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PGAの年金は凄いぞ

2008年01月17日 10時34分29秒 | 時事放談: 海外編
PGAは、本当に選手を大切にします。

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【清水満のSPORTSマインド】丸山茂の年金は20億円?(産経新聞) - goo ニュース

2008年1月16日(水)03:54

 米ゴルフツアーの丸山茂樹が2008年初戦、ソニーオープンで25位タイ、約4万ドル(約430万円)を手にした。テレビでしかわからないが、今年は順調そうだ。「シード確保に苦労した昨年は予選落ちスタート…。そう考えるといいんじゃない」。今年で9年連続してシード権(賞金ランク125位以内)を手にしているが、サバイバルは容易ではない。

 昨年11月、ダンロップフェニックスオープンに久々顔を見せた丸山は米ツアーの厳しさを改めて口にしていた。「いまシードのボーダーは80万ドル(約8700万円)くらいかな。でも、これって大変な数字よ。賞金額も年々上がってるし、2位とか3位にポンと入ればいいけど、トップ10に年平均4回しか入れてないから、予選落ちしないで効率の良いゴルフをしなきゃならない…」

 38歳、左ひざ痛などけがに悩まされた昨年は31試合、95万ドル余(約1億円)のランク105位で何とかクリアした。世界中から強者が集まり最高峰のツアーを目指す中での戦いだが、“生き延びた”場合、大きなご褒美が待っている。

 巨額な年金である。基本的には予選を通過した試合数が支給額の基礎となる。仮に年間30試合出場、予選通過が20試合とした場合に、15試合までは1試合につき約3500ドル、16試合以降は2倍の7000ドル。これを計算すると年間基礎額は8万7500ドルになる。

 これはあくまでもベース。米プロゴルフ協会はこのほかに放映権やグッズのロイヤルティーなど一括管理して、ファンド投資などで大きくして年金に流用する。ここで大きくものを言うのがツアーへの貢献度である。優勝ボーナス、年間ランキングやツアー貢献度によって大きな差が出る。シード5年以上が受給資格者になるが、10年以上だとそれだけ貢献度が大きくなり、“エリート受給者”となる。選手自体が財産という考え方である。

 2、3年前、米国のゴルフ雑誌がタイガー・ウッズの年金を試算したところ総額2億ドル(約220億円)以上とはじき出した。これにならうとツアー3勝を挙げている丸山も10年以上のシード権を保持すれば総額2000万ドル(約22億円)超という。丸山自身も雑誌の対談で、「事務局に“オレの年金いまいくら?”って聞いたら、“このペースでシード10年続けたら20億円くらいはいく”っていわれた」と。過去の米ツアーでの獲得賞金総額、約1323万ドル(約14億円)を上回る。60歳から20年分割でも年額1億円か…。すさまじい数字である。

 来季念願の10年目。何もソレだけが勲章ではないが、丸山茂樹の米ツアーの足跡が、如実に表れている気がする。(編集委員)

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引退後の生活が安心できるものであるならば、現役のときそのスポーツに一所懸命になれるもの。PGAのクレバーなやり方には本当に凄みを感じます。

JPGAや他のスポーツ界も見習うべきです。もちろん日本の社会保険庁も。

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