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続・トコモカリス無法地帯

うんざりするほど長文です。

術師の師匠が増えた

2009-09-15 22:52:48 | TRPG
D&Dで新米術師の私には勉強しなくてはならないことがたくさんあります。それを今回また思い知りました。
先日のキャンペーン最終戦。3回戦闘がありました。趨勢を決めたのはクレリックの戦術でした。今度は神聖魔法の勉強ですか。もうついていけません。また頭上でわけのわからないやり取りの応酬があり、次の瞬間には勝負が決してしまいました。具体的にいうと…

クレリックのホーリーワードで敵を元の次元界の強制送還!
敵術師がセレリティで割り込み、ディメンジョナルアンカーで引き止め!
クレリックが「信仰の相殺」からのデュエルウォードでグレーターディスペルマジック!ディメンジョナルアンカーを解除!
強制送還完了!

バフ完成!
敵のリシプロカル・ジャイア!
スペルターニングリング発動!リシプロカル・ジャイア反転!
敵死亡!
これがわずか1ラウンドの間で起こりました。もうね、わけわかりません。書いた私もよくわかっていません。どういう仕組み?どういう設計?どういう思考でこうなってるの?
術師は10lvオーバーになると設計の癖が出てきて、PLごとにカスタマイズされているので他のPLでは大抵使いこなせなくなります。もちろんウチの術師ズもピキピキにチューンされているので他人では使いこなせません。そこでコツを聞いてみました。
「セレリティの空撃ち」「ディメンジョン系を制する」「ディスペルは必須」「スクライングは基本」「アーケンサイトを読む」「ファイアボールイラネ」
分かったような分からないような、やっぱり分かりません。偏ってます。ダメです、この先生達は参考になりません。
「攻撃呪文なんか持ってない」「会う前から戦ってる」「嫌がらせ万歳」「後だしは強い」「ちゃぶ台がえし」
なにが言いたいんですか、あなたがたは。
意味不明ですが、いざ動かし始めると強力です、彼らは。
敵の先制をとり、機先を挫き、土壇場で粘り、状況をひっくり返します。そしていけしゃあしゃあと言うのです。「今日はもう仕事したー」彼らがこう言ってる間は優勢です。頼もしい限りです。
ですが、私がその域まで到達するためには思考の素地から入れ替えるとこまでやらなくてはいけないようです。私の前衛戦士的思考とはまったく異なる思考パターンで構成されている世界です。エッジ先生、ジュエル先生、エルーア先生。私とは頭の中身が違います。
あとビルド過程を考えるとゴート先生にアルフレート先生。廻りじゅう師匠だらけです。

次回から思考変更のための分析をします。

キャンペーン1終了

2009-09-14 01:26:45 | TRPG
D&Dのキャンペーンがひとまず終了しました。最高lvの20lvでのドラゴン軍団との死闘に終止符です。騎乗弓兵ペルガの戦いもこれで一段落つきました。

頑張りました、ペルガと相棒ブタのトコモンは常時130前後のダメージを出し、確実に敵のHPを削りとりました。湯水の如く敵の弱点を突く専用矢(ベイン矢)を撃ちまくり、遊撃手の役割を果たしました。何度も書きましたがペルガは複座型キャラクターです。乗騎のブタに跨り、驚異的な機動力で戦場を疾走し、毎ラウンド全力攻撃でありったけの矢を射ます。きわめて単純な戦法ですが効果はあります。圧倒的なリーチで敵の間合い外から攻撃し、そのまま機動力を生かして遮蔽物に隠れます。ダメージリソースとしてはPTの攻撃役最下位ですが、常に攻撃できるタイミングを選ばない体勢と、常に敵の間合い外を高速での移動により、安定したダメージを毎ラウンド叩き出しました。
特筆すべきはやはり乗騎ブタのトコモンの機動力。通常の軽戦士が6マス移動なのに対し、高速化アイテムで強化したこのブタは17マス移動します。さらに全力移動で倍の34マスが普段の移動距離。ペルガは「立ち乗り」の特技によってこのブタの騎上から自由自在に矢を射ることが出来ます。ただ、弓のダメージは元々ペルガが小型種族のせいもあり小さいモノです。その辺は敵の種類によって専用のベイン矢を使い分け、ヘイスト呪文の追加攻撃、特技「速射」の併用により、手数で補います。そして高い命中率。透明化、分身化等している相手にも命中するようジェム・オブ・シーイング等のアイテムで敵の正体を見破るようにも対応していました。
あと、トコモンはブタ(正確にはトコモンという謎生物)ですが喋ります。「はいでちゅ」「えいでちゅ」と簡単な会話ができます。しかし本来「動物の相棒」が覚える「芸」を1つも覚えていません。レベルも12lvしかありませんでした。たった12lvで20lv帯の戦いの中を懸命に走りぬけました。
「ゆくぞートコモン!」
「はいでちゅ」
「退却じゃートコモン!」
「えいでちゅ」
戦闘中はこんな調子。
ちなみにペルガは外見は幼女ですがババァ口調で喋ります。最近流行のロリババァ系というヤツです。

そんなペルガとトコモンも今回でひとまず引退です。お疲れ様。強大なドラゴン軍団相手に一歩も引かずに戦った小さな戦士に休息を。
本名はペルガトリータ・オーキッドシードという長い名前だったりします。引退後は元の猟師に戻りのんきに25匹のトコモン(家にいっぱいいる)を飼って暮らすのでしょう。

トコモンというのは元々デジタルモンスターというゲームに出てくるモンスターの1種です。あまりに可愛いのでブタになぞらえてD&Dの自キャラにしてみました。ウチにはトコモンのぬいぐるみやら、マスコット人形やら、ワッペンやら、靴下やらいっぱいグッズがあったりします。

今日は自分のキャラの分だけ。
残りは明日以降に。

UNIの定例会にまた参加

2009-08-02 22:05:29 | TRPG
TRPGサークル・UNIの定例会にまた参加してきました。システムはこれで3度目の「アルシャードガイア」さすがに3回もやると自分でも馴れが出てきたと自覚できます。最初の卓紹介で「変態なシナリオ」と聞き、なぜか喜び勇んで参加してしまいました。やっぱ遊ぶからにははっちゃけたいじゃない。
ですが、蓋を開けてみると参加メンバー5人中、変態は1人だけで後の残りはみな変人ばかりでした。女装兄貴、任侠狐、ロッカー魂のダンピール、異世界の騎士、未来からのエージェント。一番の常識人は妹萌えが行き過ぎた変態女装兄貴です。あとのメンバーは人外だったり異界からやってきたりでこの世界の常識を備えていませんでした。私のPCは未来からのエージェント。ハンドアウトから異世界からの騎士をマークすることになりました。この人、本来は単なる戦闘系クラスのキャラのはずで、私の当初の読みでは武闘派な女子高生のはずだったのですが、出てきたのはなぜか中世異世界からの来訪者。鎧兜で武装したまま女子高近辺をうろつく超不審人物です。あまりの周囲との不協和音に見るに見かねたのか普段から素行の悪いロッカーダンピール娘が引っぱりまわし、不審人物同士の相乗効果で目立たなくなりました…のかな?
私のPCは綾波レイそのまんまです。眼帯、包帯、松葉杖に銃を仕込み、最短ルートで事件を解決すべくとんちんかんな言動をするため、周囲にやっぱり変な目で見られます。任侠狐も中身と外面が違いすぎ。みーんな変人ばかり。
シナリオ自体はシンプル(でもラスボスの正体は気付かなかった)でしたが、みんな変人プレイをノリノリで演じていました。
ラスト戦闘のバランスは見事で互いに加護をほぼ全部打ち消しあい、最期はすっぴん状態の殴り合いで勝負を決めました。1人、騎士様が仲間を庇って死んだけど。全力出し切って5人中1人の犠牲ですからなかなかの苦戦具合です。あと1ラウンド手が遅ければこちらはもう1人倒れていたでしょう。もうやれることは全部やりつくした戦闘でした。前回ラスネメ参加で学んだ仲間サポートの方法でダイス目の+1補正も使いきりました。久々にすっきりした戦闘でした。あとラスボスにはパズル的な面白い戦術が仕掛けてあったのですがネタバレになるのでここでは触れません。カバーリングのタイミングを計るのが面白かったとだけ言っておきましょう。

ラスネメ行って来た

2009-08-02 22:04:18 | TRPG
TRPGサークル、ラストネメシスの定例会に参加しました。実は先週のことだったりします。システムはまたも「アルシャードガイア」。狙って参加してますからこうなります。シナリオ内容は北海道舞台に現実とリンクさせた凝ったもの。封印された暴風神をめぐって謎のカルト集団と戦いました。そのはずでした。なぜか最後はその暴風神そのものを相手にするハメになりましたが。
途中情報収集パートでメンバー全員の前でパソコン調査する場面があり、結果みんなこっちの情報に流れてしまいました。そしてこっちの情報から導き出された解決方法とはPL1を生贄にして再度、暴風神を封印するという作戦。PL1は己の運命を悟ってしまい粛々と受け入れる体勢になってしまいました。普通だったらPC間戦闘してでも生き残ろうとしたりするもんですが、PL1はクラスに「リターナー」を入れていました。つまり正体は未来人、暴風神によって荒廃した未来からやってきていたために、自分の命より未来の世界を優先します。結果、残り少ない命を懸命に楽しもうとする痛々しい姿に他のPCも口を挟めません。なんとなーくPL1生贄祭りムードのままシナリオは進んでいきました。私のPCなど自分の手を汚すこと決定ですからどんよりモードです。しかし終盤NPCの助言により「暴風神そのものを倒してしまう」選択肢が出現し、がぜんPC達の気分が前向きになります。ラスト戦闘前に「加護」もいっぱい残ってたし。かくして暴風神を倒し、PL1が死ぬことも無くシナリオは終了しました。ちなみにラスボスの暴風神は決して悪神ではなく豊穣の神様でもあります。結果的には目先の損害に目を取られて、何千年規模の自然の摂理を捻じ曲げてしまったというオチでした。
だって「あの山を吹き飛ばせば数千年後にはさらに肥沃な大地になるだろう」とか言うんだもん、山1個吹き飛ばす間に一緒に何人の人間が吹き飛ぶものだかわかりません、矮小な人間視点で解決させてもらいました。
今回、勉強になったのはPL1のサポート能力です。回復に加えダイスの振りなおしや、ダイス目の+補正等でPTのピンチを何度も救いました。自分はあわや生贄にされて殺される運命だったというのに。というわけで今回はPL1にシステム的にもシナリオ的にもお世話になりっぱなしのセッションでしたとさ。


UNIの定例会に行ってきました

2009-07-05 23:06:38 | TRPG
普段D&Dばかりなので、違うゲームを求めて普段行ってないところで遊んでみることにしました。というわけでサークル「UNI」さんの定例会に参加してきました。
入った卓は「アルシャード・ガイア」卓。シナリオがさくさく進み気付けばボス戦。さらにさくっと倒して4時には終了。時間が予定より2時間も早く終わってしまいました。
さぁどうしようというところで参加PLのひとりが「じゃあ自分がGMする」とのこと。用意よく懐からシナリオ集を取り出すと「キャラは続行、2時間経ったら強制終了」との条件でバレンタインネタのシナリオスタートとなりました。
シナリオ自体はたぶん、そこそこにコミカルな物だったのだと思います。しかし、各PLそれぞれの無茶ぶりによって結果的にムチャクチャな話になりました。
前シナリオでPL1とPL3のキャラクターは親子という設定がありました。PL3は未来から来た成長したPL1の子孫なのです。そして、シナリオ1ではPL1は決まった相手と結ばれてPL3が生まれることになりました。ところがシナリオ2冒頭でPL1が心変りをします。狙う相手は私のキャラPL4。ちなみにどちらも男。そして私のPL4もシナリオハンドアウトでとあるNPCにご執心であると示唆されました。これも男。なぜか男ばっかの三角関係。その他にもNPCが入り乱れ一方通行だらけの人物相関図ができました。おかげでPL3の父親が不確定となり、母親女性NPCをめぐる三角関係を修復することがシナリオ目的となり、その間彼の容貌は父親候補二人の間を行ったり来たり、自分が何者か分からないアイデンティティ崩壊プレイです。さらに母親候補も増えて容貌が3重にぶれて見える。まるでお化けです。私もTRPG歴それなりにありますが、こんな複雑なステータス異常は初めて見ました。
そんなこんなで大変楽しめたので、味をシメテまた来月も参加しようと思っています。

どうしてつらいの?

2009-06-03 20:53:11 | TRPG
D&Dですが、前回「つらい」と書きました。ただつらいと言っても、よく分からなくて読んだ関係者が困ってしまうかもしれないと思い、なぜつらいと感じたのか理由を考えてみました。

理由その1
「俺つえー」が出来ないこと。基本的に私は「俺様つよーい」が大好きです。敵を楽勝で蹴散らすのが好みなので、あんまり歯ごたえ無くてもかまわなかったりします。一時期のシナリオでは自分達の強さを実感できる状況があり、その頃に私は「俺つえー」と有頂天になっていたようです。そして今はそれが上手く行かないということです。例えゲームでも負けるのイヤなんです。それなのに毎回負けそうになりながら戦うのが非常に胃に悪い。
そりゃあ勝ってばかりじゃつまらないとも言いますが、私は勝ちたいんじゃー、ゲームの中でくらい最強無敵やってみたいんじゃー。我ながら器小さいですな。

理由その2
「俺つえー」ができない理由はシンプルで、敵が強いからです。D&Dは終盤になるとPCの成長速度を追い抜いて、敵が強大化する傾向があるようです。HDが増えて、能力値が伸びて、特技が増えて、結果的に攻撃力と手段が向上します。それがPC達がよくて4~5ポイントの数値の伸びしかないのに対して、敵モンスターは2桁の数値が複数箇所伸びるようです。
例えば攻撃力においてはもはや回避が事実上不可能といっていい強さにあります。命中率が高く、ダメージも大きい攻撃が連続で入ってくるため、とにかく1ラウンド耐えて、クレリックに回復してもらうという、大味な戦闘になります。前衛ファイターの役目は生き残ること、後衛クレリックは回復で手一杯になります。以前聞いた格言で「クレリックが回復しか出来ないPTの前衛は腕が悪い」というのがあります。でも腕だけではどうにもならない火力の数値を、敵は備えているのです。攻撃力は敵の強さの1例でしかありません。射程・範囲・ダメージ量などどれもこちらを上回り、なおかつ防御力もこちらの攻撃力平均を上回ります。HPが1000近いとか悪い冗談です。こちらは通常1度に15ダメージ前後しか届きません。それを涙ぐましい努力で1ラウンドに100前後ダメージに積み重ねているわけです。…あれ?こちらの攻撃はまぁ悪くないんじゃないかな?ダイスの目次第ではあるけれど。それでも毎回そう上手くダメージが重なるわけじゃありません。
つまり、敵の攻撃は全部喰らうけれど、こちらの攻撃は一部しか届かないということです。
もっとこう丁々発止ができないものかと思いましたが、そうした時期はすでに通り過ぎていたことに思い至りました。

そして結論。
もうあきらめろ、と。20lv用に用意された敵の強さは「こういうもの」としてルールブックに書いてあるので受け入れるしかありません。D&Dリプレイ本では最後15lvでシナリオ終了させていましたが、事実上最高値の20lvまで上げてしまうと敵の強さが、PC達の手に負えなくなると踏んでの判断だったのでしょうか。
私が間違っていたのは20lvになったらもっと「俺様強いぜ」プレイができると思っていたことでしょう。実際には「俺も強いが敵はもっと強い」プレイだったのでアテが外れたというか、ちょっとがっかりというか。

ここまで来ると敵の必殺攻撃に対して、割り込みでなんとか発動に邪魔するかとか、間合い取りでスカらせるとか、位置取りを操作できる術師頼みの戦闘になります。結局術師頼みかよー。そうです。術師頼みなんですよ。うちのPTは回復の要たるエルーアさんを中心にして動きます。次に何でも屋のラウラに準じて動き、最後に前衛2名が毎回馬鹿げた攻撃を喰らって、ジリ貧になりながら前に出て敵を殴ります。我関せずとばかりに勝手に動いてるのは「ぶーぶーらいだー・ペルガ」くらいのものです。ウチのPCですね。
この勝手の動くという行動、PTが追い込まれてるときでも独立攻撃手段として活用できる反面、仲間のフォローを受けることが難しいという欠点があります。本当は自分だって援護もらえるようみんなの近くに居たいです。でもそれだと最大の武器の機動力を活かせません。今までペルガは単独行動・高機動で間合いに入らない・火力が他前衛と比べて劣る・などの理由から、イマイチ美味しくない的として、敵にマークされることがまずありませんでした。敵の眼中になかったとも言います。はっきり言えば無視されてました。それで今まで生き残ってこれたのです。他のPCのように正面からガチンコ勝負したらひとたまりもありません。
もともと強くなかった奴が「俺つえー」を求めてることが間違いでしょうか。それとも「俺つえー」がやりたけりゃもっとルール勉強しろということでしょうか。今は本が上手く読めないんですってば<服薬のせいにした。ルール勉強したってペルガはこれ以上強くならないです。そもそもD&Dで「俺つえー」ができるのでしょうか。あちらを立てればこちらが立たず、万能キャラクターの作成できないシステムです。私の望みが無いものねだりなのかもしれません。

やっぱり自分には昔のソードワールドが一番あってるのかな。それも時代に取り残されてて寂しいです。
わがままばかりです。

キャラ死亡予定か

2009-05-31 17:59:27 | TRPG
D&D、ついに20lv帯のシナリオを迎えました。13lvから下駄はかせて一気に20lv。そこでやってみた感想ですが「つらい」の一言。敵がハンパじゃなく強い。超大型ブルードラゴンなんか設定資料上でふんぞり返ってるべき者で、まともに相手しちゃいけません。攻撃力が冗談のような高さで襲い掛かってきます。そこに加えて「呪文高速化」「ブレス形状操作」?やらの特技が山ほど付いてくるので攻撃が多彩です。
他にもダメージだけでは倒せない、一定のフラグ踏まないと撃破できない敵など、なかなかな難敵が揃っています。フラグ型はねー、伏線をいかに撒いとくかが大事なんだけど、基本的に戦闘戦闘また戦闘な展開だから、手強い敵以外のモノは印象に残り難い。どんなヘンテコな攻撃パターンでも「20lvならあり得る」となるのでまったくもって全然油断できません。油断なんかしてられるかー。
ところで問題はウチのキャラの「ぶーぶーらいだー・ペルガ」にはそうした攻撃に対する対策がほとんど無いことです。脚の速さで逃げ切るのも限界があることがわかりました。また、乗騎のブタのlvが、どうしても高くならないこともありHPが低いままです。それでも100越えまでは持って行ったのですが、ブレス一吐き150ダメージの世界ではなんの頼りにもなりません。いまやペルガの脚はガラスの脚となりました。つらい。止めたい。相棒のブタが死ぬ場面なんて見たくありません。ルール上では死んで復活するとレベルが下がったりしますが、ブタは元々が低いのでたいした問題になりませんが、その分、脆くなるので即死>復活>即死>復活と起き上がりこぼし状態になり、みるみるlvが下がることが想定できるのでイヤです。対策はありません。ペルガは弓兵です。16lvから先、戦士系は設計がほとんど変化しません。つまり魔法やアイテムで劇的に変化はしません。そもそも魔法なんてろくなの使えないし。いまやルールブック読んでどうにかなる状態ではありません。
いくらルールブック読んだところで自分の限界を知るだけです。イヤだなぁ死ぬの。ペルガが死ぬのはいいけど、ブタのトコモンが死んだら泣けるな。20lvの究極戦闘にわずか12HDで参加して「えいでちゅえいでちゅ」と一生懸命力の限り走りながら、主人を助けてる健気なブタです。それが焼きブタになってコテンと逝った日にはカワイそうで目も当てられません。自キャラに入れ込みすぎですか、そうですか。でも何度だって言います。ペルガは死んでもいいけど、トコモンが死ぬのはイヤです。
私の使用キャラはどれも複座型で、主人・動物の相棒、主人・腹心、と二身一体で動きます。主人はいいんだ別に。それに従って全力で援助してくれる相方に危害が及ぶのがイヤなんだ。相棒・腹心、普通の仲間とはワケが違います。身内です。なんだ自分、淡白なハック&スラッシュシナリオの中でもちゃんとロールプレイの基本は出来てるじゃないか。
実際に表面に出ることは少ないけどね。
次はドラゴン3匹が相手だそうです。死ぬ。絶対死ぬ。どんなにフィールドが広くても面制圧範囲攻撃からは逃げ切れない。イヤだなぁ。リタイヤしようかなぁ。

D&D初マスター

2009-05-09 21:35:41 | TRPG
1lv用シナリオ「鬼哭き穴に潜む罠」をやってきました。戦闘10回以上あるボリュームなので、2・3回に分けてやることになるだろうと思っていたのですが、なぜか初日でダンジョン全部を廻りきり終了してしまいました。
PTメンバーは3人。ダスクブレード、スワッシュバックラー、ウィザードの構成。回復役などいません。「やられる前にやれ」チームです。
そうした構成のためか戦闘処理が早い早い。基本的に、遭う>殴るしかないので、思考時間がかかりません。序盤こそ敵ACの壁に阻まれ空振りも多かったのですが、途中でlvアップすると途端に攻撃がバシバシ命中し始めます。そうなると強い。みなさんダメージ算出にリソース振ってるから出るダメージの大きいこと。瞬殺、瞬殺をくりかえし、ラスボスのドラゴンもわずか2ラウンドで沈みました。
あまりにスムーズに進みすぎたので未熟GMの私が、何か重要な処理を忘れているのではと不安になるほどです。考えてみれば1lvでは魔法もたいしたモノはないし、バフかけに手間喰うことも出来ないし、敵のHPも能力も低いし、で同じ規模のダンジョン攻略するにも15lv帯とは苦戦度合いが違います。基本的に普通に殴って倒せる敵しかいないので、殴るのが上手いPCがいればズンズン進めます。あとは、私がシナリオをウンザリするくらい読み込んでいたので、調べる時間がほとんどかからなかったことでしょうか。親切に情報を整理しているシナリオなので、とりあえずシナリオブックをきちんと読んでいればそうそう行き詰ることもありません。
と、あまりにあっけなく終わってしまったシナリオに対する自分のマスタリングについて、もっともらしく分析っぽい言い訳をしてみました。

一番苦戦したのが冒頭のゴブリンドルイド襲撃で、その次がゴブリン巣穴攻略序盤のバグベア戦。いったんlvが上がると一転してホブゴブリンの用心棒、大蜘蛛、ホブゴブ親分、ラスボスのブラックドラゴン、どれも圧倒的火力で押し切ってしまいました。GMをやってても気持ちいいほどの派手な負けっぷりで、こちらも楽しかったです。始めるまでは全滅させたりしたらイヤだなー、どうやってヒント出そうかなどと、あれこれ考えてたのですが蓋を開けてみればそんな心配いりませんでした。やはり主役はPL達なので、彼らが活躍してくれれば私は満足出来るようです。

しかし、なぜか今後私がキャンペーンのGMをすることになっていたのには困りました。そんな余裕はありません。経験値配分の仕組みすらよくわかっていない未熟者なのに、キャンペーンなど無茶な話だと思います。市販シナリオを繋いでなんとかしのぐしかないのでしょう。
でもねー誰かがGMやらないとゲームは進まないわけで。今まで楽しませてもらった分、今度は廻りを楽しませる役目が廻ってきたのかなーとも考えてみたり。とりあえずコアルール3冊分のルールだけは把握しようと思います。あとはまー、各PLの案件を採用していく方向で。

GMをひかえて

2009-05-02 23:10:22 | TRPG
GW中にもD&Dをします。今度は私がGMです。とてもじゃないがルールを把握してるとは言いがたい状況ですが、手を上げてしまったからにはしなきゃなりません。シナリオは市販のものをします。「鬼哭き穴に潜む罠」というシナリオ、1lv用シナリオですが、GMも1lv想定らしく、非常に親切・コト細かく説明文が書いてあります。しかしここまで細かいと自分で融通を利かせるということが難しい気がします。私だけでしょうか。
当初1日で終わらせるつもりだったのですが、中身のボリュームを見てると3回くらいに分けてもいい気がします。そのくらい戦闘が多いです。トータル10回以上あります、他所のプレイリポート読んでも導入部で1日使ってたりと、決して軽いシナリオではないです。つかコレめんどくせーわ。D&DのGMなんんてやるもんじゃないと、実行する前から思ってしまうほどに。でもそんなこと言ってると、長い間GMを続けてきた友人2名ほどから怒られそうな気がします。「俺の苦労が分かったか」「たまにはPLさせろ」などなど。いやー本当にご苦労様でしたよ。<まだ終わってない。
あー不安だ、上手くできるだろうか。ルール読んでも読んでも、あとからあとから中身がこぼれてさっぱり覚えられない。目は文章を追っているけど内容が頭に入ってこない。かろうじてシナリオは全部読みました。私は思考がPL寄りらしく、どうやって突破させるか、ヒントを与えるかという方向に考えてしまいます。世の中にはPLをギタギタにやっつけることにやりがいを感じるタイプのGMもいるそうですが、私とは合わないでしょう。GMの裁量はシナリオ中無限なのですから、よほど意地悪か、ムキになるかしなければ、そもそもPLと勝負をするような場面にはならないと思います。

ついに20レベル

2009-04-29 21:07:22 | TRPG
日曜日に毎度のD&Dをしてきました。
異次元にある悪者の前線基地を叩いて来い、とのシナリオ。前線基地とは今まで散々出入りしてきた鋼鉄城でした。別キャンペーンで主を倒してしまい空き家になっていたところに、別の悪者が目をつけて前線基地にしたようです。何度も行き来して勝手知ったる鋼鉄城、前世の記憶?に基づいてすいすい進み、前線基地司令官のデヴィルのフウジンと戦い、コレを倒してきました。
結果的には倒せましたが、今回もやっぱり苦戦しました。ウチの主砲のアルフレートがなかなか本調子で攻撃できないのです。彼はファイターなので意思セーブが弱く、ディスペルでバフを剥がれた後に受ける、意志抵抗系の特殊攻撃が弱点だったりします。もう1人の主砲、いや前線の壁たるベルセリオスはパラディンなので、そういったいやらしい攻撃にめっぽう強いのとは対照的です。ウチのペルガは足がやたら速く射程も長いので、そもそも敵の間合いに入りません。
なので今回も、前回ほど極端ではありませんでしたが、主砲がてこずってる間に機銃が頑張る展開になりました。

そして、終了後。シナリオイベントで最終決戦に向けて全員20lvになるという大幅な強化がされました。ついにきました最終レベル。ここより上はありません。予告によると敵は巨大なドラゴン軍団だそうです。あとはバンパイアにオークの親分。しかし術師ではないペルガはいつもとやることは変わりません、ひたすら弓矢を撃つのみです。
当初の予定では術師を混ぜて少し戦術に幅を持たせる予定でしたが、先ほどもらったGMオリジナルアイテムの篭手にいろんな機能がついていて、魔法による強化はほとんどが代用できてしまうことが分かりました。だったら素直に戦士系?いや魔法は攻撃補助と割り切って、限定された魔法リストを持つクラスを選ぶという方法もあります。今の候補は「ダスクブレード」いわゆる魔法戦士。命中基本値が下がらず、攻撃補助魔法もけっこう揃ってる優れものクラスです。
この20lvなんて時期だと4lvほどの術師に何ができるかっつーと、ほとんど無かったりします。敵にかける呪文だと弱すぎて効果が期待できません。なので自分を少し強化する方向性で行きます。必中呪文やら、透明化視認呪文やら、基本的なところを補強して、高機動砲台に特化します。
いくぞトコモン。はいでちゅ。
あとは、のん気かつマヌケなビジュアルに鋼鉄の闘志を込めて、最終モード・トコモン&ペルガトリータの出撃を待つことにします。BGMはスーパーXのテーマあたりで。