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宇都宮市のバーの全面禁煙化の動きが、日本全体のバーに広がりますように

2016年10月11日 07時10分31秒 | 離煙ニュース: 国内編

まったく、いつになったら、タバコの煙に邪魔されずに美味しいお酒を飲めるのでしょう。

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バー禁煙化進む「カクテルのまち」客離れ懸念も
読売新聞 2016年10月08日 10時23分

 「カクテルのまち」を掲げる宇都宮市中心部で、禁煙化を進めるバーが徐々に増えている。

 2020年東京五輪・パラリンピックへ向け、厚生労働省は受動喫煙対策の強化を検討している。しかし、「酒にたばこはつき物」と考える人も多く、客離れを懸念するバー業界は禁煙化が進まない。そんな中、独自に禁煙化し、嫌煙家や女性など新たな顧客開拓につなげている店もある

 「宇都宮も国際化してきており、たばこの意識も国際化する必要があると思う」

 同市中央本町のミュージックバー「DAN」のオーナー金子憲之さん(53)は、今月から店内を全面禁煙とした。

 客の7割が喫煙者だが、煙を嫌って早々と退席する客もいたという。自身もたばこをやめて10年。カウンター内に小さな扇風機を設置し、煙を拡散していたが、店は約40平方メートルと狭く、煙がこもり、息を止めて接客することもあった。

 禁煙化で店外にランプと灰皿を用意し、金子さんは「喫煙者も『時代だよね』と、理解してくれている」と喜んでいる。

 同市江野町の老舗カクテルバー「シャモニー」は、オーナーの永岡正光さん(49)が県立がんセンターで「禁煙セラピー」を受け始めた2014年、金土日の曜日限定で全席禁煙にした。永岡さんは「女性や医師のお客さまが来るようになった」と話す。

 同市本町の果実酒バー「フルールドゥリス」を経営する原百合子さん(34)は、修業先のママから「禁煙だと客がつかない」と教えられたが、果物を漬ける酒びんに煙が入って質が落ちるため、開店から2年後の14年、全面禁煙にした。客の反応は意外に良く、愛煙家の常連客が店外に灰皿台を手作りしてくれた。「たばこが苦手で来られるバーはここだけ」という客も来るようになったという。

 他にも、ワインの味と香りを損ねたくない(シャンラン)、スタッフのテイスティングに影響する(ブルーマジック)、などの理由で全席禁煙としているバーもある。

 栃木県健康増進課が13年に行った調査では、487の飲食店のうち、受動喫煙対策をしていたのは約4割の204店。このうち、バーは2店で、残る10店は、「客が減る恐れがある」「費用がかかる」「狭くて喫煙場所が作れない」などの理由で対策を取っていなかった

 神奈川県や兵庫県は受動喫煙防止条例を制定し、店に禁煙や分煙の対策を義務づけているが、バーなど小規模の店は例外措置として、努力義務にとどめている。

 宇都宮市議会では13年8月、受動喫煙防止に関する陳情を不採択とした。理由は、同市が定めた健康作りの指針「健康うつのみや21」で既に、禁煙や分煙推進の数値目標が設定されており、内容が重複するため。

 業界団体の栃木県社交飲食業生活衛生同業組合は、「規模の小さなバーが多く、一律に禁煙化を指導はできない。自主的に取り組んでもらうのが望ましい」としている。(円詞央里、都梅真梨子)

2016年10月08日 10時23分

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タバコを吸っていたら、本当のお酒の味はわかりません。タバコをやめてから、貧乏英語塾長はそのことに気づきました。ゆえに、酒の味で勝負するバーこそ、全面禁煙化すべきですし、顧客にもタバコと縁を切ることを勧めるべきなのです。

それが、日本では異常なことと見られる。健康問題と切り離して、酒を愛するという観点から見ても、理解しがたい状況です。

日本中すべての飲食店が全面禁煙になって、いつでも美味しいお酒が飲めるようになる日が来るのかどうか。明日を信じつつも、次第に懐疑的になっていく貧乏英語塾長なのでした。


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