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がん経験者がタバコを吸うと、がんの再発率は非喫煙者に比べて2.5倍

2015年12月28日 07時29分00秒 | 離煙ニュース: 科学編

がんになったら、一生タバコとは縁を切ったほうが絶対によいということです。

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がん
たばこ吸うがん経験者の再発リスク、非喫煙者の2.5倍に 山形大、高畠町2100人調査 /山形

毎日新聞 2015年12月23日 地方版

 山形大医学部は22日、がん経験者が喫煙することで再びがんを発症するリスクが非喫煙者の約2・5倍になると発表した。記者会見した同大医学部の嘉山孝正参与は「がん経験者でたばこをやめなかった人は、がんにも心臓病にもなりやすい一度がんになった人は完全にたばこをやめなさいということ」と述べた。11月発行の日本癌(がん)学会の専門誌「キャンサーサイエンス」に掲載された。

 嘉山参与や吉岡孝志教授らによると、同大医学部が進める一定規模の集団(コホート)を対象にした追跡調査で判明した。2004〜06年に基礎調査をした高畠町の約2100人について、11年に追跡調査をした。

 研究によると、がん経験者で非喫煙者104人のうち、新たにがんにかかった人は7人で6・7%だったのに対し、喫煙者は12人中2人で16・7%と約2・5倍に上った。

 死亡者は、非喫煙者104人のうち8人で7・7%だったのに対し、喫煙者は12人のうち3人の25%だった。

 また、心不全や狭心症などの心臓病がなかったものの、がん未経験者993人中、追跡調査で新たに心臓病を発症した人は44人の4・4%だったのに対し、がん経験者60人のうち追跡調査で心臓病を発症した人は6人の10%の2倍超だった。吉岡教授は「がん経験のある人は心臓病のリスクが高いため、健康診断などでこまめにチェックする必要がある」と警告した。

 同大医学部は今後、山形市や酒田市などの約2万人を対象に研究の検証を進める。【山中宏之】

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がんになってもタバコを吸い続ける人は、あれだけ痛い想いをしたのだから、さらに痛い想いをするのは耐えられないと考えないのでしょうか。正直に申し上げて、がんから生還した人が、タバコを吸い続けるというのはまったく理解できません。それだけ、ニコチンが中毒性の高い薬物だという証明ではあるとはわかりますが。

「タバコを吸えば、必ずがんになるというわけではない」という意見もありますし、それも正しいと思います。ですが、タバコを吸い続けてがんになったら、「どうしてタバコをやめていなかったのだろう」と後悔するはずだとも思うのです。その後悔が嫌なら、これだけ有意な差が見られる以上、タバコはやめておくべきではないでしょうか。貧乏英語塾長に関していえば、タバコと縁を切って12年ですが、がん適齢期に入って、タバコを吸ったことを後悔して、ビビりまくっています。

タバコを吸わない生活は、本当に素晴らしいものですから。


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