JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「愛しのアイリーン」

2018-10-30 | 映画(DVD)
「愛しのアイリーン」2018年  スターサンズ 監督:吉田恵輔

寒村の地。久方ぶりに岩男が帰省したその日は、死んだことすら知らなかった父親の葬儀中だった。しかも岩男はフィリピンで買って来た嫁、アイリーンを連れていた!42歳まで恋愛を知らずに生きてきた岩男に無邪気にまとわりつくアイリーン。騒つく参列者たちの背後から現れたのは、ライフルを構えた喪服姿の母親ツル。今、戦慄の来訪記が幕を開ける−。



そうなのかフィリピンではお見合い結婚は認められてないのか。

凄まじかった一筋縄では行かない。
濁音四文字連続絶叫の岩男(安田顕)と根っから明るく日本語良く解らないキャラではあるが実は知性のあるアイリーン(ナッツ・シトイ)。
動機きっかけは正しくなくてもゆくゆく愛が育つお話しかと思いきや。
岩男がアイリーンを助けた時、財布を渡しながらカードの暗証番号を教える。何かしらの幸福の予感.....そんな甘ちょろい物じゃ無かった。



多くの側面を持つ作品で構成を3つに分けてみると.....

1、40童貞岩男の来そうで来ないモテ期。コメディ
2、アイリーンとの婚姻と暗黒新婚生活。コメディからノアールへ。
3、アイリーンと義母ツルとの確執。ヒューマンドラマ。

個人的には2まで最高。3でげんなり。
母親つる・木野花の圧倒的に素晴らしい演技力が全部台無しにした感(好みの問題です)本作に感動なんか要らなかった。泣かせにかからないでよ。
結末はご都合的だけど可愛いアイリーンにとってはハッピーエンド。己れで姥捨てる事なく、地獄の介護も不用となった。

ナッツ・シトイがとてもかわゆい。素材はそこそこだがある意味、ルビー・モレノ以上にカワユイ。






脇役女優として河井青葉と桜まゆみがエロくて良かった。もし二人にOPやエクセスからオファーがあったら断らずに是非チャレンジして欲しい。無理か?

公開規模もっと大きくすべきと思う作品であり、少ない上映館が何故シャンテなの?っていう作品でありました。

マンガが原作らしいからそっちも読んでみたい。






日比谷 TOHOシネマズシャンテ

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