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腸内の善玉菌が減ると、うつ病になる

2016年06月19日 07時06分17秒 | 健康

うーん、腸内の善玉菌、偉大です。

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うつ病
やっぱり!? 腸内「善玉菌」が少ない人ほど…

毎日新聞2016年6月18日 10時04分(最終更新 6月18日 10時56分)

研究結果、ヤクルトなど共同チームまとめる

 うつ病の人は健康な人と比べて、ビフィズス菌など「善玉菌」の数が腸内に少なく、菌数が一定以下だとうつ病患者の割合が高くなるとの研究結果を、国立精神・神経医療研究センターとヤクルトの共同チームがまとめ、オランダの科学誌に発表した。腸内細菌は近年、脳の機能に影響を与えるとの研究発表が相次いでおり、チームは善玉菌の減少がうつ病発症のリスクを高める可能性があるとみている。

 うつ病患者は医療機関の受診者だけで推計約73万人おり、実際はその数倍いるとされる。チームはうつ病患者43人と健康な57人を対象に、体にいいとされる腸内の善玉菌数を調べた。

 その結果、ビフィズス菌の便1グラム当たりの量(中央値)は、うつ病患者で約32億個、健康な人では約100億個ラクトバチルス菌(同)は、うつ病患者が79万個、健康な人が398万個だった。また、ビフィズス菌が約34億個以下、ラクトバチルス菌が約309万個以下の人はうつ病の割合が高くなり、発症リスクはそれぞれ3倍、2.5倍になると分析した。

 腸内細菌の関与が指摘され、ストレスなどで悪化する「過敏性腸症候群」を患っている割合も、うつ病の人は高かった。チームは今後、乳酸菌飲料などの摂取でうつ病が改善するかどうかや、菌の種類による効果の違いを研究する予定で、同センターの功刀(くぬぎ)浩・疾病研究第3部長は「医薬品開発にもつなげたい」と話す。【堀井恵里子】

腸内の善玉菌が少ないとうつ病リスクが高まる可能性 - NCNPとヤクルト

国立精神・神経医療研究センター(NCNP)とヤクルト本社は6月9日、腸内の善玉菌が少ないとうつ病リスクが高いことを明らかにしたと発表した。

同成果は、NCNP 神経研究所 相澤恵美子研究員、功刀浩部長、ヤクルト本社 辻浩和室長らの研究グループによるもので、5月24日付けのオランダ科学誌「Journal of Affective Disorders」オンライン速報版に掲載された。

今回の研究では、43人の大うつ病性障害患者と57名の健常者を対象に、被験者の便を採取して、ビフィズス菌と乳酸桿菌(ラクトバチルス)の菌量を、16S rRNA遺伝子の逆転写定量的PCR法によって測定し比較した。この結果、ビフィズス菌およびラクトバチルスの菌数のそれぞれの単純な比較では、大うつ病群は健常者群と比較してビフィズス菌が有意に低下しており、ラクトバチルスの総菌数も低下傾向が認められたという。

ROC解析(Receiver Operating Characteristic curve:受信者動作特性曲線)によって、大うつ病群と健常者群とを区別する最適の菌数(カットオフ値)を求めたところ、ビフィズス菌がカットオフ値(便1gあたり109.53個)以下の菌数だったのは大うつ病群で49%(21/43人)であったのに対し、健常者群では23%(13/57人)。ラクトバチルスでは、カットオフ値(便1gあたり106.49個)以下の菌数であったのは大うつ病群で65%(28人/43)、健常者群では42% (24/57人)となった。したがって、ビフィズス菌や乳酸桿菌の両者とも菌数が低いとうつ病リスクが高くなることが示唆されたといえる。

また、被験者のうち、過敏性腸症候群を合併している人の割合が、健常者群では12%であったのに対し、大うつ病群では33%と、大うつ病群では健常群に比較して有意に多いこともわかった。さらにビフィズス菌やラクトバチルスの数が上記のカットオフ値より低い人は、過敏性腸症候群症状をもつリスクが高いことも明らかになった。

同研究グループは、今回の結果について、乳酸菌飲料やヨーグルトなどのプロバイオティクスの摂取がうつ病の予防や治療に有効である可能性が考えられると説明している。

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というわけで、前向きにがんばりたかったら、腸内の善玉菌を増やすしかありません。

ヤクルトが行った研究ですから、乳酸飲料やヨーグルトを飲んでほしいのでしょうが、貧乏英語塾長的にはイマイチ。やはり、これまでどおり、毎日の納豆、味噌、キムチで善玉菌を育てていくことにします。

個人的には、「おやつに納豆!」が合言葉。安い納豆をキムチに混ぜて、大好きな味噌汁をごくりと飲んで、がんばります。


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