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銭湯の禁煙化

2007年10月09日 08時59分22秒 | 離煙ニュース: 国内編
銭湯の禁煙化が進んでいます。

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姿消す風呂上がりの一服 「煙」に揺れる銭湯事情
FujiSankei Business i. 2007/10/9

 野球中継を見ながら風呂上がりの一服。庶民の憩いの場である銭湯で灰皿の撤去が進み、こんな光景が姿を消し始めた。脱衣場の禁煙は東京が先行したが、背後に健康産業への脱皮で経営難を乗り切ろうとの思惑も。大阪や愛知は客離れを嫌い見送りの構えだ。「煙」に揺れる銭湯事情は-。

 約950軒が加盟する東京都の公衆浴場組合は昨年、全国に先駆けて室内を全面禁煙にすることを決めた。2003年の健康増進法の施行などを受け、駅など公共スペースは次々に禁煙になっており、同組合は「これも時代の流れ」と話す。

 ≪“健康拠点”目指す≫

 一方、「経営面で厳しさが増す中、これからは健康産業として生き残っていくしかない」と本音も。内風呂の普及による客の減少や、郊外型の「スーパー銭湯」の進出で苦戦が続く銭湯。健康ブームや健康増進法施行を追い風に、体にいい入浴方法をPRするなど健康をキーワードにした活動を展開してきた。

 “健康の情報拠点”を目指している最中だけに、たばこの煙が舞うイメージからは、何としても脱皮する必要があった。

 昔ながらの風情を残し、来年が創業80年の「天徳湯」(杉並区)でも昨年、禁煙マークを入り口や脱衣場に張り出した。数年前まで吸い殻が山になっていた灰皿はもうない。主人の田辺紀行さん(66)は「喫煙者が減っていたため移行はスムーズだった」と語る。

 「きれいにした体ににおいがつかなくていい」。女性客などから歓迎の声が上がったが、武蔵野市の男性(46)は「公共の場はどこも禁煙。ここでも我慢するしかないか」とぽつり。隣のコインランドリーに駆け込むと、早速たばこを吹かした。

 ≪大阪・愛知は様子見≫

 全国の浴場組合を束ねる「全浴連」が協力を呼び掛け、山口、鳥取、埼玉が東京に続いたが、大阪の組合では「禁煙への理解が十分進んでいない」と様子見の格好だ。

 上村豊事務長(62)は「東京とは客層が違う。商店街にある浴場では仕事帰りに風呂に入り、一服するのを楽しみにしている客が多い。吸っては駄目と言いにくい」と地域性の違いを強調する。

 全国の大都市に先駆け、名古屋市でタクシーの禁煙が始まった愛知県。浴場組合関係者は「タクシーに先を越された」と悔しがるが、銭湯ではたばこを売っているケースも多く、貴重な収入源を確保するため禁煙は難しいのが実情だという。

 全浴連の関稔幸副理事長(62)は「客との関係や他店との競争もあって難しい面もあるが、銭湯も社会の変化に対応していく必要がある」と協力を呼び掛けている。

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この筆者、スモーカーでしょうか。どこか大阪・名古屋の銭湯にがんばれとエールを送っているようにも思えます。

しかし、内風呂があっても銭湯好きだったわが家が銭湯に行かなくなったのは、近所の銭湯でルールを破ってタバコを吸っている輩を見つけたからです。喘息の持病のある息子をそんなところへ帯同できません。それ以来、ちょっと遠くのスーパー銭湯へ出かけ、その銭湯へは行かなくなりました。

さらに、普通の銭湯は東京だと430円。それだけの価値のあるサービスをしているかどうか、多くの銭湯は考えてもらわなければ困ります。銭湯を愛するがゆえに、いつまでも残っておいてほしいだけに、時代にあったサービスの改善をよろしくお願いします。

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