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中国、二酸化硫黄排出量世界一に

2006年08月14日 07時06分23秒 | 時事放談: 中国編
少し前の記事になりますが、大切なニュースなので、記録しておきましょう。

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二酸化硫黄の排出量世界一 中国、深刻な大気汚染 (共同通信) - goo ニュース

2006年 8月 3日 (木) 19:04

 【北京3日共同】中国国家環境保護総局は3日、中国の2005年の二酸化硫黄排出量が2549万トンに達し、世界1位だったと発表した。亜硫酸ガスとも呼ばれる二酸化硫黄は、酸性雨などを招く大気汚染の原因物質。同局によると04年の世界一は米国だった。

同局は「2000年と比べて27%増えた」と深刻な現状を認めた上で、第11次5カ年計画で明記した汚染物質排出量の10%削減目標の達成に努力する考えを示した。

05年の排出量のうち約85%に当たる2168万トンが工業施設からの排出。同局は特に石炭火力発電所について「中国全土の石炭消費量の5割を占めている。二酸化硫黄や窒素酸化物など汚染物質の主要排出源になっている」と指摘した。

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当ブログでも再三にわたって紹介していますが、中国の環境破壊は手のつけられようがないくらいにひどいものになりつつあります。

あれだけの人口をもった国が大量に化石燃料を使ったら、二酸化炭素も二酸化硫黄も、あるいは他の有害物質もどんどん大気中にばら撒くことになるのは火を見るよりも明らかです。ところが、それに対して抜本的な対策を中国政府は採っているように見えません。

そうした環境破壊に対する意識の低さが、すでに水質汚染や黄砂被害などに現れています。これからは大量の酸性雨が中国ならびに極東地域を苦しめることになるのかもしれません。

北京オリンピックに向けて、まだまだ開発の進む中国。政治・経済のみならず、彼の国の環境破壊にも目を離せません。

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