続・トコモカリス無法地帯

うんざりするほど長文です。

メタルマックス4攻略 その38 戦車改造計画・シングルエンジン型6+完結編

2019-10-28 03:13:39 | メタルマックス4

・装甲車
潜在スペックがゲーム内最強を狙える高性能シャシーだと最初に書きました。だから慎み無く単純に最強クラスの武器をガン積みしました。限界まで超改造した機神逆鱗砲と機神憤怒砲。ゲーム中の最強ダブルエンジン500t超え積載量でもSP15000を切る特大重量です。そして武器色は派手で大袈裟なゴールドとシルバー。これらは一部武器だけのレア色で変更すると元に戻せない貴重なカラーリングです。最大数値の全体大砲と連射大砲と肉が一番多いヤキトリ砲を載せた、わかりやすく豪華な戦車にしました。

しかしこの戦車の目標は「最強」ではありません。そんなん最初に済ませたわ。
テーマは「稚拙」です。ひたすら安直に強い武器を集めて撃つだけ、単純な高性能の寄せ集めにすぎません。一番強いエンジンに一番強い武器を載せて一番強い特性で戦う、まったく知識と工夫が窺がえない構成ですが、そうした雑な設計のせいで装甲値に廻す出力が足りず、全車中でも打たれ強さは最低辺です。バイク以下の脆さ。実は見た目の攻撃力数値が高いだけで、攻撃手数は少ないため瞬間火力も全車中最低辺です。現時点ではな。
一応全武装が迎撃を抜けるので、何を相手にしても戦える万能さはあります。素質と素材は最高級ですから。
つまり最高の材料を使って最低限の性能しか発揮できず、そのくせ容姿は無駄に輝いて豪華という、素材の良さを台無しにする愚鈍設計機体。このシャシーは全車中で最高スペックを出せるけれど、私がそこで最高値からの落差の大きさも最高スペックで出せると考えたために、あえて唯一独自個性の最高性能無駄使い戦車として組み立てました。他の戦車だと機神系大砲2本の特大重量291.30tに耐えられないけど、装甲車だとなんとか実用レベルを維持できるので、馬鹿ヨゴレ属性をこなせるオンリーワンなシャシーなのです。できる子ってつらいのよ、周囲に馴染めなくて。そこを調整してあげたのは私の優しさです。隙の無い優等生より致命的欠陥持ち美人をを好む、自分の感性が歪んでるのは元からです。2Rでもマンムートが同様の被害に遭いました。

大砲はトップクラスの3本積んで十分強いのだけど、他2箇所装備がまだ決まっていませんでした。せっかくの特性グランドラッシュ、どんな武器でも一斉発射できますから種類は問いません。機銃には軽くて強力なノラバルカン。ギラギラ貴金属カラー内に緑色の地味な機銃が混じったけど、不揃い感も個性です。残り1箇所を何にしようか。
結論としてゲーム内で最も馬鹿な武器を付けました。オーバーフロー(本当はアンダーフロー)ウェポン・ビッグカラーテ攻撃力65505。2013年開始からありとあらゆる強敵をひたすら殴り倒してきた理不尽パンチ、こいつを馬鹿武装の締めとします。素の能力は全車中最底辺だけど最後に打つ巨大ダメージ馬鹿パンチが全てひっくり返す、車輪のついた走る不条理です。装備の組み合わせに拠る相乗効果を一切考えず、ただ大数値を足し算するだけの浅はかな戦車が完成しました。



・バイオタンク
決め手となる武器の強さに欠けるせいで、改造を後回しにしていました。タコは3で延々、ティラノは前攻略で散々、長い事使って飽きているため残る候補はクワガタとマンモスです。それはさておき、以前にバイオがバイオであるためにバイオブレインは外せない、と拘ったせいで武装には随分と苦労しました。今回はバイオやめます。バイオブレインなんて即トランクルームに突っ込んで、好き放題に武器を載せます。
まずはシャシーの性能比較。

クワガタは装備選択肢が「大砲特化」か「固定大砲+機銃かSEだけ」と極端に分かれます。キャノンラッシュの使い手は既にたくさんいるので、新たに加えるなら武器混成型が欲しいところ。武器種が揃わなくても4穴まで強引にフォースラッシュで撃てます。特性:グランドラッシュCユニット・バクチクメーカーも1つだけあります。もはや装備制限はありません。

しかし、こうして先に書いているのは、クワガタを採用しなかったからです。理由は背丈が足りなかったから。いつもの「3高は譲れない」我侭性分がまた出てきました。高火力・高耐久・高身長、自分で扱うメタルマックス内のキャタピラ型戦車には全て適用してきた個人鉄則です。クワガタは元々の車体形状が平べったく、そこにどれだけ機銃・SEを並べても上背が増えません。大砲特化型は大きく背中が盛り上がり、スタイルは良いものの、キャノンラッシュしか出来ないシャシーです。またキャノンラッシュかよ、武器混成型にするんじゃなかったのかよ。
外見と性能、どちらの方向性でも不満解消できなかったのでクワガタは降板。


拠ってシャシーは残り候補のマンモスに決定。能力的にはクセが無い万能型ですが、1穴固定大砲ノーズキャノンⅦは最終的にサウルス砲並みの性能に育ちます。苦手な相手がいない使いやすい武器です。他の固定武装は剥がして高性能な装備に変更し、固定大砲と多段SEをフォースラッシュで撃つ構成にしました。5穴に迎撃SE積んで出来上がり。
しかし装備配置のバランスが少々気に入りません。後付け装備は鼻上から頭頂部を通って尻まで縦一列だけに集中しており、まるでモヒカン刈りにされたような姿は、両サイドががら空きです。おかげで正面アングルだと後方の武器が背後に隠れ、駐車場に他戦車と並べると貧弱武装ボリューム不足に見えます。両肩部分に何か付かないものか。
結局、武器のモヒカン配置はどうやっても変更出来ないため、多少弱くても両側部に付く固定装備ミサイルで空間を埋めるしかなさそうです。ならばウィング生やそうか、たしかティラノでは元の翼(ティラノウィング)外しても、後から別の翼(ギドラウィング・性能がやや落ちる)を付け直せました。マンモスにもギドラウィングを付ければ……付かないわ。
失敗した、このマンモスはもうだめだ。

バイオパレスに行って、バイオタンクを元の鉄くずとぬめぬめ細胞に分解しました。また設計から始めます。シャシーはマンモス、性格はすなお、色はジャングル迷彩。先ほど分解したばかりのバイオタンクと全く同じ設計で作り直しました。こんな注文にタンクレディ博士は困惑したかもしれません。
「さっきと同じ子よねぇ、なぜ殺したのぉ?」
「翼が無いからだよ」
「自然に生えてきたはずよぉ」
「俺がもいだからな」
うちのヒナタさんは非情なとこあるので、生命倫理感に少々欠けています。というか、こういう「他者の身体生命をなんの躊躇もなく消耗資材扱い」するサイコホラーみたいな人を前に見たことがあります。グラトノスっていうんだけど。ドラムカン相手に生体実験・改造強化・洗脳支配やりたい放題やって「うまくできた」程度にしか感じてない人。他にもムカデ人間やタコ女やサメクマなど被害者多数。特にムカデはあんまりだろう、あんな姿にされたら悲しいだろう、でもそんな事情など気にしてなかっただろうなグラトノスさん。シェルタの街を砲撃したくてしたくて、ずっとウズウズしてたもんな。
あれと比べればヒナタさんは大分優しいので、被害者をかわいそうな象1頭だけで済ませました。

それはさておき、資材が有り余ってるので新マンモスは即完成しました。生まれたばかりの戦車に超改造エンジンを載せて一気に積載量を上げたら、装甲タイル山積みにして実戦育成開始です。さっさと進めたいので、トランスゴン相手に変身させてから宇宙ドールの最高キラキラ効果を使います。上手くケルベローダーに変身してくれると、経験値増加が胴体+頭3つに適用されて4体分の大量経験値。1時間かからずにマンモスがレベル60を超えました。こんな短時間で急に身体からいくつもバイオ兵器を生やしたら健康に悪いだろうに。しかしバイオタンクの都合など知った事かと、ヒナタさんは鼻と翼以外をまたもぎ取りました。やっぱりサイコ過ぎませんかヒナタさん。

もう手遅れな感じのヒナタさんは放っといて、戦車改造計画に戻ります。バイオタンク・マンモスの両サイドボリュームを増しつつ、戦力強化を進めます。必須装備のマンモスウィングを活用できる構成を考えました。2回攻撃SE・火力も高めですが、迎撃能力があるうえ弾倉24発しかありません。迎撃発動させてたらすぐに弾切れ起すので、他の迎撃専用SEと2個1セットで使う必要があります。前にもあったな、こういうの
1穴:固定大砲
4穴:マンモスウィング
5穴:迎撃SE
と早々に装備枠が埋まってしまったので、残り2箇所で攻撃力を稼がないとなりません。いや、1箇所は全体攻撃雑魚掃討武器を載せるから、積める強火力武器は実質1つだけ。しかも特性で強化できる1穴は使えないので、武器自体の素火力が頼りです。思いつくのは機神憤怒砲しかありませんが、装備したら似合いませんでした。だったら次に強いジャック完成砲では、強化宇宙砲では、キングバーストでは、ケーニヒスバーストでは、あれこれ片っ端から超改造して装備してみました。
外見と性能から2つまで絞り、
・エクスダイキャノン(2連射・迎撃突破・攻撃力3000以上)
・冥王バースト(4連射・迎撃される)
一撃の重さならエクスダイキャノンが優れていますが、構成上攻撃手数が5射+大砲分、と不足してるので冥王バーストを採用しました。雑魚散らし用には、無限弾全体攻撃SE最高火力の怪鳥音叉を装備します。ラッシュの手数が少なめな分を武器自体の火力で補うため、全て限界超改造しました。

出来上がったマンモスタンクはまさに装備混成型で、迎撃抜ける・抜けない、継戦能力が高い・低い、など装備性能のまとまりに欠けていて、特筆するような強さはありません。しかし一度の攻撃回数が少ない反面、ダメージ減衰のかかる武器が無く、クリティカルでのダメージ量の伸びが良い気がします。体感的な観測だとそんな気がします。半分生モノ戦車なので気分にムラがあって、調子に乗った時は強いんじゃないでしょうか。
しかし、マンモスに求めた要素は性能よりも横幅です。今回の攻略データでは、デマーエに羽を生やさず、他も軽戦車や自動車がメインで、駐車場に並べると全体的に小さくこぢんまりしたチームです。だから必要以上に横幅主張する戦車が1台欲しかったのです。入手場所固定の都合で、バイオタンクとだんじりは小柄なシャシーが上下に並んでしまうので、装備はなるだけ大きくかさばる外見で選びました。野生動物の威嚇かよ。コアリクイの構えのほうがまだ力入ってるよ。



完成した戦車を一覧画像で眺めるとこんな具合です。

今回の戦車改造のテーマは、それぞれ左上から順に、
初めての携帯戦車、原付バンバンビガロ、スペースハルク、なめくじ殺し、続編での初代主役機の扱い、合体マシン1号車、大砲山脈、かわいそうな象、繊細キャノンラッシュ、インターセプターもどき、存在の耐えられる重さ、怒首領尻大往生、の12本です。

以上で、メタルマックス4攻略・別カートリッジ分・シングルエンジン車編は終了です。終了しないといけません。バイク編とかやりだしたら、いつまで経ってもメタルマックスゼノを進められないからこれで終了、終わり、完結です。一旦はな。

実のところ戦車改造は片付けましたが、他にもまだやり残してることがあって、キャラクター自体の最高レベルまでの育成は手がけていません。でも、これからもやらないんじゃないかな。
2Rから顕著ですが、大量のレベルメタフィンを調達できるようになると、キャラクターのレベルが上がりすぎて戦車より強くなります。運転レベルの補正が元武器数値を超えてしまうので、雑魚武器でも必殺の威力、並みのボスキャラでは瞬殺、出会い頭にみな消し飛ぶ戦闘に変わります。個人的には境界は300レベルくらいでしょうか、そこを超えてしまうと最後のクリア後隠し賞金首・砲神マァルドゥクスでもレベルが下回って「危険」表示が消えます。つまり、もうこの世界に脅威になる相手はいません。難易度上げて最高キラかけするとレベル999でも大苦戦するらしいのですが、300から999までのレベル上げの過程がつらい、果てしない。残り699レベル分の経験値を積み重ねる作業は自分には無理でした。やろうとしたことあったけど300半ばでギブアップ。数値は上がってくけど画面内の動きは変わらないので単調さに飽きました。

シングルエンジン車改造計画は3・2R攻略経験から出てきた結論で、最初のメタルマックス4記事を書いた頃ではまったく思いつかなかった発想をふんだんに使いました。優劣ではなく、以前より思考幅が広がっただけの話ですが、その広がる前状態で始めたメタルマックス3でオーロックにボッコボコにされてるからな。成長はしてるんだよ。

ようやく終わった。やっと気が済んだ。6年かかった。始め1ヶ月で済ますつもりだったとか見積もり甘すぎでした。それでも2013年からメタルマックス4始めて、戦車軍団並べるのが楽しくて3に戻って、2Rも続けて、また4に戻って、戦車48台分の理由を考えて全部に納得する個性分けが出来たので満足です。1台1台はそれぞれ80点くらいの出来ですが、それを合わせてチーム全体では120点の出来になりました。それが4チームあるのでトータル500点くらいでしょうか。私は算数が苦手です。



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