パティシエ杉野英実さんに学ぶ

昨年末で『プロジェクトX』が消えて、代わりにNHK総合で同時間帯に始まったのが、『プロフェッショナル　仕事の流儀』。

火曜の夜は、ゴウ先生、INDECにて“オープン・セミナー”というイベントを毎週開いています。昨日まで、こんな番組が始まっていることすら知りませんでした。

そしたらば、昨日の午後4時過ぎに何気なくチャンネルを合わせたら、再放送をしているではないですか。1月24日に放送されたものです。

登場していらしたのが、パティシエの杉野英実さん（写真）。名前を知っている程度で、お作りになったお菓子を食べたことはまだありません。

しかし、画面に映し出される美味しそうな洋菓子の数々。ゴウ先生、それこそ食い入ってしまいました。

そして、その職人気質から発せられる重々しい言葉の数々。ゴウ先生、思わず、メモをとってしまいました。一部を紹介します。

　　パティシエになると決めたのは、超一流ホテルから母が買ってきてくれたお菓子に感動したからだ。
　　19歳の時（修行時代）、「何ができるの？」と女友達から訊かれて、恥ずかしかった。
　　当たり前の積み重ねが、特別になる。
　　細部にこそ、神が宿る。
　　答は、現場にある。
　　永遠に未完成でいたい。
　　洋ナシに黒胡椒を振るとよさそうだ（目を丸くして、思いついたアイデアに喜びながら）。

確かに、こうした言葉、普段からゴウ先生も使わせてもらっているものも多くあります。しかし、超一流のパティシエである杉野さんがおっしゃると重みが違うのです。

めざすべき所はここにある！と感銘した次第です。

番組内容については、以下の番組公式サイトをご参照ください。

http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/060124/index.html

注目番組の登場です。

ただし、司会の二人、特に女子アナらしき女性、もう少ししっかりしてもらわないと・・・。