「オール・チアリーダーズ・ダイ」

「未体験ゾーンの映画たち2015」

「オール・チアリーダーズ・ダイ」2013年　米　監督：ラッキー・マッキー

ブラックフット高校チアリーディング部の人気者アレクシスが、練習中の事故で命を落とす。アレクシスの親友マディは事故の裏にアメフト部の男たちの存在を感じ、真相を確かめようとチア部に入部。復讐の第一歩としてアメフト部男子とチア部女子の仲を引き裂いていくが、両者のいさかいの末にチア部女子を乗せた車が崖から転落。全員が死亡してしまう。しかし、

これはあまり期待してなかったせいか、とても面白く感じた。
チアリーダー・システムとゾンビ・システムを混ぜたリベンジ・ホラーだけれどもシステムはその2つに留まらない欲張りさ。
百合族システムに入れ替りシステムまで使われるガーリーな青春ドラマで複雑な様相を呈するものの基本はおバカ。
「ホラー・シネマ・パラダイス」を「どうかしちゃってる」と表現したけれども、どうかしちゃってる度はこちらの方が数10倍上だかんね。

いきなり主役チアかと思われる女子が即死するは、ゴスな少女が黒魔術を使うは、奇想天外やりたい放題。
途中までいったい何がやりたいのかと思っていたが、なんだマディって娘のリベンジ・ホラーだったのね。

冒頭でパソコンに向かってるいマディはちょっとイケてないブス子ちゃんだったけれど、チアに入部するということでメイクも変えて大変身。
このギャップが良いですね。
髪をなびかせ、バイクで疾走するシーンは見惚れてしまうほどでした。



そうそうガーリー青春映画ですから、女子たちの品定めも少ししときましょ。
一等賞はマディ（ケイトリン・ステイシー）ちゃんですが・・・
冒頭即死の女子は主役と思うにはルックス的にも性格的もちょっと残念。しかし、最もチアリーダーとしてのテクを見せてくれたので許そう。
ちなみにチアリーダーの特性は後半活かされていない、ていうかどうでも良くなちゃってます。
着ぐるみに入ってる妹さん（アマンダ・グレイス・クーパー）はチビだけれど永作っぽいので○。
モテるほうの姉ちゃんは、ニューハーフ的ではあるが、トイレでサービス・シーンがお楽しみ。
一番色気ムンムンなのはフットボール主将(リー・モーガン顔）に殴られる彼女。生き返っての下着のケツで大サービス。



ギャグの一番は晴れてゾンビ・チアによって初体験した坊やの「彼女の冷凍庫にブチかましてやったぜ！あそこがあんなに冷たいだなんて知らなかった」

あと、ゾンビ集団と化したチアたちが学園内を練り歩くスロー映像がカッコええよ。サウンドもgood！









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