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新宿区立漱石山房記念館、昨日から一般公開

2017年09月25日 01時11分15秒 | 時事放談: 海外編
とうとうオープンしたんですね。早く行かねばなりません。
 
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 夏目漱石の旧居跡地に建てられた新宿区早稲田南町の「区立漱石山房記念館」の開館を前に、記念式典が23日にあり、名誉館長に就任した漱石の孫で随筆家の半藤末利子さんらがテープカットで祝った。招かれた漱石ゆかりの人々は「漱石を身近に感じてもらえる場所に」と願った。24日から一般公開される。

 式典では、吉住健一・新宿区長が「郷土の歴史を残す大変意義深い施設。文学ファン、漱石ファンの期待に応え、気軽に訪れていただく場所に」とあいさつ。早稲田少年少女合唱団の合唱や、地元町会が実施している夏目漱石暗唱コンクールで最優秀に輝いた区立早稲田小5年の渡辺和人さんが「坊っちゃん」、同6年の加藤純さんが「吾輩は猫である」を披露した。

 漱石は1916年に亡くなるまでの9年間を新宿区で過ごし、芥川龍之介ら多くの弟子や文学関係者が集った。戦後、跡地は区営住宅が建っていたが、老朽化とともに区が住宅を移設し、跡地に記念館を整備した。忠実に再現された書斎や、初版本など区所蔵の約130点のほか、全国から寄贈された書簡や関連資料なども展示している。

 式典に招かれた漱石の孫の1人で神奈川県逗子市在住の吉田一恵さん(68)は「細やかにいろいろ整えて下さった。死後百年たってもこれだけのゆかりある人が集まってくる。大したものです」。漱石と親交のあった児童文学者・鈴木三重吉の孫で横浜市の鈴木潤吉さん(63)は「これで資料も保持できるし、ゆかりのあった遺族の一人として大変うれしい。紆余(うよ)曲折を経て、落ち着くべき所に落ち着いたのではないか」と話していた。

■ネコに導かれ…?展示工夫

 漱石山房記念館は、気軽に展示を見て回る工夫が随所にこらされている。
 
 建物に入ると身長約159センチだったという漱石の等身大の写真が出迎える。生涯の歩みや家族、ペットなどについてまとめた無料公開のパネル展示を過ぎ、忠実に再現された書斎を経て、2階の展示へ向かう通路にはネコの絵が至る所に。まるでネコに導かれて館内を巡っているようだ。
 
 階段を上った2階の廊下には「草枕」や「吾輩は猫である」など、作品や書簡から抜き出した漱石の言葉を記したパネルが並ぶ。「立ち止まって、一つ一つじっくり読んでもらいたい」との狙いという。疲れたら、ケーキや和菓子が食べられるカフェもある。
 
 24日に就任する鈴木靖館長は「書簡から後輩や弟子の指導に熱意を持っていたことがうかがえる。作品だけでなく、家族や人間関係などを含めて身近な存在として漱石を感じて欲しい」と話している。(吉野太一郎)
 
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公式サイト:http://soseki-museum.jp/
 
とてもきれいな記念館です。開館の混乱が収まるであろう、10月にでも行ってみます。何せ歩いて30分もかからないところにありますから。

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