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菅氏、自分のミスを斑目氏に責任転嫁

2011年05月22日 05時42分43秒 | 離煙ニュース: 国内編

2ヶ月以上経って、明らかになる菅氏の無能ぶり。専門家でもないのに、どうしてこんな愚かな判断を下したのでしょう。

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首相の意向で海水注入中断…震災翌日に55分間(読売新聞) - goo ニュース

2011年5月21日(土)08:11

 東京電力福島第一原子力発電所1号機で、東日本大震災直後に行われていた海水注入が、菅首相の意向により、約55分間にわたって中断されていたことが20日、分かった。

 海水を注入した場合に原子炉内で再臨界が起きるのではないかと首相が心配したことが理由だと政府関係者は説明している。

 臨界はウランの核分裂が次々に起きている状態。原子炉内での臨界には水が必要だが、1号機は大震災直後に制御棒が挿入され、水があっても臨界にはなりにくい状態だった。

 東電が16日に発表した資料によると、1号機の原子炉への海水注入は震災翌日の3月12日の午後7時4分に開始された。それ以前に注入していた淡水が足りなくなったため、東電が実施を決めた。

 複数の政府関係者によると、東電から淡水から海水への注入に切り替える方針について事前報告を受けた菅首相は、内閣府の原子力安全委員会の 班目 ( まだらめ ) 春樹委員長に「海水を注入した場合、再臨界の危険はないか」と質問した。班目氏が「あり得る」と返答したため、首相は同12日午後6時に原子力安全委と経済産業省原子力安全・保安院に対し、海水注入による再臨界の可能性について詳しく検討するよう指示。併せて福島第一原発から半径20キロ・メートルの住民に避難指示を出した。

 首相が海水注入について懸念を表明したことを踏まえ、東電は海水注入から約20分後の午後7時25分にいったん注入を中止。その後、原子力安全委から同40分に「海水注入による再臨界の心配はない」と首相へ報告があったため、首相は同55分に海江田経済産業相に対し海水注入を指示。海江田氏の指示を受けた東電は午後8時20分に注入を再開した。その結果、海水注入は約55分間、中断されたという。

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政府から責任を押し付けられた形になった斑目氏本人はどう言っているかというと、完全否定。

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班目委員長「私は言っていない」 再臨界の危険性発言(朝日新聞) - goo ニュース

2011年5月22日(日)03:00

 班目春樹・原子力安全委員長は21日夜、朝日新聞の取材に対し、政府・東電統合対策室の会見について「再臨界の危険性があるなどと私は言っていない。侮辱と思っている」と反論した。

 会見で配布された海水注入をめぐる事実関係の発表文には、「原子力安全委員長から、『再臨界の危険性がある』との意見が出された」などと記されていたが、班目委員長は「発表文は東電と官邸と保安院が作ったもの。原子力安全委員会として抗議する」と話した。

 会見には安全委事務局の加藤重治内閣府審議官も同席していたが、班目委員長の発言は否定していなかった。

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まったくもって、どうしようもない菅氏の独断ぶり。素人のくせに専門家の判断に口を出し、それでここまで被害を広げ、そのうえ自分で責任を取るのではなく斑目氏に責任をなすりつける。どんな人間なのでしょう、この人物は。

これで原発事故が菅氏による人災だということが明確になりました。こんな人物を首相として担いでいてよいのか。こんな菅氏を代表にしている民主党を信じてよいのか。国民のひとりとして菅氏ならびに民主党の退場を願います。


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-05-22 07:06:56
これが本当であれば、国土を放射能で汚染し、取り返しのつかない事をしでかした罪は重罪もの。
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