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喫煙とウツは、本当に関係があるの?

2007年12月21日 07時19分30秒 | 離煙ニュース: 科学編
さも得意気に発表してあるものの、よくわからない内容の調査があるものです。今回の喫煙とウツに関するものがまさにそれです。

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「喫煙はストレス増」 北海道、東北調査 「鬱病」傾向強く(産経新聞) - goo ニュース

2007年12月20日(木)04:08

 北海道と東北5県の産業保健推進センターによる共同調査で、たばこを吸う人は吸わない人に比べ、鬱症状になりやすい傾向があることが分かった。特に「時々吸う」人の方が鬱傾向が強いという。

 調査は昨年10月から今年2月にかけ、北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形の計9079人を対象に実施。米国立精神保健研究所の鬱の判定基準「CES-D」を用い、16点以上で軽い鬱症状、26点以上は重度の鬱病とし、分析した。

 男性の鬱症状の平均値は、たばこを「時々吸う」人が16・4「毎日吸う」人が15・8で、「吸ったことがない」人の15・6を上回った。女性も「時々吸う」人が18・5、「毎日吸う」人が17・7で、「吸ったことがない」の15・8を大きく上回り、たばこを吸う人に鬱傾向が強いことを示した。

 一方、飲酒と鬱の関係では、男性の場合「ほとんど飲まない」人が16・5で鬱傾向が強く、「毎日飲む」人(15・3)を上回った。だが、女性は「毎日飲む」人(16・4)が、「ほとんど飲まない」人(16・1)を上回り、男女で異なる結果が出た。

 北海道産業保健推進センターの三宅浩次所長は「たばこはストレス解消でなくストレス増大につながる。特に普段たばこや酒に慣れていない女性で影響が顕著だ」と指摘している。

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男性の喫煙の場合。タバコをまったく吸ったことがない人が15.6で、タバコを毎日吸う人が15.8。このたった0.2の差がどんな意味を持つのでしょう。

東北・北海道の人はもともとウツ傾向が強いというだけのことではないのでしょうか。タバコを吸うからウツ傾向が強いとこの結果だけで言われても、納得できません。

ただ驚くのは、女性の喫煙者のウツ指数の高さです。18という数字が出てくると、なるほど喫煙とウツには何らかの相関関係があるかもという気がしてきます。

同じことは、飲酒にもいえます。16をはさんだ数字の変化が実際にどれだけウツ傾向と結びつくのかがはっきりしないと、何ともいえません。

もう少し緻密な調査内容を発表してもらわないと。

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