‐ヤウ〕【×膿×瘍】
化膿性の炎症において、組織が局部的に融解し、膿(うみ)がたまった状態。皮膚・肺・腎臓・肝臓・脳によく発生する。
(大辞泉)

http://nyoze.seesaa.net/article/8294815.html
 報道を見た方のまとめ↑
【緑色の変な豆状の塊がいくつもくっついている】

ガイアの夜明けが、「アメリカ牛肉は大丈夫か」というタイトルで、
アメリカの食肉加工工場の実態について報じていた。昨年、来日して、
日本政府や消費者に【米国牛肉加工現場のひどい実態と危険性】を訴えた
大手食肉加工企業タ(略)社の労組委員長(元)も出演していた。
ちなみにこの番組の取材時には彼は、同社を辞めていたようだったが、
その理由については番組では触れていなかった。
彼は以前、【加工工場の内部の非衛生的な実態】を告発するためのビデオを撮影し、
米メディアにも公開していたのだが、番組ではそれも流されていた。

そのなかで、解体した牛の肉に【緑色の変な豆状の塊がいくつもくっついている】のが映っていたのだが、
日本の獣医学の専門家に見てもらった結果、それは、牛の身体に細菌が入り込んでできた膿瘍だということが分かった。
日本では、こういうのが見つかった牛は、当然食肉にはせず(この部分は?)廃棄するのだそうだが、
タ(略)社では【そのまま食肉として出荷している】のだという。

さらに今も同社に勤める社員によれば、月例判別や危険部位除去などBSE対策については、
【講習すら行われていない】のだという。仕方ないので、現場の作業員同士で自主的に勉強しているのだそうだ。


なお、余談?ですが、10月31日のプリオン専門調査会で配布された答申案に、牛の「口蓋扁桃」から感染性のあるプリオンが検出されたという情報が載っていました。これは新しいSRMということでいいのでしょうか?舌扁桃はSRMにあがっていましたけれども。

58 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yutakami)
2006-08-26 21:47:18
こんばんは。TBをさせてくださいませ。
返信する
TBありがとうございました (単細胞生物)
2006-02-03 23:52:54
 お礼が遅れてしまいましたが、書き込みに参上しました。

 異常プリオンであるたんぱく質が、人体にどのような影響を及ぼすのか詳細に判明するまでには、まだまだ時間がかかると思います。

 とりあえず、米国産牛肉の輸入再開後、不祥事発見で停止になったので、安心はできませんがやれやれですね。
返信する
回答 (Mariko)
2005-11-24 07:02:40
その1 遠距離での交雑について



交雑については下記研究があります。

ゴルフ場用GMグラスの花粉が21kmも先の野生種と交雑ー米国環境保護庁の研究

http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/news/04092201.htm



その2 安全性について

ある方の書かれた文章の引用ですが

「毎日GM食品を食べているが健康問題は起きていないのが安全の「科学的」証拠などというおよそ非科学的で「政治経済学的」な主張(GM食品が引き起こす健康問題が追究されたことなどないし、どんな問題があるかも特定できない現状で、この追究はしようにも不可能」

これに同意で、私は「不明」と回答します。

BSEと同じで短期的影響と長期的影響も違いますし、「問題がない」と「調査されてない」とは異なりますので。



下記のような問題もありましたので、今後も推移を見る必要があると考えています。



モンサントのGMトウモロコシ・MON 863、健康悪影響を示唆する秘密研究が露見http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/news/05052602.htm

害虫抵抗性GMエンドウがマウスにアレルギー反応ーオーストラリア研究機関が発見

http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/news/05101201.htm



現実的に消費者は一般的に口にせざるを得ない事態が続いていて、完全に拒否することは不可能です。原因不明の、全般的に増加している新しい免疫系などの疾患と関連は一切ないのか、という点は私が気になって注目している点です。今後も推移を見守りたいと思っています。



以上です。

今後、GMOの話については、皆様の仰るとおり、Unknownさんのサイトを作成されそこで主張していただきたくお願いします。
返信する
Unknown (Unknown)
2005-11-24 02:10:35
>通りすがりに代わりに答えてみますが、この花粉が交雑したら問題だろうが。



いろんな意味で答えになってない。

今訊いているものはそれとは違って流通前にそんな反応は示していなかったはず。

既に流通している物を調べたら交雑していたわけで、恐らくはその「交雑したもの」を既に多くの人が食べてるはず。

その上で「何が『起きた』んだ?」と訊いている。

こう書けば判るように、Chinoさんがしたのは話を摩り替えて誤魔化そうとしたことだけ。



>BSEの情報を求めて来てるのに、組み換えの話はやめてほしい。



houさんへ。文句なら

>また情報ではなく議論になってしまうとご迷惑がかかりますので、なにかございましたらこちらへ。

こう書いてここに引っ張ってきた人にどうぞ。
返信する
Unknown (hou)
2005-11-23 20:05:40
BSEの情報を求めて来てるのに、組み換えの話はやめてほしい。Unknown、自分のGMOサイトを持てよ。うざい。独り言がしたければそこでやれ。
返信する
Unknown (hou)
2005-11-23 19:36:23
Unknownの言ってることが理解不能。

日本語になってなくないか?
返信する
絡み屋 (Chino)
2005-11-23 19:32:49
続けて読んでますが、因縁つけられているとしか思えませんね。相手にすると終息しないので、放置されることをお勧めします。

「安全性」の話など、Uknownが話の流れで自分から言い出して因縁つけているだけでしょう。



通りすがりに代わりに答えてみますが、この花粉が交雑したら問題だろうが。



害虫抵抗性GMエンドウがマウスにアレルギー反応ーオーストラリア研究機関が発見

http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/news/05112201.htm
返信する
ちょっと訂正 (Unknown)
2005-11-23 18:50:11
>竜巻や台風で飛ばされた花粉がたまたま飛んでいった先の植物を受粉させて、

>害虫抵抗性の花粉をたくさんばら撒くようになる?

>それこそ

>「そんなことを示した論文をお教えください」

>ってなもんだ。



については



>竜巻や台風で飛ばされた花粉がたまたま飛んでいった先の植物を受粉させて、

>害虫抵抗性の花粉を「たくさんばら撒いた?」

>それこそ

>「そんなことを示した論文をお教えください」

>ってなもんだ。



に訂正します。

先の書き方だと「将来そうなる可能性」とかの話になりそうなので。

とりあえずは「現実にあったのかどうか」を確認したかったので後者でお願いします。
返信する
Unknown (Unknown)
2005-11-23 18:40:16
>> 「それで一体どんな『安全性に関しての』問題が起きたんだ?」と思った。



>GMO は安全性だけの問題ではなく、さまざまな背景がある



そうそう、忘れていた。

「様々な背景」があるからこそ一つ一つ確認しなければならないわけだが、



>「それで一体どんな『安全性に関しての』問題が起きたんだ?」



に対しての「あなたの」答えは?



回答例 1

この件に関しては安全性に○○という問題が起きたようだ(情報源は△△)



回答例 2

この件に関して安全性に関して問題が起きたなんて話は聞いたことがない



(無視するなら「無視する」と明らかにしてください。「来るかもしれない」と答えを待つのは辛いので)
返信する
某掲示板からの続き (Unknown)
2005-11-23 18:25:46
------------- ここから -----------------

> とあり、(一応は)異なる気象条件での花粉量の測定をしている。

http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/pdf/JASI/65-0388.pdf

私のイメージしたのは、竜巻とかハリケーン、台風など、最近の異常気象などのこともありますが、



> 「それで一体どんな『安全性に関しての』問題が起きたんだ?」と思った。



GMO は安全性だけの問題ではなく、さまざまな背景があることを指摘している[2320]などを、もう一度、読み返していただきたいのですが、非GMOを求めて、わざわざ国産のものなどをプレミアム価格で求める客に、GMOが交雑したものを販売したら、それは意図しない偽装ということになってしまいますね。農家にとっては大問題です。



また情報ではなく議論になってしまうとご迷惑がかかりますので、なにかございましたらこちらへ。。http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/4ac06c179942ecb2e8e7de5314db13b0



エンドウのほうですがより詳細な記事がありました。



害虫抵抗性GMエンドウがマウスにアレルギー反応ーオーストラリア研究機関が発見

http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/news/05112201.htm

------------- ここまで -----------------



さて

>私のイメージしたのは、竜巻とかハリケーン、台風など、最近の異常気象など



あのさ、この件についての問題は

「害虫抵抗性の遺伝子組換えをした植物の花粉が、畑の外で害虫以外の虫にダメージを与えるくらいの量(密度)になるか?」



だって分かってる?

ただ単に外に出ればいいってもんじゃない。

竜巻や台風で飛ばされたせいで花粉が畑の外のどこか一箇所に集まる?

それこそ机上の空論じゃねーの?

竜巻や台風で飛ばされた花粉がたまたま飛んでいった先の植物を受粉させて、

害虫抵抗性の花粉をたくさんばら撒くようになる?

それこそ

「そんなことを示した論文をお教えください」

ってなもんだ。



>非GMOを求めて、わざわざ国産のものなどをプレミアム価格で求める客に、GMOが交雑したものを販売したら、それは意図しない偽装ということになってしまいますね。



例えば有機に関しては



http://lumiere.sheena.to/~elica/axis/usa.html#002



>それまでアメリカや世界中で「有機」として受け入れられてきたものとは程遠く、特に、遺伝子操作、放射線照射、下水汚泥の使用を容認していることについて、有機農業運動団体や環境保護団体、消費者団体を中心に大きな反対運動が起こりました。



とあるように、遺伝子組換え品が混じったときに「有機」のブランド名を使えなくしたのは、

有機農業運動団体も含めた人たちのせいで、いわば自分で自分の首をしめたに過ぎません。



それに、

「GMOでないものも遺伝子をばら撒いている」

と何度も書いている通り、もし「本当に」ブランドで売りたいなら毎回遺伝子の検査をして、

「他の『GMOでないもの』の遺伝子が混じっていない」

という証明をつけない限り



>それは意図しない偽装ということになってしまいますね。



ま、あくまで「本当に」ブランドで売りたいならだけどね。
返信する
お気の毒 (傍観者)
2005-11-21 16:55:29
物事の本質が見えない、

主張が不明な人と付き合うのは大変ですね。

主張があるのであれば、

それこそ自分のblogでも作成してから、

書き込めばいいと思います。

自分では何も行動せずに、

ケチだけつけることは簡単なことですし、

行動を起こされている方が、

それに付き合うのもエネルギーの無駄ですから、

放置されているのが一番と思いますよ。

返信する
Unknown (Unknown)
2005-11-21 15:33:31
>(よーく考えてくださいね。あなたも私の書いていることをぜんぜん読んでいるとは思えませんよ。



さてどこだろう?

もともと

>>つうかさ、それはあくまでこのblogなりこの記事のことであって、この記事のコメント欄に

>>「<食べ物に限定した>コメントが出た」

>>ことに対し、

>>「<食べ物に限定した>コメントをつけた」

>>だけ



つまり、(Marikoさん自身が書いた)横レスに横レスをつけただけだから、

その「本道(この場合横レス)」から外れないように

それ以外の部分にはなるべく関わらないようにしたつもりだが。



>私はUnknownさんに一日付き合って、やるべきことをするのをすっかり忘れてしまったので(^^;この辺でかみ合わない討論は終了にさせていただきたく考えておりますが、



こちらも、いつまでも無限に付き合うというわけにもいかないので、



>お教えください。



とかなければ終了ということで。



前にも同じようなことがあったわけだけれど、

「本道」の話(だけ)したいのであれば相手の「本道」を早めに・『正しく』見極めた方がいい。

(相手の主張を正しく理解するのはMarikoさんには酷かもしれないが)

その上で「本道」が違うのであれば

「あなたの主張はここの趣旨とは相容れないので相手をしない・削除します」

とかすればいい。
返信する
Unknown (Unknown)
2005-11-21 15:17:16
>だから、GMOでないもので情報操作されているものがあったらぜひ教えてくださいとさっきから申し上げてるんですね。



だから



>GMOにもGMOでないものにも共通に存在することに対して、

>GMOについてのみことさら取り上げてGMOでないものの情報を伝えないのは

>立派な情報操作でしょ?



例えば「遺伝子汚染」。

「遺伝子をばら撒くこと自体」が悪いことのようによく言われているが、

GMOでないものだって遺伝子をばら撒いている。
返信する
それと、 (Mariko)
2005-11-21 15:00:35
ここは国語の教室ではありません。

Unknownさんはご自身のブログや掲示板を作成して、ぜひご自身が問題点と思える点を主張続けていただければと存じます。

私はUnknownさんに一日付き合って、やるべきことをするのをすっかり忘れてしまったので(^^;この辺でかみ合わない討論は終了にさせていただきたく考えておりますが、



(よーく考えてくださいね。あなたも私の書いていることをぜんぜん読んでいるとは思えませんよ。私も常々、わがふりを見直そうとは思いますが)



問題提起のご自身のページの作成、楽しみにしております(^^ がんばってくださいね。
返信する
Unknownさんへ (Mariko)
2005-11-21 14:55:14
GMOじゃないから安全でないとはいえないということはずっと書いてきたんですが、なぜご理解いただけませんでしょうか?



でははっきり答えましょう。天然ものなどにも、当然、安全でないものは多数あります。ずっと掲示板で書いてきたように、例に挙げてきた、コンフリーは天然もの、無機水銀は鉱山から出ますが、バクテリアによって有機になりますしこれも天然もの、鉛も鉱物で天然もの、「○○○という化粧品は天然だから安全です」というのは具の骨頂。こんなのは常識じゃないでしょうか?



よく読んでいただければわかると思うのですが。

そして私はそれら問題も機会があれば指摘しているんですが。



BSEについても情報操作などの問題は指摘しておりますが。



だから、GMOでないもので情報操作されているものがあったらぜひ教えてくださいとさっきから申し上げてるんですね。クジラと水銀、米とカドミウムなどがいい例でしょうが、そういうことを言いたいのかな?
返信する
Unknown (Unknown)
2005-11-21 14:54:04
>ここのブログのテーマはBSEや院内感染にありますので、話を曲げているわけじゃないですよ。本道に戻そうとしているわけです。



だから



>つうかさ、それはあくまでこのblogなりこの記事のことであって、この記事のコメント欄に

>「<食べ物に限定した>コメントが出た」

>ことに対し、

>「<食べ物に限定した>コメントをつけた」

>だけ



なのに、自分から

「<食べ物に限定した>コメントに入ってきた」

(ここしばらくの話題を自分から食べ物に限定した)

のに、都合が悪くなったら「本道に戻す」。



単なる(Marikoさん自身が書いた)横レスに横レスがついただけなんだから、



>お教えください。



なんて言葉をつけて深みにはまる前に本道に戻しておけばよかったのに。
返信する
Unknown (Unknown)
2005-11-21 14:30:35
>膿=白血球(体細胞)と血清、組織の崩壊物、死んだ細菌



自分で書いててまだ理解できない?

白血球(体細胞)だけでは膿とはいわないって自分で書いてるジャン



それと、

<『膿』に『体細胞』が混じることがあるかもしれない、ということとは全く無関係に>

とちゃんと書いてあるでしょ?

やっぱり人の文章をよく読んでないようで。



「あのときのBSEに関心を寄せるフリーターwさんは単に

「膿」とは「体細胞」だけからできているととれるような、

いわば「書き方」に対して

「それは違う」

と書いたに過ぎない、

それをMarikoさんは正しく理解できていなかったようだ、

じゃあ僕の書いたことも、自分が書いたことも自分が引っ張ってきた情報も正しく理解できているんだろうか?」

ってこと。
返信する
某掲示板からの続き (Unknown)
2005-11-21 14:17:12
--------------- ここまで -------------

[2326] Re:[2325] [2324] [2323] [2322] 通りすがりさんへ 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/11/21(Mon) 13:53



> じゃあ「GMOでないものに信用できる(安全だという)情報はあるの?」



だから、GMOだろうが非GMOだろうが、”完全に安全と言い切れる食品は世の中に存在しない”ので、問題の判明した部分から自身の納得のいくように Checkして、しかもそこにはいろいろ情報操作とか癒着の構造とか、胡散臭く興味深い事態もあるので、そういう匂いも嗅ぎ取りましょうね、その他、昔の人の知恵にあるように「ひとつのものに偏ることなく多種のものを食べましょうね」というのが生活の知恵ですね、と先ほどから申し上げているわけですが。

つづきはこちらのコメント欄(一番下)でどうぞ。情報でない問答が続くとご迷惑になるので、この掲示板ではこれ以上私はこの問題について書き込みません。

http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/4ac06c179942ecb2e8e7de5314db13b0

--------------- ここまで -------------

だから

「GMOでないものに信用できる(安全だという)情報はあるの?」

というのが問いなんだから

「ある」「なし」

で答えればすむ話ジャン。

「GMOでないものに信用できる(安全だという)情報はないけど安全だと信じている」

ならそれでいいじゃん(宗教として)。



>しかもそこにはいろいろ情報操作とか



GMOにもGMOでないものにも共通に存在することに対して、

GMOについてのみことさら取り上げてGMOでないものの情報を伝えないのは

立派な情報操作でしょ?
返信する
私が頭が悪いので理解できないのか (Mariko)
2005-11-21 14:15:16
膿=白血球(体細胞)と血清、組織の崩壊物、死んだ細菌



であって厳密にいえば膿の中に体細胞が入っているから、文脈から考えたら私自身はとくにおかしいとは思ってません。



文脈からいえばここでの論点はプリオンが含まれると考えられてもいる白血球などがミルクに入る可能性があるということが重要なわけですから、話を曲げているとは私は考えてませんが。



ここのブログのテーマはBSEや院内感染にありますので、話を曲げているわけじゃないですよ。本道に戻そうとしているわけです。



もしよろしければUnkownさんが問題と思われる数々の食や公衆衛生の問題をブログで作成してTBしていただければ幸いです。そっちのほうが皆にわかりやすいでしょうし、多くの方に見てもらえると思いますよ。
返信する
Unknown (Unknown)
2005-11-21 13:21:09
>厳密にいえば (Mariko)

(以下略)

>というか、 (Mariko)

(以下略)



BSEに関心を寄せるフリーターwさんとのやり取りを持ってきた理由をちゃんと書いてありませんでしたね。

すみません。



要は、Marikoさんは

1)書いた人の文意(例示したもので言えば「元の文には間違いがある」ということ)を理解できていない人なんじゃないか?ということと、



2)理解できないから?自分に都合のいい方に?

>話を曲げようとしている



人なんじゃないか?という点のこと

(ついでに、自分で辞書まで持って来ながらまだ理解できていなかった人なんじゃないか?ということ)



先に書いたように、

1)「調査を続けること」に対して何も書いておらず、

「調査を止めろってことですよね?」

と人の文意を理解できていなかったり、

2)あの部分に関しては<食べ物に限定した>コメントをつけただったのに、

<最初のコメントも特に質問を投げかけたわけでないのに、自分からその話題に入ってきながら>

最後には院内感染とかの別方向へ曲げようとしたり。



ね?
返信する
というか、 (Mariko)
2005-11-21 12:52:46
あのホットワイヤードの文章を書いた方が何を意図して書いたのか、膿がミルクに混ざっていることをメインに指摘したかったのか、そのあたりがわかりませんでしたので、別にこだわらなかったわけですが、そこまで仰るなら、本文中に、補足としてコメント欄参照という注意書きを入れることにしますね。
返信する
厳密にいえば (Mariko)
2005-11-21 12:49:39
あのー。。。



膿の中には「体細胞の死骸」が含まれていること、ご存じですか?



逆に言えば、ミルクの中に膿が混じることは絶対ないんですかね?



絶対ないというのであれば、補足として本文の中に指摘させていただきますが、なにせホットワイアードの文章の原文は英語ですから、米国の多々問題がある酪農の現場ではそのあたりの管理がどうなってるのか、不明なので、特に指摘はしなかったわけですが。
返信する
Unknown (Unknown)
2005-11-21 12:38:36
>とりあえず、Unknownさんも私がBSE問題だけではなく、院内感染対策への問題提起も含めてしていることも理解されたということでよろしいでしょうか?



つうかさ、それはあくまでこのblogなりこの記事のことであって、この記事のコメント欄に

「<食べ物に限定した>コメントが出た」

ことに対し、

「<食べ物に限定した>コメントをつけた」

だけで、最後のは僕の書き込みに対して

「Unknownの主張は調査を止めろというものだ」

と誤解したから

「そうじゃないよ」

ということを示すために少し付き合っただけ。



この人、BSEに関心を寄せるフリーターwさんの、



「『牛の体細胞、すなわち膿』という書き込みは、

『体細胞』と『膿』が同じものという意味で書かれていると普通は理解するけれど、

<『膿』に『体細胞』が混じることがあるかもしれない、ということとは全く無関係に>

『体細胞』と『膿』は同じものではないので、

『牛の体細胞、すなわち膿』という書き方は間違ったものだ」



という風に書いてあることを、



>体細胞のほか、炎症を起こしているので、体細胞の死骸や細菌の死骸も含む膿も混じるということはないのでしょうか。



と書いて、どうやら



<「膿」に「体細胞」が混じるか混じらないか>



とか言う風に話を曲げようとしているし、大辞泉から自分で引っ張っておきながら



>「すなわち」ではなく「のほか」であるべきなんでしょうか。



というように「体細胞」と「膿」は同じものではないことも理解できていないんじゃないか?

なんて疑わせることも書いてるし。



「元の文には間違いがある」というのがBSEに関心を寄せるフリーターwさんのあのときの書き込みなんだから、

「人は時々間違える」

としておけばいいのに。

(よっぽど「元の文(を書いた人)が間違いがあって欲しくない」のだろうか?)
返信する
それでは (Mariko)
2005-11-21 11:58:57
とりあえず、Unknownさんも私がBSE問題だけではなく、院内感染対策への問題提起も含めてしていることも理解されたということでよろしいでしょうか?



とくに歯科の感染対策はプリオン病以前の問題で、審議会でも話題になっているくらいですから。

http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/7258e2b1bb9c44d331a0a62b2616a83f
返信する
Unknown (Unknown)
2005-11-21 10:56:56
とりあえず



「調査を止めろなんて主張がMarikoさんの方の誤解だった」



ことは理解できたようだね。
返信する
不毛 (Mariko)
2005-11-21 10:41:33
薬害HIVって医者の未必の故意から始まりましたよね。C型肝炎も輸血だけの問題ではなく必要のない部分でのフェブリノゲンの濫用によって感染された問題もあるわけですが。私はBSE問題を通して、意識の甘い、院内感染対策問題を指摘しているつもりなんですが。Unknownさん、どうぞ下記をお読みくださいね。

リスクとベネフィットを勘案することはたいへん大事なことですが、不必要なリスクを知らない間に負わされることもあるんですよ。



「アルブミン」は、かつて世界の消費量の3分の1を日本が使っていた。



朝日新聞2005年7月17日社説から



>血漿(けっしょう)に含まれるたんぱく質「アルブミン」は、かつて世界の消費量の3分の1を日本が使っていた。本来はやけど治療などに使われるのに、栄養剤としても使われてきたからだ。 使うほど病院などの収入が

>増えることから、必要以上に消費する傾向も指摘されている。

http://www.google.com/search?hl=ja&q=%E3%80%8C%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%80%8D%E3%81%AF%E3%80%81%E3%81%8B%E3%81%A4%E3%81%A6%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E6%B6%88%E8%B2%BB%E9%87%8F%E3%81%AE%EF%BC%93%E5%88%86%E3%81%AE%EF%BC%91%E3%82%92&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=

http://www.asahi.com/paper/editorial20050717.html

全文保存されている方のブログ↓

http://bigmasa.jugem.jp/?eid=316



返信する
Unknown (Unknown)
2005-11-21 09:39:49
>Unkownさんの仰っていることは、その調査研究を放棄しろということですよね。つまるところ。血液で感染する可能性など、Unkownさん曰く、なきに等しいから調査をやめろ、と。突き詰めれば、スクリーニングの研究など無駄だからやめろと。私にはそうにしか聞こえないんですが。



「調査をやめろ」なんて言葉が僕の書き込みのどこにあるの?

「可能性の低いことをことさら取り上げて<大騒ぎする>のは『公衆衛生上』問題ないの?」

とは思うけれど。



例えば輸血は昔はギャンブルだったが、

<「調査の結果」血液型というものが判明した結果>

輸血による死亡は減ったわけでしょ?

「『調査の結果』輸血などとプリオン病の発病条件の関係がわかれば

プリオン汚染に関係なく(一定の手順を守れば)安心して輸血できるかも知れない」

なんてこともあるかもしれないんだから、

「調査を続けること」を否定した書き込みは無かったはずだけれど?



でも、その可能性に目をつぶって頑なに

「危険かもしれない」

なんてことを<大騒ぎし続けて>、例えば血液の供給が滞れば、

「プリオン汚染を放置したせいで血液の供給が滞った」のとかわりないんじゃない?



<大騒ぎし続けた>ことは「プリオン汚染を放置した」ことに匹敵するくらい

「公衆衛生上の問題」ってことにならないの?
返信する
リスク比較論について (Mariko)
2005-11-21 08:24:22
>ポイントはそこじゃないでしょ?

Unkownさん、このサイトでポイントはそこじゃないんですよ。リスク比較論がお好きなら他所でやっていただけませんか?付き合っている時間に新情報UPが遅れますのでね。それと放射線のことなら、放射線問題を追求くださってお詳しい方々と直接討論いただき、その結果を私にお教えいただけませんか?私も勉強したいので。よろしくお願いいたします。



安全性については、世にあるもの一斉に取り掛かれるものではなくて、時事で話題になっていること、問題の大ききことから取り組むしかないんですよ。そこでここではBSE問題を扱っています。私はこの問題にいろいろ過去にもかかわってきましたので、そのついでです。



スギヒラタケはね、ご存じないかも知れませんけど、変異や他茸の共生による毒性保有の可能性がようやく判明してきたわけですよ。

コウジ酸だってそのサプリのほうは禁止されたんじゃなかったでしたっけ?

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/03/h0307-2.html

ここでのポイントなんですが、スギヒラタケやコウジ酸が悪かろうからといってBSE問題を放置していいという問題にはならないわけです。



スギヒラタケやコウジ酸が問題ではないかという話も、アクリルアミドもトランス脂肪も全部研究を続けてきた人間がいるからその毒性が判明してきたわけですよ。



Unkownさんの仰っていることは、その調査研究を放棄しろということですよね。つまるところ。血液で感染する可能性など、Unkownさん曰く、なきに等しいから調査をやめろ、と。突き詰めれば、スクリーニングの研究など無駄だからやめろと。私にはそうにしか聞こえないんですが。
返信する
Unknown (Unknown)
2005-11-21 07:43:44
>私も、ガンマ線を直接当ててフリーラジカルができた

>食材と、品種改良をしてそれを何代も育ててみたもの

>があるならば、その違いを知りたいので、ご存じでし

>たらお教えください。



ポイントはそこじゃないでしょ?



>> 一般の品種はどのような方法でつくられたものであっても、安全

>>性の審査などはありません。



「何代育てようが『安全が確かめられていない』」

ってところは問題なんじゃないの?

「安全が確かめられてない」物でもいいの?



>なるべくでしたら何世代、何十世代も経てある意味人

>体実験の洗礼を受けたものを食べたいなぁと思ってい

>ます。



「スギヒラタケ」がいつから食べられているのか調べてみたけれど「以前から」としか判らなかったので、

とりあえず「何世代、何十世代も経」たものなんじゃないかな? であれば

「死人が出ても『何世代、何十世代も経てある意味人体実験の洗礼を受けたもの』」

がいいの?



「コウジ酸」は味噌や醤油に使われる麹菌が作る物質

(だから伝統的な方法で作られた味噌や醤油に含まれると推定されるけれど、

はっきりと「含まれる」と記載されたものは見つけられませんでした。

でも「羊の乳からプリオンは見つからなかったけれど、

炎症部位にプリオンがあるなら乳にもあるはずだ」

なんて考えが受け入れられるんだから、

「はっきりとした記載はないけれど『何世代、何十世代も経てある意味人体実験の洗礼を受けた』伝統的な方法で作られた味噌や醤油にコウジ酸は含まれるはずだ」

と考えるのでしょう?)

で、

「コウジ酸の肝臓における発がんメカニズムは明らかでないものの、遺伝毒性による可能性が否定できず、また、動物実験において発がん性が示唆されている。」

なんだけど、

「『遺伝毒性による可能性が否定できず、また、動物実験において発がん性が示唆されている』コウジ酸を含む(可能性がある)『何世代、何十世代も経てある意味人体実験の洗礼を受けた』伝統的な味噌や醤油」

を食べたいの?



あと

http://members.at.infoseek.co.jp/gregarina/K2F.html

なんかも参照すれば判るけど、「何世代、何十世代も経てある意味人体実験の洗礼を受けた」はずのいろんな作物に天然の発がん物質が含まれているみたいだけれど、

「発がん物質が含まれてい」ても「何世代、何十世代も経てある意味人体実験の洗礼を受けた」ものでいいの?
返信する
Unkownさんへ (Mariko)
2005-11-21 00:04:47
ご意見ありがとうございます。

私も、ガンマ線を直接当ててフリーラジカルができた

食材と、品種改良をしてそれを何代も育ててみたもの

があるならば、その違いを知りたいので、ご存じでし

たらお教えください。



さて、品種改良のためのガンマ線やイオン照射の安全

性はどうなんでしょうね?それ自体を知っている消費

者は少ないでしょうし、私もあまりよく勉強しており

ません。



ただあまり目新しいものは、すぐ飛びつかないように

はしていますね。



なるべくでしたら何世代、何十世代も経てある意味人

体実験の洗礼を受けたものを食べたいなぁと思ってい

ます。でも、世の中はそうそう、そうは行きませんの

で、比率の問題ですけどね。



また、別の問題として、明らかに利害関係、癒着、悪

い話を多くきく企業のものと、そうでない企業のもの

と、という選択肢も消費者にはあると思いますが。



日本のジャガイモの放射線についてはフリーラジカル

が云々という問題のほか、消費者のための照射ではな

く、生産、流通側のための照射という目的があります

し、それら企業姿勢が私の好みでないこともあります

し、特に米国の肉についてはそもそもの劣悪な環境に

よる汚染の改善をしないでの表層的な解決にとどまっ

ていますので、私は好んでそういうものを食べたいと

は思いませんが。

返信する
放射線の話 (質問)
2005-11-20 23:08:20
続いて照射たまねぎが許可される予定でしたが、動物実験で死亡率の増加、睾丸と卵巣の重量減少、照射たまねぎを食べたネズミが子どもを産むと生殖器異常や頚肋といわれる奇形(首の骨にも肋骨がついている)が現れることがわかり、一九七八年三月原子力委員会はすでに市場に出ている照射ジャガイモを除いた六品目について「遺伝的安全性」の実験を追加するとして研究延長を決定し、その後許可になった品目はありません。照射ジャガイモの実験データを分析すると、栄養成分の破壊、食品成分の一部が変化し毒性を示す。動物実験で体重の減少、卵巣重量の減少などが、また食べた雄ネズミが子どもつくると2割をこえる胎児に異常がおきことが報告されています。また、照射食品かどうか調べる方法がないなど多くの問題があります。

http://www.sih.jp/news/syousya/no8.htm

こんな問題もあったようですが認可されたんですね
返信する
放射線の話 (質問)
2005-11-20 22:55:53
ガンマ線当てて新しい品種を作ってるんですか。それは知りませんでしたが、その新品種を作付けしてとりあえずは何代も育てた新品種作物と、作物そのものに放射線を当てて遺伝子を傷つけたそのものとどちらが影響が大きいんですか?どうせならそこまで教えてください。Unknownさん。
返信する
タイミングがいいというかなんというか (Unknown)
2005-11-20 19:46:19
>放射線については、最近低レベルの放射線の害がようやく言われてきまして(CTなど)、まだこれから判明することもあるかも、ということで、予防の原則として、私は士別のジャガイモは食べてません。あそこはたまねぎもやってましたっけ。日本では北海道のそこだけでしたよね。まだ一般的には普及してないと思います。



と書くくらいの人だから、



http://food.kenji.ne.jp/review/review315.html



>(リンク先の人がが

http://www.jaif.or.jp/asia/topics/040910.html

>から引用)

>> 日本における突然変異の品種数は、 320品種を数え、その72%の

>>品種でガンマ線が用いられた。突然変異品種は、50作物種に及び、

>>多い方から挙げればイネの131品種、キク25、ダイズ17、オオムギ9、

>>バラ6品種の順になる。

(中略)

>(リンク先の人)

> 一般の品種はどのような方法でつくられたものであっても、安全

>性の審査などはありません。



である「一般の品種」なんかは食べていないのでしょう。



ちなみにリンク先の人は



> だから突然変異法でつくられた品種も同様に安全審査はしていな

>いと思います。ただし、だから突然変異法が危険というわけでもあ

>りません。「だが、心配のしすぎではないか。」というところです

>ね。



という考えの人です。
返信する
知ること、考えること多過ぎ! (hana)
2005-11-19 12:05:25
初めまして。

私が若い頃、親は「国が国民にとって悪い事なんかするはずないやんか」と無邪気な信頼を寄せていました。

今や、あらゆることに目を光らせ真実を探ることが必要であることは歴然。

幾つものことに、正確な知識や正しい方向性を見つけるのは疲れます。

のんびりと生きられない、困った時代です。

今後はこちらでも学ばせて頂きます。
返信する
食安委が人柱の件 (Mariko)
2005-11-19 02:00:22
>「小委員会」という人柱を立てて、「専門家集めて検討をしました」という格好だけつけて押し切ろうとする政府の姿勢に腹を立てているのです。



BSEに関心を寄せるフリーターさんの言われることわかります。いかに責任の矢面を回避するか、それに尽きるようなことやってますよね。でも、委員会も委員会で都合の悪い具体的な数値、たとえばSRMの流通トン数とか、レンダリングの加圧していないことによるEU評価とか、そういった情報を全部無視したり、公開審議の場でも、情報があったことさえ無視するというのは信じられないことだと思います。

私は以前、良心的な委員を信じて応援しておりましたが、最近はよくわかりません。結局のところ20ヶ月区切りは科学ではないといいながらも中間とりまとめを認め、5月の答申を認め、今回の輸入再開もOKとなるような答申案を出しました。



税金の無駄遣いですね。

返信する
放射線の件 (Mariko)
2005-11-19 01:55:33
BSEに関心を寄せるフリーターさん、お返事をありがとうございます。放射線については、最近低レベルの放射線の害がようやく言われてきまして(CTなど)、まだこれから判明することもあるかも、ということで、予防の原則として、私は士別のジャガイモは食べてません。あそこはたまねぎもやってましたっけ。日本では北海道のそこだけでしたよね。まだ一般的には普及してないと思います。

あとは、スパイスなんかにも照射してますよね。あれはアフラトキシンには少しは有効なんですかね?



米国で肉に当てるのは、それだけ非衛生的な環境であるからという話もききます。タイソン労組の告発ほかの情報を見ると、放射線以前の問題で「食品」として、危ない感じがしますね。



返信する
そうそう。 (BSEに関心を寄せるフリーターw)
2005-11-19 00:21:56
>日本は1軒でも体細胞の多いミルクを出したら全体が汚染されて

>大変なことになるから、管理はいい方ときいたこともある



私もここんとこは詳しくないのですが…。汗)バルク乳の検査

を行って、極端に体細胞数が多かったり乳脂肪分が

低かったりして規格基準を下回ると、牛乳の生産者には

ペナルティーが科せられ、乳価が下がるシステムなんだ

そうです。ほとんどの農家はペナルティーを食らわないよう

衛生管理に気を遣っていますが、たま~にペナルティー食らっ

ても平気な顔している農家さんも(本当に一部ですが)います。



蛇足ですが、放射線による消毒等は一般的に行われています。

ジャガイモに芽が出ないよう放射線を当てるのも一般的です。



間違えないで頂きたいのは、「放射能」とは別モノだという事。

響きが似ているので、放射線と聞いただけで健康が脅かされる

ような印象を持たれる方も少なくないのですが、別物です。w
返信する
暫く間が空いてしまいました。 (BSEに関心を寄せるフリーターw)
2005-11-19 00:06:35
タイソン・フーズ社の内部告発は興味深いですね。

私もブログをつけていますし、パブリックコメント

で思いの丈をぶつけてみようと思っています。



ただ、単なる輸入反対派ではありません。



科学的な判断に基づいて輸入再開を検討するとの

約束が守られていない(単なる外交材料になっている)

上、国民が肉の原産地を知るための制度が整備されて

いないからです。「小委員会」という人柱を立てて、

「専門家集めて検討をしました」という格好だけつけて

押し切ろうとする政府の姿勢に腹を立てているのです。



別に小委員会の回し者ではないのですが(笑)、

批判が小委員会に集中すればするほど政府の思惑通りに

事が進んでいってしまうような感じがします。
返信する
いろいろ調べるとなにやら。。。 (Mariko)
2005-11-15 23:33:41
牛は何を食べたらいいのか?ブログさんからhttp://sspirits.cocolog-nifty.com/beef/05/

>ウシ成長ホルモン(rbGH)は2週間に1回投与するものなので、1ヶ月に10日間も搾乳ができなくなってしまうからである。そこでモンサント社は1985年、食品医薬品局(FDA)に「搾乳禁止期間」なしでの牛乳の販売を許可するように要請し、FDAはこれに応じたばかりか、食肉処理前の待機期間も取り消した。

返信する
米国の搾乳のあれやこれや (Mariko)
2005-11-15 23:22:58
いくつか検索してみました。

http://www.lava-net.jp/PMNewsJ/2004/04-03/04-03-02.html

http://www.lava-net.jp/PMNewsJ/

http://www.kk-tanbaya.co.jp/gijyutu/gijyutu_raku-14.htm

http://www.totalapproach.co.jp/latestnews011.html

http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/report/812/caddet-812.html

http://www.totalapproach.co.jp/flyers007.html

http://www.mskfm.co.jp/shisetsu0809/f3mp01.htm

http://www.yamabiko2000.com/modules/smartsection/item.php?itemid=38
返信する
ありがとうございます。 (Mariko)
2005-11-15 22:52:54
>米国での現状は存じませんが、日本の農家の場合をご紹介します。



BSEに関心を寄せるフリーターさま、たくさんの情報をありがとうございます。米国の酪農現場はどうなんですかね。(^^;



食肉のほうはこんな体たらくの告発がありましたし。。。



タイソン・フーズ社の安全な職場・安全な食品に関する事実

http://www.labornetjp.org/labornet/worldnews/namerica/usnews/20040720local556fact

ローカル556から農水省への申し入れ

http://www.labornetjp.org/labornet/worldnews/namerica/usnews/20040720local556doc



最近、食の常識について、衝撃的な事実を多数知り

ましたしたので、もう何が行われていても、おかしく

ないように感じてきました(^^;



返信する
炎症にプリオンの件ですが (Mariko)
2005-11-15 22:47:18
このページの一番冒頭にご紹介しているサイトが一番詳しいと思いますので。。



スクレイピーの羊の炎症をもつ乳腺に異常プリオン

http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05110401.htm

返信する
米国の話 (Mariko)
2005-11-15 22:44:00
なんかここに足がかりが出てるみたいです。



テネシー大学の研究者たち(Murinda, et al, )が、その辺りについての面白い調査研究を報告していますので、簡単に御紹介しましょう。

http://www.asajapan.org/feed/sera/32.html

返信する
炎症部位に異常プリオン蛋白が集まってくる? (BSEに関心を寄せるフリーターw)
2005-11-15 22:32:08
Mariko様

「炎症部位に異常プリオン蛋白が集まってくるのは事実なようですし」



……というのは初耳です。情報のソースがあれば、ご提供をお願いいたします。
返信する
私的な見解で宜しければ。 ( BSEに関心を寄せるフリーターw)
2005-11-15 22:27:47
米国での現状は存じませんが、日本の農家の場合をご紹介します。

乳房炎になると、「ブツ」と呼ばれる黄色がかった1mmっくらいのもの

(ブツブツしたもの)が乳汁中に混じるようになります。搾乳前、乳頭を

消毒する際に一度軽く絞ってブツがないかどうか確認してから搾乳するのが

一般的な方法です。ブツが見られれば、当該牛の乳は別タンクで搾乳して

廃棄し、獣医師に往診を頼んで乳腺炎かどうかの判断を仰ぎ、適切な処置を

ほどこします。



ですから、牛乳の中に膿や血液が大量に混じる危険性については低いと思われます。
返信する
続きです(^^; (Mariko)
2005-11-15 22:25:56
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/center/kenkyuseika/gaiyosho/S56gaiyo/1980180.htm

http://www.kyodo-shiryo.co.jp/giusi/gu037.html

などを見てるとやはり牛も膿も出てくるんだろうなぁ

と思いますが、日本は1軒でも体細胞の多いミルクを

出したら全体が汚染されて大変なことになるから、

管理はいい方ときいたこともあるのですが、

米国の搾乳状況はどうなのか、ということが知りたく

感じております。なにせO-157問題では肉に放射線を

当てることで解決をはかっているようですし、

あれだけ頭数の多い、米国のミルクの汚染、衛生管理

ってどうなってるんでしょう。



もし、ご存じでしたらお教えくださいませ。

返信する
つづき 質問なのですが (Mariko)
2005-11-15 22:08:40
人間だと乳管内の炎症によるもの(血性、膿性)で

膿が出る場合があるんですが、

http://www.breast-hp.jp/women/mamoru/chikubi/chikubi.html

牛はどうなんでしょうか?膿について、私はこれ↑を連想していたのですが。

(もちろんまともな農家は出荷するわけがないでしょうが、なにせ肉骨粉入り鶏糞を飼料とする国は何があってもおかしくないような。。)



なお、2001年に問題提起されていた内容はこれでした。

http://nikukoppun.at.infoseek.co.jp/

Dairy Products Risk

http://www.vegansociety.com/html/animals/exploitation/cows/bse.php

The prion agent is contained on white blood cells and milk is theoretically free of these cells.

However, 30% of dairy cows suffer from mastitis which results in the painful swelling of the udder together with the discharge of pus from the teats.

Pus contains white blood cells and therefore the prion agent.



プリオン・エージェントは白血球に含まれる。

ミルクは理論的には白血球を含まない。

しかし、30%の酪農牛は乳腺炎を病み乳頭から膿を放出する。

膿は白血球を含むためプリオン・エージェントを含んでいる。
返信する
お、詳しいご説明をありがとうございます。 (Mariko)
2005-11-15 21:51:51
BSEに関心を寄せるフリーターさん、詳しいご説明をありがとうございます。



>飼養管理の悪い農家さんでは、バルク乳検査時の体細胞数は、驚くほど多いです。



この話は以前、といっても2001年9月ですけど、日本でBSEが発生したときに乳房炎の牛のミルクは大丈夫なのか、という問題提起があっていろいろ調べたときに目にしました。



SAの毒素が、問題になるくらいの量が乳に入ってくるというのはどんな状態なんでしょう?



炎症部位に異常プリオン蛋白が集まってくるのは事実なようですし、問題は牛はどうかということ、それが危険部位指定されてないので、食なり肉骨粉などの食物連鎖に入ってきてしまうということですね。どっちにしろ鬱な話です。
返信する
「体細胞」と「膿」についての補足。 (BSEに関心を寄せるフリーターw)
2005-11-15 21:38:21
やっぱ言葉足らずですね……汗)



「膿」というのは、損傷を受けた組織が分解されたものと、白血球の残骸と、病原体等の

入り交じったものです。すごく大雑把な話になりますが、戦場に例えれば、膿は戦で

荒廃した土地のようなもんです。体細胞数(白血球数)が増えている段階では、

まだ「軍隊が戦場に到着して小競り合いが始まった」程度のものと考えてください。

で、「膿」になるのは、戦争が激化して、死屍累々になった状態だと思ってください。

(通常は、体細胞数が高いことが判明した時点で獣医師による指導が行われ、

乳房炎発症の危険性についても説明されるはずなのですが、それを受け容れる

かどうかは結局農家さんの聞く耳次第になってしまうのが現状です……)



以下も一概に言える訳ではないのですが、飼養管理の悪い農家さんでは、バルク乳検査時

の体細胞数は、驚くほど多いです。食品を生産しているという意識に乏しく、趣味で何と

なく牛を飼っているような農家さんに多いように思います。(←これは全くの私見です)
返信する
乳汁中の体細胞数について (BSEに関心を寄せるフリーターw)
2005-11-15 21:23:46
体細胞

生物体を構成する細胞のうち、生殖細胞以外の細胞の総称。



……なのですが。w



牛乳の乳質検査をする時に使われる体細胞数とは、

白血球数(←白血球も体細胞のひとつ)の事を言います。



「炎症とは、脊椎動物の組織への刺激と損傷に対する反応で、血管を有する組織が障害を

受けたときに、刺激障害因子の破壊或いは拡散防止を目的として起こる一連の反応である」

(出典:「動物病理学総論」文永堂出版)



と、定義されています。炎症が起こっていれば「刺激障害因子の破壊」のために白血球が

ワラワラと集まってくるわけです。乳腺で炎症が起きていれば、当然、乳腺に白血球、

即ち体細胞が集まってきているということですから、乳汁中にも体細胞数は増えます。



一方、膿は滲出性炎症のひとつで、組織および白血球が、融解酵素の働きによって

融解壊死となり「膿」になるわけです。ですから、体細胞数の多い牛乳は、

膿を含んだ牛乳とイコールではありません。ただ、何らかの微生物が乳腺内に

侵入した可能性を示唆するだけのものです。



もちろん、体細胞数が少ないに超したことはありませんけど、膿で無いことは

ご理解頂けたでしょうか?(説明が分かりにくかったらゴメンナサイ。汗))
返信する
Unknown (kuma8870)
2005-11-15 16:27:31
なんだか読んでもよくわからない。

今日だか明日だかアメリカからブッシュ大統領が来日するよね?

御土産にアメリカ産牛肉の輸入を解禁!!って話だよね!?

本当に輸入を再開しても良いのかな?自分としては吉野家の牛丼

が好きだから早く食べたいなぁ~!って感じなんだけどね。



返信する
乳房炎と乳腺炎の違い (Mariko)
2005-11-15 07:33:53
余談ですが、乳房炎、乳腺炎という二つの言葉が出てくるのをわかりやすく解説くださっているページがありました。

営 農 技 術 版

 (平成14年7月3日農業共済新聞掲載記事)

http://www.hknosai.or.jp/gijutsu/backnumber/020703/020703.htm



ちなみに大辞泉からで申し訳ありませんが、



膿とは

1 炎症部が化膿(かのう)して生じる黄白色または黄緑色の不透明な粘液。主に白血球と血清からなり、組織の崩壊物、死んだ細菌などが含まれる。うみしる。のう。

http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?p=%C7%BF&stype=0&dtype=0



体細胞

生物体を構成する細胞のうち、生殖細胞以外の細胞の総称。

http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?p=%C2%CE%BA%D9%CB%A6&stype=0&dtype=0



文脈上は炎症を起こせば膿も出るだろ?ってことなんでしょうけど、

「すなわち」ではなく「のほか」であるべきなんでしょうか。

返信する
ありがとうございます。 (Mariko)
2005-11-15 07:14:51
関心を寄せるフリーターさま、ありがとうございます。

体細胞のほか、炎症を起こしているので、体細胞の死骸や細菌の死骸も含む膿も混じるということはないのでしょうか。

検索したら、こんなのがありましたが、



黄色ブドウ球菌毒素遺伝子保有状況

http://www.pref.gunma.jp/e/01/cb/kaho/eisei/gyouseki/gyouseki15/gyouseki15.htm



なにがしかの注意書きは必要かも知れませんね、ありがとうございます。
返信する
牛の体細胞=膿 ……ではありません。 (BSEに関心を寄せるフリーターw)
2005-11-14 23:59:46
「rBSTを投与した牛は乳腺炎にかかる率が最大25%増加し、それによって牛の体細胞、すなわち膿が牛乳に混じる確率も高くなることを示している」のうち、



「牛の体細胞、すなわち膿」



という記述は明らかに間違いです。体細胞とは即ち白血球の事です。白血球数の増大は何らかの炎症反応の結果であり好ましいものでないことは確かですが、膿ではありません。誤報が誤報を呼ぶことは少なからずありますので、新聞記事等を鵜呑みになさらぬよう、ご注意された方が宜しいかと思います。
返信する
興味深く拝見しました (zaruatama)
2005-11-14 20:46:12
狂牛病については、私も「狂牛病」(岩波新書)で概略だけは知っているつもりでしたが、ここの情報量にはとてもとても追いつきません。

実際、食と農の安全は社会科で農業を取り上げる上でも避けて通れません。

今後もしばしば訪れさせていただきます。

コメントありがとうございました。
返信する
笹山さんから頂戴した成長ホルモン情報追記 (Mariko)
2005-11-14 12:09:54
[2174] Re:[2172] [2161] 「日本の消費者のアメリカ牛肉ボイコット運動は、ホルモン入り牛肉のボイコットにまで拡大するであろう。」との論評 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/12(Sat) 08:30

http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi



ご紹介のサイトhttp://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20030918205.html

の中で問題にされていた、遺伝子組換え牛成長ホルモン(The recombinant Bovine Growth Hormone、 rBGH)あるいは、遺伝子組換え牛ソマトトロピン(Recombinant Bovine Somatotropin (rBST) )のひとつである、モンサントの「Posilac」の場合ですが、このサイト『 BGH Major Western Dairy Moves BGH free』http://lists.iatp.org/listarchive/archive.cfm?id=102965によりますと、14日間、毎日、「Posilac」を注射した場合、乳量は、5パーセント向上するようです。

しかし、消費者の反対運動も激化していて、現在の22の消費者団体が、この「Posilac」の使用に反対しているようです。

現在、「Posilac」の使用を禁止している国は、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、EU25カ国などのようです。

この「Posilac」の弊害としては、牛乳の中に、IGF-1(insulin-like growth factor-l )を生み出すことで、これが、人間のガンに関係してくるということのようです。

また、rBGHの使用は、牛の乳房炎を併発させ、これによって、牛乳の中に、膿や、死んだバクテリアや、白血球が混じったりすることになるとしています。

FDAは、この「Posilac」の使用を1994年に認めましたが、これによって、五万三千頭以上の牛が、病気となり、そのうちの376頭が死んだという報告があるようです。

「KGW's Vince Patton reports」のビデオ

http://www.kgw.com/perl/common/video/wmPlayer.pl?title=www.kgw.com/021704milk.wmv

もあるようですが、つながっていないようですね。

こちらのビデオ「THE MYSTERY IN YOUR MILK」http://www.foxbghsuit.com/exhibit%20r.htmのほうは、つながっているみたいです。あ、だめですね。

会話の内容は、テキストで出ているみたいですが。

http://images.google.co.jp/imgres?imgurl=http://www.nwcn.com/topstories/stories/L_IMAGE.101688cd0b5.93.88.fa.7c.bb2c3153.jpg&imgrefurl=http://www.nwcn.com/topstories/stories/NW_021805IDNtillamookcreameryLJ.bdd5e7a5.html&h=226&w=300&sz=7&tbnid=5MszcFGhAO8J:&tbnh=83&tbnw=111&hl=ja&start=5&prev=/images%3Fq%3DPosilac%26svnum%3D10%26hl%3Dja%26lr%3D%26rls%3DGGLG,GGLG:2005-34,GGLG:ja%26sa%3DN



返信する
匿名さん情報をありがとうございます。 (Mariko)
2005-11-14 12:02:11
匿名さんのところのと畜場はしっかり廃棄くださっているとのことでありがとうございます。匿名さんのところの方法が日本のスタンダードと考えられるならばありがたい話です。



話はかわりますが、日本で、脊髄吸引装置があるにもかかわらず使用していないところもあるという話を、ちょっと小耳に挟んだのですが、どうなのでしょうか?



と畜場は場所によっては一般市民にもかなり公開くださって勉強させていただけるところがあるのですが、そうでないところも少なくないようなのと、肉エキスや動物油脂を作るレンダリング場に関しては情報公開がほとんどなされてないようなので、そこが消費者の心配の種になるように感じております。



ただ日本は餌の管理が徹底されてきていて(まだ米国からの「配合飼料」などの問題がありますけれども)、以前と比較してリスクは少なくなってきたように感じています。



これからもよろしくお願いいたします。(^^
返信する
化膿巣・炎症の扱い〔本邦では〕 (匿名)
2005-11-13 15:08:35
はじめてコメントさせていただきます。



こちらのブログの情報とその考察・分析が参考になり勉強させて頂いています。ありがとうございます。



現場では牛の肝膿瘍が良く見られる話を他の掲示板で書かせていただいた者です。



日本のと畜場、食鳥処理場では検査員が膿瘍ないし化膿巣(細かいものもあるんですよ、巣状の壊死とか、おがくず肝とかソウダストレバーといわれるものとか様々です)必ず一部廃棄(内臓・枝肉の一部、たとえば肝臓丸ごと廃棄しても一部廃棄です)、若しくは「膿毒症」として全部廃棄(内臓・枝肉丸ごと全て)していますよ。



「膿毒症」は、「と畜場法」上の呼び名で全部廃棄の対象となっています。



「余談:産業動物臨床で乳房炎も俗称で、獣医病理学的には乳腺炎です。獣医の世界だけの言葉が多いのでなんだと思う人は多いと思います。余談です。」



少なくとも私が検査員の時はそうでした。豚でも牛でも何でもです。消費者の口へ入るものということで疑わしきは廃棄が原則なのが現場です。



そして、めぐりめぐっていつか自分の口にも入るかもしれないからです。



廃棄にならないだろうと見込んでいた業者さんや農家さんとだって口論になったこともありますよ。



ちなみに「と畜場法」は検査員(と畜検査員で食肉衛生検査所の職員です。)が廃棄命令(一部・全部)をだせば、その家畜の畜主さん・ほか業者さんが廃棄について行政不服申し立てができない法律となっています。



BSE以前からかなりシビアにやってますよ、日本は。



それと、健康畜と外見に化膿が見られるようなもの(病畜)はと畜が区分されて、検査施設も場所が違います。







返信する