続・トコモカリス無法地帯

うんざりするほど長文です。

メタルマックス4攻略 その26 戦車改造計画・ダブルエンジン型4

2019-10-27 16:24:47 | メタルマックス4
・ウルフ
4のウルフには作中最高性能の武器があります。
「完全宇宙砲」迎撃無効全体攻撃3連射を弾数99発。超改造すれば相手を選ばない万能武器になるでしょう。自分で使ったことが無いので推測ですけど。それ程の高性能でも看過できない欠点があります。見た目が問題。カラフルグラデーションサボテン。それが股間から生えてます。固定武装なので場所変更不可能です。色調・形状・位置の三重苦ではどれほど高性能でも使う気になれません。宇宙砲はもう飽きた。

しかし、完全宇宙砲無しでもシャシー・究極レッドウルフは強戦車です。レンタルタンク買取でのみ入手可能なこのシャシーには、特性:グランドラッシュが付いています。武器種類問わず何でも一斉発射出来るので、装備に悩む必要はありません。一番強い大砲と一番強い機銃と一番強いSEを載せて、何も考えずに1回だけ戦いました。その1回で気が済んだので強武器山積み計画は終了、新しい運用方針に切り替えました。
以前にチハでは構成できなかった「援護妨害嫌がらせ」特化戦車、グランドラッシュ付きのウルフなら可能です。
Cユニットにノア・フラグメント。特性:迎撃能力・迎撃回避・エンジン補助。どれも強力だけど、特に迎撃回避が重要で、セメント弾や煙幕弾を確実に当てることができます。
しかし装備枠5つのうち、2つも援護装備に割くため全体火力は低くなります。残り3つは高火力を選びました。どうせ迎撃されないのだからバースト系大砲とサウルスポッド。機銃はシャークガンが強い……と思ったら色変更が出来ないでやんの。真紅の狼は武器も赤揃えで統一したいところ。4ではなぜか色変更不可な機銃がいくつもあり、グリーン系ならともかく赤や青の機体に装備すると浮いてしまいます。最終的にギガンガンに落ち着きました。高火力・全体攻撃・迎撃能力対応・色変更可能な機銃。しかもキャノンラッシュ対応する使い勝手の良さ。限定リミテッド版でないと入手不可能だったり何気にレアアイテム。高いの買っといて良かった。

主力は冥王バースト砲とサウルスポッド、普通だと迎撃されて最大火力を発揮できない装備ですが、この環境ならフルパワー全弾ヒットが見込めます。とはいえサポート特性が付かないため、素の攻撃力勝負になり他戦車より総ダメージは控えめです。せめてもの足しにとギガンガンとセメント砲も強化しました。本来セメント砲なんて当たれば良いだけの援護装備ですが、構成上どうしても攻撃手数が足りません。セメント砲もダメージソースです。

さらにカラーリングも派手にしました。前作までは戦車のフィールド上表示がドット絵だったので模様を表現出来ませんでした。赤い車体に黄色い稲妻マーク入れると、画面上では混ざった柿色になり、凝った色調ほどフィールド表示と落差が大きくなる仕様。
4ではステータス画面の3D表示そのままの戦車が走り回ります。もちろんウルフの車体横の稲妻マークもそのまま表示です。紅い稲妻てのは安直だけど強キャラにはよく付く肩書きです。ジョニーライデンとかローテブリッツとかいっぱいあるじゃない。ウチの紅い稲妻戦車はエース機じゃなく妨害と援護の専門家だがな。

地味過ぎてシリーズ看板戦車にやらせる役目ではない気もしますが、こいつが一番上手く嫌がらせ攻撃できるので汚れ仕事担当にしました。
喰らえ迎撃できないセメント、ふはは動けまい。
喰らえ迎撃できない煙幕弾、ふはは視界が利くまい。
そのまま迎撃できないラッシュ直撃して死ぬがよい。
汚い、さすがウルフ汚い。

私の使うウルフ戦車は作品ごとに運用法がまるで違い、
3では、閃光迎撃神話で皆を守る綺麗なウルフ。
2Rでは、キングバースト6連電光石火のごり押しウルフ。
4では、煙幕とセメントで弱体化専門の卑怯なウルフ。万能型とも言います。
ウルフは新作ごとにシャシー性能がマイナーチェンジされるので、こいつにしかできない役割が毎回変わります。
今作では主役感薄いな。



・だんじり
以前の記事で残念戦車だと貶しましたけど撤回します。これは良い戦車です。装備の自由度が高く、どんな装備でも破綻無く載せることが出来ます。真ん中に集中させたり上下左右に大きく広げたり、位置取りも自由自在です。
大砲の取付位置に前後差があり、宇宙砲を車体で覆って誤魔化したり、逆にヤキトリ砲を目立つように前方に配置出来たり、姿格好の整えやすさも優秀です。バイオタンクの装備に散々悩んだ後だから余計そう思います。本体重量がかなり軽く積載量に余裕があるのも長所です。
ラッシュ対応力ならば、ダブルエンジンではトップクラスの器用な戦車。一見するとグランドラッシュ持ちの方が自由度高いのですが、あれらは1穴大砲固定。SE・バルカンのサポート特性は乗りません。装甲車は1穴をビッグバルカン(機銃)ジルコンドリル(SE)に変更すればサポートも乗るけどな。やっぱ装甲車最強やん。だからあれと比べんな。

ただし、こいつの良さは数周回した後、ラッシュ用武器が豊富に揃ってからようやく理解できたことです。1穴固定武装はどうやっても外せないので、電光石火戦法には全く向きません。4では通常武器をただラッシュしても火力不足です。超改造武器を複数用意してから本領発揮の超遅咲き戦車なので、3周くらいは格好悪い残念戦車評価されるのも当然だと思います。私は今でも格好良いとは思ってませんけど。
他の戦車では載せにくい「外見が悪い優秀武器」をどうしても使いたい、そんな時こそだんじりの出番です。元々変てこな外見のシャシーに変な武器をどれだけ積もうと、これ以上格好悪くなりようがないため、気分的にはノーリスクです。雰囲気だの統一感だの体裁を一切気にせず、イロモノ武器をまとめて実戦投入できました。4では前作以上に珍妙奇天烈な外見をした武器がたくさんあります。カラフルサボテン以外にも、
どう見ても日本刀、ロケットパンチ、ドラゴンの首、メカドラゴンの首、ヤキトリ、くちびる、眼球、どんな戦車に載せても似合いませんが、だんじりなら有りだと思います。祭祀用車両に合理性を求めてはいけません。

最終的な運用はキャノンラッシュ型になりました。先述したバイオタンクとは逆の方向性。性能だけなら一流の大砲ばかりを束ねてまとめ撃ち。攻撃力が高ければ、攻撃回数が多ければ、強敵に勝てれば、どれほど異形の外見でもかまいません。姿を疎まれた武器達の流れ着いた先が祭事の山車というのは、ある種寓話的で神仏の前ではみな平等、あるがままにありなさいとも解釈できます。だからもう外見に悩む必要はありません。思い出してください、あなたにとって最も大切なことは何ですか?
火力。
ザッツライト、ファイヤー。

容姿にこだわらない設計方針のせいで、逆に性能面では最も合理的な戦車になりました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿