JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

全日本大学野球選手権 準決勝

2019-06-17 | 野球
北海道から空路、神宮球場に駆け付ける。
本当は決勝戦観戦予定にしていたのだけれど、土曜の大雨で順延になってしまった。快晴の金曜休養日が恨めしいがお天道様には適わない。





神宮到着すると第一試合が1点を争う好ゲーム。
朝まで北海道に居た好で東農大北海道オホーツクを応援しよう。番狂わせあるぞと見ていたら明治、8回に喜多選手(広陵・4年)のバックスクリーンへ2点本塁打、陶山選手(常総学院・2年)の適時打で突き放すと、3回から無安打好救援の伊勢投手、最終回に唯一の安打を許すもしっかり締めて決勝進出。

第2試合
今日は暑くなるかと思ったけど、第2試合に入ると日が雲に隠れいい風も吹く。快適観戦日和。

全日本大学野球選手権大会 準決勝 第二試合
佛教大vs東海大

先発オーダー



甲子園優勝、小笠原世代の東海大相模勢を中心にずらっと並ぶ甲子園組の東海大にここまで逆転で勝ち上がって来た佛教大が勢いで臨む。




東海大 山崎投手(明石商・3年)


佛教大 中山怜投手(奈良大付・4年)

初回、お互い先制の好機を掴むが、ここは守備陣が踏ん張る。
4回表にも、佛教大は前田選手(奈良大付・4年)がスクイズ敢行も一塁千野選手(東海大相模・4年)のグラブトスに阻まれる。



その裏、東海大はエンドランの作戦を打者が叩きつけバウンドが内野手の頭を越える安打で攻め立てる。長倉選手(東海大相模・4年)宮地選手(東海大相模・4年)の適時打、高田選手(広陵・2年)の犠飛で3点先制。
足を絡めた攻撃は見事で気持ちよく点を取っていく。流石東海大と思わせた。

佛教大は5回に野嶋選手(県和歌山商・3年)の2点本塁打で追いすがる。

結果的に佛教大に勇気を与える事となる野嶋選手の追撃弾。


東海大、二番手、松山投手(東邦・3年)この後、小郷投手(関西・3年)原田投手(東海大望洋・4年)とつなぐ。

佛教大は安打の走者をしつこく犠打で送る作戦。
犠打の多用は自信があるのか、佛教大の野球なんでしょうね。

その犠打作戦に東海大の守備陣が乱れる。
6回は無死一塁で、森本選(天理・2年)手のバントを串畑三塁手(広陵・3年)が二塁へ悪送球。続く前田選手のバント、今度は松山投手(東邦・3年)が一塁へ悪送球。2者生還。守備の乱れで逆転を許してしまう東海大。


佛教大は4回途中から救援の木下投手(奈良大付・2年)が好投。

6-3と差を広げた佛教大。8回裏に二塁手が内野安打で投げても無理な送球を悪送から失点を許したり、9回ダメ押しの得点を本塁で封殺されるなど、流れは東海大に行きそうな雰囲気を漂わせ最終回。

先頭が死球で出るも後続が絶たれ二死三塁。串畑選手の投ゴロで万事休す。ゲームセットかと思いきや木下投手がこれをまさかの悪送球。

もう何が起こってもおかしくない流れ。

途中出場の小松選手(東海大相模・1年)が三塁線に痛烈な当たり。これを森本三塁手が横っ飛び好捕で劇的幕切れ。




佛教大が3試合連続の3点差逆転勝ちで初の決勝進出を決めた。
犠打の目立った佛教大だが先制された直後の追撃本塁打が効いていた。

乗ってる佛教大、本日1時からの明治との決勝戦が楽しみだ。
休養充分の森下投手(大分商・4年)を打ち崩せるか。



今日も「ほとけー!」の声援が神宮に響くことでしょう。

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