熱い男になるために、その二

熱い男になる第一歩として、前回は半身浴を語りました。基礎体温を高め、疲労回復を促進するのに絶大な効果がありますから、ぜひ試してみてください。そして続けてくださいね。必ず効果が出てきますから。

とはいえ、半身浴だけでは十分だとは言えません。楽な方法というのは、やはりそれなりのところで効果が止まる可能性があるものです。というのも、半身浴だけでは基礎代謝率が大幅に向上することは考えられないからであります。

そこで基礎代謝を高めるためにはどうすればよいのでしょう。答えは、全身の筋肉量を増やすことです。

筋肉量を増やすためには、第一に運動、第二に栄養、第三に休養が求められます。

本日は、その運動から語りましょう。

ゴウ先生の場合、INDECを設立してからこの6年間ウエイト・トレーニング（WT)を主体に運動してきました。何せ個人事業主として零細英語塾経営の道を歩むゴウ先生としましては、病気になって倒れることは、即一家離散を意味しますから、体調管理は何よりも重要なものなのです。

昨年生活習慣病の治療のためにWTを控えていた（WTは尿酸値を上昇させるので、通風患者は避けた方がよいとされています）時期を除けば、大体週に2回から4回ジムに通って、全身を鍛えてきました。

しかし、昨年の教訓からWTだけでは健康になれないということが分かったので、いまはどんなに忙しくても毎日最低１km以上走るように心がけています。

筋肉をつけることばかりに気を取られ、体の中にいつの間にか溜まってしまった毒素を外に排出しなければ、代謝も上がりません。ですから、無酸素運動のWTで筋肉に刺激を与え筋肉の成長を促すと同時に、有酸素運動のジョギングで体脂肪を燃焼させていくと代謝が上がって基礎体温も高くなってきたのでした。

もちろん、代謝率を上げるためだけならばわざわざジムに通う必要もありません。自宅でできる筋力トレーニング（腕立て伏せ、腹筋クランチなど）と散歩程度でも十分に効果はあると思います。

要は、毎日続けられる運動を生活習慣にしてもらえれば、自然と健康になり、粘り強い体力と明晰な頭脳を手に入れられるようになるのであります。

続けきること、これがすべてのカギですから。

（次回は栄養についてです。お楽しみに。）

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