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タスポにちょっとだけ期待

2006年10月19日 19時24分02秒 | 離煙ニュース: 国内編
企業の論理なのでしょう。日本にはタバコの自販機が死ぬほどあふれています。11時以降は買えなくなるからといって、現状では未成年であろうがだれであろうが簡単にタバコを買えます。この状況はどうにかならんものかと思っていたのですが、タスポの出現で少し進歩するのかもしれません。

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たばこICカード:喫煙者に「タスポ」発行 08年度から

 たばこメーカーでつくる日本たばこ協会など3団体は19日、08年中に導入する成人識別自動販売機の概要を発表した。喫煙者に発行するICカードの名称は「taspo(タスポ)」で、クレジットカード大手のJCBと提携して電子マネー機能も付ける。協会では、喫煙人口の約7割に当たる約2100万枚の発行を見込んでいる。

 08年3月に鹿児島、宮崎両県で試験導入するのを皮切りに、同年7月までに全国に設置する予定。タスポは「たばこのパスポート」という意味で、顔写真と会員番号が付記される。有効期限は10年。現金をチャージすることができるが、クレジット機能はない。

 発行は08年2月から。小売店や行政機関に用意される専用封筒を使い、顔写真と身分証明書のコピーを同協会のカード発行センターに郵送で申し込む。郵送費用は協会側が負担する。

 成人識別自販機は未成年者の喫煙を阻止するのが目的だが、生体認証システムはないため、業界には「本人確認が難しく、限界もある」と実効性を疑問視する声もある

 開発・整備コストは800億~900億円で、たばこメーカーは今年7月、たばこ税の増税分以上の値上げに踏み切っている。【三沢耕平】

毎日新聞 2006年10月19日 19時03分

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要するに、タスポがないと、自販機でタバコが買えなくなるというわけです。これならば、少なくとも常習者しかタスポを買わないでしょうから、試しに吸ってみるという好奇心組が減り、若年層の喫煙に歯止めがかかるかもしれません。

太字の箇所のような心配もあるでしょうが、いまの野放図な状態よりはましだと考えます。遊び半分で吸い始めたら、立派なニコチン依存症になってしまったという悲しい結果にならないようにすることが重要なのです。

とはいえ、タバコと縁を切る離煙人になることが一番だとは思うのですが。

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