函館港イルミナシオン映画祭 会期中広報「イルプレ」

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硝子のジョニー 野獣のように見えて

2007年12月08日 | 2007
 北海道稚内の昆布採りの娘みふねは、貧しさのため人買いに売られるが、途中で逃げ出し、ジョー(宍戸錠)という見知らぬ男に助けられる。アイ・ジョージのヒット曲『硝子のジョニー』を主題歌に、裏切られても美しい心を失わない少女と、孤独な男の流転の人生を描く異色のアクション。当時の函館の街が偲ばれる。不幸な人生ながらも天真爛漫なヒロインの純真無垢な美しさに胸を打たれます。

 ゲストの宍戸さんをはじめ、俳優陣も函館の景色も時代を超えた美しさを見せてくれました。45年前のものでしたが、すっごく作品自体がかっこいいんです!

捨てられては拾われて、拾われては捨てられる可哀そうすぎるヒロインで…。っていうか、捨てられるって気づけよ!!と突っ込みたくもなるのですが。その純真さがまた可愛かったんですよねー。最後まで時間を忘れて楽しめました。

上映後には植草信和さんと宍戸錠さんと美術の木村威夫さん(御年89歳!)とでトークが行われました。軽快なトークで会場は何度も笑いに包まれました。撮影当時の時代背景や函館の様子を交えてのお話で、映画のイメージがもっともっと広がりました。
最後に12月6日に74歳のお誕生日を迎えられた宍戸錠さんに映画祭からケーキと会場の皆さんから、バースデーソングをプレゼントさせていただきました。74歳とは思えないセクシーさがとっても印象的でした★

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