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中国機への緊急発進が史上最高:これでも他国が「平和を愛する」と信じるのか

2016年07月07日 06時52分42秒 | 時事放談: 中国編

これでも、現憲法前文にある「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」することができると考えるのでしょうか。

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対中国機スクランブル、過去最多の199回 4〜6月

(朝日新聞) 07月05日 18:16

 2015年4月、緊急発進で離陸するF15戦闘機=沖縄県の航空自衛隊那覇基地

 2015年4月、緊急発進で離陸するF15戦闘機=沖縄県の航空自衛隊那覇基地

(共同通信)

 防衛省は5日、4〜6月の航空自衛隊戦闘機による対中国機の緊急発進(スクランブル)が、四半期ごとの統計では過去最多の199回だったと発表した。これまで最多だった今年1〜3月を1回上回った。尖閣諸島に近づく飛行パターンが目立ったといい、同省は動向を注視している。

 防衛省関係者によると、日米印3カ国の海上共同演習が沖縄近海で実施された6月中旬を中心に、中国戦闘機の活動が活発化。従来のルートよりも南へ数十キロ、尖閣方面へ近づく例が見られた。中国の情報収集機が同様のルートを飛ぶことはあったが、戦闘機の飛行はなかったという。

 4〜6月の対ロシア機のスクランブルは前期より27回減少し78回だった。スクランブル全体では、前期比で25回減の281回。(福井悠介)

中国機に緊急発進199回=過去最多、4〜6月―防衛省

 防衛省統合幕僚監部は5日、領空侵犯の恐れがある中国機に対する航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)が今年4〜6月に199回だったと発表した。四半期ベースで過去最多だった1〜3月の198回を上回った。

 中国機に対する緊急発進は前年同期より85回増加。多くが東シナ海で発生しており、統幕は「中国機は今までより活動するエリアを南下させており、引き続き拡大・活発化の傾向にある」と警戒している。中国機は戦闘機や情報収集機だった。

 4〜6月全体のスクランブルは前年同期比108回増の281回で、中国機が全体の約7割を占めた。ロシア機に対する緊急発進回数は78回で前年同期より21回増えた。 

中国機への緊急発進が急増 4〜6月に昨年同時期1・7倍以上の約200回 河野統幕長が発表 

中国機への緊急発進が急増 4〜6月に昨年同時期1・7倍以上の約200回 河野統幕長が発表 

那覇基地からスクランブル発進する航空自衛隊のF15戦闘機=沖縄県那覇基地(撮影日:2013年12月10日、大山文兄撮影)

(産経新聞)

 自衛隊トップの河野克俊統合幕僚長は30日の記者会見で、今年4〜6月に日本領空に接近した中国軍機に対する航空自衛隊戦闘機の緊急発進(スクランブル)の回数が、昨年の同時期に比べ80回以上増えたことを明らかにした。自衛隊は四半期ごとの緊急発進回数を定期的に公表しているが、統幕長が会見で発表するのは異例といえる。

 昨年4〜6月の中国機に対するスクランブルは114回で過去最多だった。今年はその1・7倍以上の約200回となる。

 河野氏は中国軍機の動きについて「尖閣諸島(沖縄県石垣市)近傍での活動も見られる」と指摘。中国軍艦による領海や接続水域への侵入なども踏まえ「海上においても空においても中国軍の活動範囲が拡大し、活発化している。エスカレーションの傾向にある」と強い危機感を示した。

 自衛隊の対応については「領土・領海・領空を断固として守る観点から、引き続きわが国周辺海空域の警戒監視活動に万全を期す。日米で連携して対応する必要もある」と強調した。

 一方、元空自航空支援集団司令官の織田邦男元空将が「東シナ海上空で中国機が空自機に対し攻撃動作を仕掛け、空自機が離脱した」とする記事をインターネット上で発表したことに関し、河野氏は「(中国機が)攻撃動作をとった事実はない」と否定した。空自機が離脱する際に「自己防御装置を使用した」と織田氏が指摘した点については「使ったか使っていないかは言及しない」と明言を避けた。

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外交においては、「平和を愛する諸国民」などいないと考えるほうが普通だし、ましてその「諸国民」が「公正と信義」をもつこともありえないと考えるのが当然のことです。さもなければ、戦争もテロリズムも起きません。

にもかかわらず、こんな世界情勢にそぐわない前文を抱える憲法を崇め奉り、改憲反対派が正義の味方のようなふりをするのですから、嫌になります。こんな前文を信じたら、日本はあっという間に侵略されてしまいます。

3か月間で281回、領空侵犯されそうになっているわけです。1日平均3.09回も他国は日本を脅かしているのです。それを阻止してくれる航空自衛隊を保有していてよかったと心から思います。

現憲法が作られた当時のように、アメリカが日本を完全に守ってくれる情勢にないいま、この憲法は役立たずもよいところ。改憲は、一刻を争います。


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