夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

やっぱりロウズヴェルトは、意図的に日本を戦争に引きずり込んだ

2011年12月08日 04時28分24秒 | 時事放談: 海外編

アメリカで、面白い歴史書が発売されたようです。

***********

【真珠湾攻撃70年】「ルーズベルトは狂気の男」 フーバー元大統領が批判
産経新聞 2011.12.7 22:41

 【ワシントン=佐々木類】ハーバート・フーバー第31代米大統領(1874~1964年)が、日本軍が1941年12月8日、米ハワイの真珠湾を攻撃した際の大統領だったフランクリン・ルーズベルト(第32代、1882~1945年)について、「対ドイツ参戦の口実として、日本を対米戦争に追い込む陰謀を図った『狂気の男』」と批判していたことが分かった。

 米歴史家のジョージ・ナッシュ氏が、これまで非公開だったフーバーのメモなどを基に著した「FREEDOM BETRAYED(裏切られた自由)」で明らかにした。

 真珠湾攻撃に関しては、ルーズベルトが対独戦に参戦する口実を作るため、攻撃を事前に察知しながら放置。ドイツと同盟国だった日本を対米戦に引きずり込もうとした-などとする“陰謀説”が日米の研究者の間で浮かんでは消えてきたが、米大統領経験者が“陰謀説”に言及していたことが判明したのは初めて。

 ナッシュ氏の著書によると、フーバーは第33代大統領のトルーマンの指示で戦後の日本などを視察。46年に訪日し、東京で連合国軍総司令部(GHQ)のマッカーサー元帥と会談した。

 その際、フーバーはマッカーサーに対し、日本との戦争は「対独戦に参戦する口実を欲しがっていた『狂気の男』の願望だった」と指摘。在米日本資産の凍結など41年7月の経済制裁は「対独戦に参戦するため、日本を破滅的な戦争に引きずり込もうとしたものだ」と語ったという。

 マッカーサーも、「ルーズベルトは41年夏に日本側が模索した近衛文麿首相との日米首脳会談を行い、戦争回避の努力をすべきだった」と批判していた。

 著書ではフーバーが「米国から日本への食糧供給がなければ、ナチスの強制収容所並みかそれ以下になるだろう」とマッカーサーに食糧支援の必要性を説いていたことも詳細につづられており、フーバーの対日関与の功績に光を当てるものにもなっている。

 ナッシュ氏は「この著書が、今でも米国の英雄とされているルーズベルト大統領への歴史評価を見直すきっかけになってほしい」と話している。

**********

この本は、今年11月7日に発売されたもので、何と920ページもある大部。

キンドルに入っていたらすぐに読んでみようと思ったのですが、残念ながらキンドルでは読めません。ちなみに、定価49.95ドルで、Amazon.comでは32.63ドルで発売されています。入手には時間がかかるようですが、読んで見たい本です。

ともあれ、ロウズヴェルト(発音から言えば、この表記が正しい)大統領は、憲法まで変えて3選されたという、いまならロシアのプーチンのような権力志向の男。フーバーがロウズヴェルトを批判してもおかしくありません。

このような貴重な歴史資料を発掘した著者のジョージ・H・ナッシュ氏に拍手です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 由紀さおり『1969』、大ヒッ... | トップ | 中国に「誓約書」を出した民... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事放談: 海外編」カテゴリの最新記事