函館港イルミナシオン映画祭 会期中広報「イルプレ」

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リピーターを愛する男!

2005年12月04日 | 2005
香川県出身・・・大のうどん好きの本広監督がこの函館にやって来た。
「映画撮影中監督は、美味い食べ物の事ばかり言ってる事が多いんです」と語ったのはメガネを外すとやけに二枚目で、ドキドキしちゃうこと間違いなしの主演のムロツヨシさん。(彼は映画と同じようにタンクトップで登場してくれました。ブラボー!)
監督自身「丁度美味い物がある函館っていいなぁ~と、思っていたところを呼んで頂いて・・・」なんて嬉しいことを言ってくれます。
そんな本広監督の「サマータイムマシーンブルース」は下北沢の劇場で上演された劇団「ヨーロッパ企画」の芝居にほれ込んで、タイムマシーンをテーマに映画を作りたいとばかりに出来た映画との事。

そんな本作品ははファン心をくすぐる、
「きたなぁ~~~きたなぁ~~~本広監督ぅ~~~っ」と思えるものでした。
スクリーンのあちらこちらに張り巡らされたリンクの数々。
マニアックな監督・・・それが本広監督なのか・・・と思っていました。
ところが監督から聞かれた言葉は、リピーターを意識して作っているんだ・・・という言葉。
そうなんです。監督のファンをくすぐる映画創りの源は、ファンを意識して楽しいものを作りたいというサービス精神・・・。
しかも並々ならぬサービス精神の賜物なんだと気付かせてくれました。
ファンを、リピーターを愛する男・・・。
そこが映画に愛される稀な監督なのだと改めて思う。
そして監督の映画は誰よりもファンの心をつかんでしまう。
監督素敵です!

そんな監督は今回監督と初プロデュースを手がけたとの事。
その中で何よりも楽しかったのはキャステイングを思いのままに決めることが出来たことだとか・・・。
そして苦労というか不安にさせられたのは、自分の意見が何もかも通ってしまう不安・・・独裁者、裸の王様になってしまうかもしれない不安だと言う。
そこはファンの事を第一に考えてくれている監督ならではお言葉。

本広監督のそうした映画に対するものの考え方は、全てのものに愛着を持って接することにあるように思います。
なんたってこの函館での滞在も、何かを吸収するぞ・・・
というのが伝わってくる。
ムロツヨシさんを伴って食べ歩く予定を立てている本広監督のかわいさったら・・・半端じゃありません。
この函館を食いしん坊万歳風に食べ歩いてる監督とムロさんの姿が浮かんできて、思わずにんまりしてしまいます。

さてさて、そんな本広監督の次回作は映画の中で何度も登場したお店の名前に関係すると・・・監督が上映後、舞台でおっしゃっていまいしたね・・・。
もちろん・・・そこはインタビューさせて頂きました。
その作品のタイトルは「うどん」。「うどん」です!

その「うどん」に関連してこの場で問題を出させてもらいます?
映画に登場したうどん屋の正式な名称はどれが正しいでしょう?
「まついうどん」と「松井うどん」・・・・。
観たあなたは記憶をたどり・・・観ていないあなたは、
これから、チェックすることをお薦めします。
さ~~~~て、ドキドキしてきたでしょう?
リピーターを愛する男の術中に、まんまとひっかかってみましょう!(まつい)

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