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社長をめざすのが新入社員の12%というのは、少ないのか

2007年07月05日 10時06分09秒 | 時事放談: 国内編
評価が難しい調査結果です。

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新入社員の最終目標、社長は12%で過去最低(読売新聞) - goo ニュース

2007年7月4日(水)18:49

 最終目標は社長よりも部長か役員――。産業能率大が4日発表した今年の新入社員に対するアンケート調査で、こんなフレッシュマン像が浮かび上がった。

 調査は3~4月、同大主催の新入社員研修セミナーに参加した265社の750人を対象に実施し、668人(男性427人、女性241人)から回答を得た。

 調査結果によると、最終的に目標とする役職・地位は、「部長」が1位で17・1%、続いて「役員」が16・9%となった。「社長」は12・0%で、1990年の調査開始以来最低となり、昨年の1位から初めて3位に転落した。同大では「不祥事や事件を受けて頭を下げるトップの姿が目立つことが背景にあるのでは」と分析する。

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二つの疑問が湧きます。

まずひとつ、部長17.1%、役員16.9%、社長12%だとすると、計46%。となると、残り54%はどのような目標で働くのでしょうか。報酬は別として、自分のしたい仕事をするためには、責任は増えるけれどもある程度の役職がないとできないものですが。

第二に、社長をめざす12%はそんなに少ない数字でしょうか。任期3年の社長職として、同期が3人という会社に入社したなら、ひょっとしてこれは少ないのかもしれませんが、同期に100人も200人も総合職がいるような大企業では、12%が社長を目指すとすれば、相当野心的な人材が揃っていることになります。

ともあれ、社長というのはステイタスではなくて、あくまで「役職」。働いてナンボ。だとすれば、そういう大変な仕事に9人に1人がチャレンジしようとしているという調査結果は、日本の現状を考えれば頼もしく思えます。

もちろん、社長になりたいと書いた人がそれだけ真剣に意識しているかどうかも疑問だし、50%くらいの人が社長と書いてもよいではないかという思いが拭えないのは事実なのですが。

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