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喫煙が体重コントロールに役立つというのは、大きな間違い

2015年04月30日 03時36分40秒 | 離煙ニュース: 科学編

喫煙がダイエットになるというのは、都市伝説のようなものなのです。

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「たばこは痩せる」論が女性の禁煙を阻む
健康美容EXPO 2015年4月27日 13:47

喫煙により体重を制御できると考えている米国の女性は、たばこの値上げや禁煙の呼びかけに反応して喫煙を止めようとする確率が低いことが、新たな研究で明らかにされた。研究の筆頭著者である米イリノイ大学シカゴ校のCe Shang氏は、「体重に関する懸念が禁煙を阻む大きな壁となっていることがわかった」と述べている。

今回の研究では、2002~2007年に実施された調査に参加した米国、カナダ、オーストラリア、英国の喫煙者約1万人のデータを分析。米国の女性のうち、喫煙が体重コントロールに有効だとする考えをもたない人の場合、たばこの価格が10%上がると禁煙を試みる比率が6%増加したが、喫煙で体重を抑えられると信じている人では、有意な増加が認められないことがわかった。

また、たばこで体重を制御できると考えていない米国女性では、禁煙を呼びかけるメッセージに触れる機会が10%増加すると、禁煙を試みる比率が12%増加したが、たばこで体重を制御できると考えている女性には禁煙の増加はみられなかった。英国の喫煙者にも同様のパターンが認められたが、オーストラリア、カナダでは男女いずれにもそのようなパターンはみられなかったと、英医学誌「Tobacco Control」オンライン版に掲載された今回の研究では報告されている。

Shang氏は、「禁煙を促進する既存の政策の有効性を高めるには、体重に関する懸念も考慮に入れる必要がある」と述べるとともに、ヘビースモーカーは喫煙量の少ない人よりも過体重になる確率が高いと指摘し、「喫煙が体重コントロールに有用という考えは、実際、事実無根である」と付け加えている。(HealthDay News 4月13日)

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貧乏英語塾長の場合、タバコと縁を切る10年前、100kg以上体重がありました。いまは89kg以下です。タバコを吸っていたときのほうが、はるかにデブでした。タバコを吸わなくなっても、特別体重は増えません。

離煙して3ヵ月後に痛風を発症し、他の生活習慣病も次々と発症しそうだったので、食生活を見直し、体重を落とすことにしたら、いまの体重になりました。タバコをやめると太るというのは、タバコをやめたくないスモーカーのいい加減な口実にすぎません。

タバコが与える健康被害を考えれば、はやくタバコと縁を切って、健康的な食事と適切な運動をすれば、体重はどんどん落ちていくはずです。まずは、タバコを吸わないすばらしさを噛みしめましょう。


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