小林よしのり 『新ゴーマニズム宣言SPECIAL 沖縄論』

今日が沖縄戦終結60周年目にあたります。朝日だけでなく日経までもが社説でこのことを取り上げています。

いわく、沖縄戦の悲惨さは、日本が沖縄を捨石と見て、沖縄の人々がアメリカ軍と戦うだけでなく、日本軍と戦わなければならなかったことだと。

この事実の前では、ゴウ先生も何も言えません。

しかし、私たちはあまりに沖縄のことについて知りません。沖縄戦の悲惨さであるならば、幾分かは知っていたとしても、戦後60年の歩みにいたってはほとんど無知に等しい人ばかりではないでしょうか。

沖縄の実情を知るにはどうしたらよいものか。ほとんどの本が左翼的アプローチで書かれたものばかりである様な気もするし、と途方にくれておりました。

そしたらば、タイムリーに小林よしのり氏がまとめてくれました。

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ゴウ先生は、『サピオ』読者ではありませんので、毎月『新ゴーマニズム宣言』を読んでいるわけではありません。ただし、単行本にまとまると買います。

この本も先週本屋で見つけて、即買いました。

しかし難しかった・・・。その難しさは、ゴウ先生の無知から来ました。とにかく知らないことだらけです。同じ日本であり、一度は行ったことがある場所ですが、教えられることばかりです。

もちろんゴーマニスト流の解釈と皮肉がたっぷり入っています。しかし、今回ばかりは、反論を考えるとかいう余裕はまったくありません。

ゴウ先生は沖縄をまったく知らなかったのですから。

ゴウ先生ランキング：A

沖縄についてほとんど知らなかったということをこの本に教えられたのがこのランキングの意味です。正当性など何も言えません。面白く刺激を与えてもらったことに感謝するのみです。

とにかく読んでください。そして沖縄のことを知りましょう。そして日本という国があの場所に対してどのような仕打ちをしてきたかを右も左もなく学びましょう。

すべてはそれからです。