室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

アルティコス at 青森市民ホール

2010-04-27 22:10:29 | Weblog
4月25日、怒濤の連続本番シリーズもいよいよ最終日です。
すっきりと快晴の朝。ホテルの朝食。どれも感動的に美味しかったです。



殊に、右下の『せんべい汁』。そしてリンゴ。おかわりしました。



銘柄は『ふじ』と聞いて、帰りに駅前で1個買って帰ったほど美味しかったです。


さて、ゲネプロ前に個人練習をさせて頂きました。



立派な設備のリハーサル室。羨ましいです。

ホールの広い舞台にビックリ!



響きも素晴らしいです。適度な残響。PA の皆さんも、よく話を理解して下さって、モニターの聞こえ具合を希望通りに調整して下さいました。バイオリンだけ少しエフェクトを足して、他は極力アコースティックに近い程度に抑えて頂きました。本番はとてもやりやすい響きの中で演奏できました。

アルティコス恒例の《やらと》の羊羹。この季節らしいパッケージで可愛いです。



これを皆さんにお配りしました。


コンサートの前半は、舘野泉さんとお弟子さんの平原あゆみさんの演奏。



後半が、タンゲロス・アルティコスの出番です。

周り中の世界を暖かく包み込む舘野泉さんのオーラに触れさせて頂いて、魔法にかかったように喋って、演奏していました。

初め「もう少し響きを残せば良かった・・」「もう少し鋭いアタックにすれば良かったか・・」とかプチ反省しつつもプログラムは進み、良い響きの環境ならではの音の出し入れが次第に自由に、自在にできて行ったように思います。

舞台袖に戻ると、舘野さんが「アディオス・ノニーノ、聴き応えがあったねえー。」とお優しいお顔でおっしゃって下さいました。時間が延びていた事が分かっていたので、カデンツァを止めようかと思ったのですが、ヤンネのゴー・サインで弾くことにしたのですが、やっぱり弾いてよかったかな・・。


アルティコスの出番後は、舘野さんとあゆみさんもご一緒にステージに並んで拍手を受けました。
廊下に並んで記念撮影。



横写しも。



終演後、75分で帰りの電車に乗らなきゃいけないのに、心地よい興奮にしばし酔いました。

街のシンボル。



電車が動き出してしばらくは、車窓の景色を楽しみました。



駅弁は八戸の『おいしいとこ取り弁当』



北村さんだけ弘前で降りて行きましたが、長い車中も、みんなでジョーダンを言い合って、じゃれるように、センプレ・スケルツァンドで過ごし、意外に早く、でも時刻通りに東京駅に着きました。



八重洲口のホテルに泊まる彼らを、名残惜しく北口改札まで行って見送って別れました。

また、11月と12月に活動の予定がある他、ヤンネは5/15の新宿ジャズ・フェスティバルの《アストロノーツ》に参加しに来てくれることになっています。

約束があるのって、とても幸せです。


さて、《怒濤の連続本番シリーズ》が終わりました。今回得たものを抱きしめて、また前を向いて行くつもりです。

演奏を聴きにいらして下さった皆様、本当にありがとうございました。まさに往年の名台詞の心境です。

『お客様は、神様です!』 m (_ _) m










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