ノルディックスキージャンプのワールドカップ(W杯)で、前人未到の500戦出場を達成した葛西紀明(43)と2季ぶりに3度目の女子総合王者に返り咲いた高梨沙羅(19)が22日、欧州から帰国し、それぞれ充実した今季を振り返った。

 葛西は優勝こそなかったが、3位が5度あって総合8位一昨季の総合5位、昨季の総合6位に続く1桁順位に「自分でもびっくり。大満足な成績」と語った。高梨は2月末に今季のW杯を終えていたが、総合優勝の表彰式のために渡欧した帰り。総合3連覇を逃した昨季からの復活に「今までで一番重みがある」と喜んだ。

 高梨はW杯通算73戦で44勝。葛西の500戦達成について「500という数字が想像できなくて、神様だなあと思う」。葛西は高梨について、「ほぼ男子の選手のようなジャンプ」と高く評価していた。

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なぜ葛西選手と高梨選手は、これほど強いのか。このことをしっかり検証して、日本スポーツ界は第3、第4のレジェンド候補を続々と作りださねばなりません。

葛西選手・高梨選手、お疲れさまでした。来季のさらなる活躍をお祈りいたします。がんばれ、鳥人たち!