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谷垣自民総裁よ、不信任案を叩きつけよ

2011年05月20日 08時17分54秒 | 時事放談: 国内編

まったくもって、阿比留記者の言うとおり。谷垣氏は、何をしているのか。自民党シンパとしても大いに不満です。

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【政論】不信任案、中ぶらり 戦う自民、どこへ行った(産経新聞) - goo ニュース

2011年5月20日(金)08:00

 ◆「兵は拙速を聞く」

 「現時点で退陣の選択は全く考えていない!」

 19日の衆院本会議で菅直人首相が余裕たっぷりに明言するのを聞きながら情けなくなった。最大野党・自民党谷垣禎一総裁は一体何をやっているのか…。

 「国民の不安を解消できないなら政権担当能力がないということだ。内閣不信任案を考えねばならない」

 谷垣氏は17日の党役員会で本格的な倒閣に舵(かじ)を切ったがあまりにも遅い。不信任案が否決される場合を恐れるのは分かるが、「兵は拙速を聞く」(孫子)との金言通り、戦いには迅速さが何より肝要だ。

 東日本大震災発生から2カ月以上。折しも首相は24日から主要国首脳会議(G8)など出席のため6日間に及ぶ外遊に赴く。「サミット休戦」となるころにようやく不信任案提出の「検討」を表明するようでは「本気で戦う気があるのか」と疑われても仕方あるまい

 海千山千の「老戦士」である森喜朗元首相らが主張したように不信任案は、5月2日に平成23年度第1次補正予算が成立した直後にたたき付けるべきだった。間違いなく成立していたはずだ。

 にもかかわらず谷垣氏は逡巡(しゅんじゅん)した。4月30日に補正予算案が衆院を通過した際には、あいさつにきた首相を逆にこうねぎらった。

 「お体に気をつけてがんばってください」

 決定的にどこかピントがずれていないか

 ◆首相に見くびられ

 自民党ベテランは、保身にひた走る首相と優柔不断な谷垣氏を「権力亡者と坊ちゃん総裁」と評した。東京都の石原慎太郎知事も谷垣氏を「女学校の校長みたいで乙にすまして迫力がない」と酷評した。

 首相は福島第1原発事故への対応でも被災者支援でも失態をさらし続けた。今もまた一刻も早い復旧・復興を切望する被災者より政権延命を優先させ「絶対に今国会は延長しない」と言い張っているという。たちあがれ日本の片山虎之助参院幹事長に「心がない」と罵倒され、民主党出身の西岡武夫参院議長に「即刻辞任すべきだ」と“勧告”されながら、なお安穏としていられるのは、谷垣執行部を「赤子のようにくみしやすい」と踏んでいるからではないか。

 ◆気概も人気も無い

 「自民党の致命傷は谷垣氏の人気がないことだ…」

 自民中堅はこう漏らす。確かに産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が4月下旬に実施した世論調査で「首相にふさわしい」との問いに、谷垣氏を挙げた人はわずか2・9%。4・4%の首相にすら及ばない。下野したとはいえ自民党総裁としては極めて異例だ。自民党の支持率は23・4%と、民主党の15・9%を大きく引き離したことを考え合わせると事態は深刻である。

 これほど人気が振るわないのは、谷垣氏に戦う気概が見えないからだとしか言いようがない。「その場しのぎの思いつき」だけで失政を重ねてきた菅内閣が、いまも2~3割の内閣支持率を維持しているのも、谷垣自民党が存在感を示していないからだろう。

 今からでも遅くはない。谷垣氏は生まれ変わったつもりで国民の怒りを体現して首相と戦ってほしい。それができない自民党だったら、もういらない。(阿比留瑠比)

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自民党内の状況をうまく説明した記事も書かれていますので、記録しておきましょう。

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自民、不信任案いつ提出 「6・1」党首討論にらみ最終調整(産経新聞) - goo ニュース

2011年5月20日(金)08:00

 自民党執行部は、内閣不信任案を26、27両日の主要国首脳会議(仏ドービル・サミット)後に提出する方向で最終調整に入った。党内にはサミット前の提出を求める声も強いが、谷垣禎一総裁はなお慎重姿勢を崩さない。6月1日に菅直人首相のサミット報告を兼ねた党首討論が予定される。ここで福島第1原発事故の対応などを徹底追及し、不信任案提出の動きを加速させる。そんなプランが有力となりつつある。

 ◆あおる領袖

 19日の自民各派総会では、領袖(りょうしゅう)が声をそろえて早期の不信任案提出を促した。

 古賀誠元幹事長(古賀派)「菅首相が日本を代表しサミットに出るなんてとんでもない! かけ声だけで国民が評価するのか。体で示さなきゃいかん

 伊吹文明元幹事長(伊吹派)「急流を乗り切るためにはやっぱり馬を代えなければいけない」

 町村信孝元官房長官(町村派)「大義名分はいくらでもある。政府が少し会期を延長しチマチマした補正を出しても不信任案を出さない理由にはならない」

 麻生太郎元首相(麻生派)「政権担当能力がないということが明々白々ならば、明らかに倒閣を考えざるを得ない」

 各派領袖は5月2日の平成23年度第1次補正予算成立直後の不信任案提出を求めたが、谷垣氏は見送った。勝算は十分だっただけに谷垣氏ら党執行部への不信は渦巻いている。

 そんな圧力に押され、谷垣氏は17日の党役員会で「政府が国民の不安を解消できないならば不信任案も考えなくてはいけない」と明言した。

 ところが「平成23年度2次補正予算案を編成せず会期通り閉会した場合」との条件つき。これでは首相が少額の追加補正と小幅延長で「不信任封じ」を仕掛けてきたら谷垣氏はうかうか乗りかねない。19日の領袖たちの「大合唱」には「次の次はもうないぞ」という谷垣氏への“最後通牒(つうちょう)”も込められていた。

 ◆造反組鈍く

 谷垣氏ら党執行部が不信任案の早期提出に慎重なのは、首相が中部電力浜岡原発の停止要請後、民主党造反組の動きが鈍ったからだ。ある党役員は「現状では可決に必要な81人には遠く及ばず30人程度にとどまる」と打ち明ける。

 だが、会期末は6月22日に迫る。谷垣氏が倒閣への強い決意を示さなければ、不信任案提出に向けた地ならしは進まない。むしろ自民、公明両党が結束して政権と対決した方が、民主党内の反首相勢力は息を吹き返すと読んだのだ。

 首相は24日にサミットに出発し、帰国は29日。勝負はその後となる。

 自民党の逢沢一郎国対委員長は19日の与野党国対委員長会談で31日に衆院予算委員会を開きサミット報告を行うよう要求した。すでに翌6月1日の党首討論は合意済み。ここで首相を徹底追及し、不信任案提出への流れを一気に作り出すとの作戦が透けてみえる。

 谷垣氏は19日、不信任案提出時期を問われ「視野を広く考えていく」と言葉を濁した。秘めたる決意の表れなのか。それとも-。(佐々木美恵)

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あれだけ無能な菅氏を国民の代表としてサミットに送り込む。谷垣氏のひとのよさというか、戦う気概のなさにはあきれ果てます。このひと、ひそかに民主党の回し者かと訝るほど。

一刻も早く、菅内閣を打倒する。日中韓首脳会談を福島で開くなど、東日本大震災を自らの延命のための政治パフォーマンスの道具に使う人でなしの感覚をもった首相にこの国を任せてはいられません。

今度軟弱になったら、自民党の政権復帰はありえません。鬼になれ、谷垣氏!



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