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李台湾前総統の靖国参拝、外相「問題なし」

2007年06月11日 07時11分13秒 | 時事放談: 海外編
靖国神社に参拝された李登輝前台湾総統。日本がいわねばならないことをしっかり代弁してくれました。

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「靖国問題は中韓が作った」李登輝氏が特派員協会の会見で(読売新聞) - goo ニュース

2007年6月9日(土)13:33

 李登輝・前台湾総統(84)は日本訪問最終日の9日、都内の日本外国特派員協会で記者会見し、「靖国問題は、国内問題を処理できない中国と韓国によって作り出されたもの」と、日本の指導者層による靖国参拝を非難する中国、韓国を逆に批判した。

 両国の靖国批判に対して「日本の政治は弱かった」との認識を示した。

 李氏は「自国のために亡くなった若い人をおまつりするのは当たり前のこと。批判される理由はない」と述べた。

 また、中台関係については「台湾はすでに独立した自由で民主的な国である」と改めて主張、中国に対し、「民主化を進め、人民に自由を与えなければ、発展できない」と警告した。

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これだけいわれたら、日本の政治家も応えてほしいと思っていたら、麻生太郎外相が声を挙げてくれました。

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靖国参拝「問題ない」 麻生氏が李登輝氏支持 (産経新聞)

 麻生太郎外相は10日午後、仙台市内で講演し、李登輝前台湾総統の靖国神社参拝に対する中国の反発に関し「李氏は84歳で、第一線を退いた人だ。(太平洋戦争で日本兵として戦死した)兄が靖国神社に祭られており、元気なうちに参拝したことに何の問題があるのか」と述べ、批判される理由はないとの認識を示した。

 麻生氏は「日中共同宣言に基づく『一つの中国』という政策をいまだかつて変えたことはない」と日本の基本姿勢を強調。さらに「台湾は選挙で総統を選んでいる。クーデターでなく選挙で政権交代が行われたのは、中国の歴史でここだけだ」と述べ、台湾での民主主義定着を評価した。

(2007/06/10 20:52)

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李前総統の行為を称えながら北京とケンカしているわけではないという、このしたたかさ。これがいまの日本の外交に必要なものなのです。

時々物足りないけれども、外相には大いにがんばってもらわないといけません。期待しています。

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1 コメント

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Unknown (アル)
2007-06-11 17:15:02
李登輝氏も色々な思惑があっての発言だとは思います。
(台湾の孤立化等々)
今は現役では無いが、発言力はかなりのものなのにこの発言。
政治家としては素晴らしい方と感じました。(人間的には解りませんが)

日本の政治家は、企業家との繋がりが密過ぎて言いたいことも言えない現状があると思います。
第一線を退いた方々も、こういった気概があればいいんですがね・・・
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