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ソトマイヨール指名に、保守派が反対

2009年06月01日 07時18分09秒 | 時事放談: 海外編
話題を呼んでいるヒスパニック系初の連邦最高裁判事候補ソトマイヨール氏。共和党保守派から猛反対されているようです。

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中南米系初の最高裁判事 アメリカンドリームを体現(産経新聞) - goo ニュース

2009年5月28日(木)08:05

 【ワシントン=有元隆志】米連邦最高裁判事にヒスパニック(中南米系)として初めて指名されたソニア・ソトマイヨール連邦高裁判事(54)は、黒人初の大統領となったオバマ氏と同様、アメリカンドリームを体現している人物として、27日付ニューヨーク・タイムズなど米メディアがその半生を特集した。

 両親が自治領プエルトリコ出身のソトマイヨール氏は、ニューヨーク・ブロンクスで生まれ育った。父を9歳の時に亡くし、看護婦の母に育てられた。少女時代、人気テレビ番組「ペリー・メイスン」を見るのが好きだったそうだが、主人公の弁護士メイスンよりも判事にあこがれたという。

 エール大法科大学院時代は同大学法律ジャーナルの編集にあたった。検事補、弁護士を経て、ニューヨーク連邦地裁判事、連邦高裁判事と20年近くにわたり判事を務めている。

 指名発表で、オバマ大統領は「最高裁判事になるうえで重要な豊富な経験と幅広い視野の持ち主」と強調した。母らが見つめる前でソトマイヨール氏は「このような時を迎えられるとは子供の時想像だにしなかった」と感激深げに語った。

 今後上院で承認審議が行われる。民主党が多数派を占めており、承認の可能性は高いが、保守派からは「最高裁判事としての資質よりも女性、ヒスパニックという点が優先された」との批判が出ており、ブッシュ前大統領がマイヤーズ法律顧問を最高裁判事に指名したものの撤回に追い込まれたのと二の舞いになるとの指摘もある。

「白人より良い結論」=過去の発言が波紋-米次期最高裁判事(時事通信) - goo ニュース

2009年5月30日(土)18:30

 【ワシントン30日時事】米国の次期連邦最高裁判事に指名されたヒスパニック(中南米系)女性のソトマイヨール連邦高裁判事が、自らの人種に関連し「白人男性よりも良い結論を出せる」と過去に発言していたことが波紋を広げている。共和党保守派が「人種差別主義者だ」と激しく攻撃し、オバマ大統領は沈静化に追われている。

 プエルトリコからの移住者の家庭に生まれ、苦学して法曹界で身を立てたソトマイヨール氏は、2001年にカリフォルニア大学で講演し、少数派の立場から、能力による評価の重要性を訴えた。その際、「経験豊富な賢い中南米系女性の方が、経験のない白人男性よりも良い結論を出せるだろう」と発言した。 

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最高裁判事は終身制であるゆえに、指名手続きは慎重になります。おおむね好意的に受け入れられているようですが、どこから茶々を入れられるか分かりません。

これからどうなるか。注目です。

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