室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

バラが咲いた

2010-06-19 23:52:20 | Weblog
可愛いバラが咲きました。玄関よこ。




やさしいユリも咲きました。門扉よこ。




梅雨だけど、綺麗なお花がいっぱい咲く季節でもあります。


日本橋三越へ、日本画の中島千波さんの展覧会を見に行きました。



花鳥風月の中でも、特に“桜” で有名な千波さんですが、今回の目玉は”花菖蒲” の屏風絵。

四曲七隻。巾90cm の絵を4枚つなげて折り曲げる屏風(四曲)を7セットも横に連ねて、なんと24m の”花菖蒲” の絵が描かれていました。「本当は10連ねようかと思ったんだけど、この会場だと25m が限界だというので・・」とおっしゃってました。オランジェリー美術館の一室、丸い壁をぐるっと一周させる、モネの”睡蓮” を意識したそうです。


大作です。金箔の屏風を背景に見事にくっきりと描かれた24m の”花菖蒲” 。これは、伝統に基づく現代の日本美術として、世界に誇れる作品だと思います。


中島千波さんのご一家とは、鎌倉の音楽教室で講師をしていた時に生徒として初め奥様がいらして、じきにお嬢ちゃん達も私のクラスにいらして以来の長いおつきあい。その当時は、横浜の三渓園の中の臨春閣のふすま絵を、お父様の中島清之さんの跡を継いで描いていらっしゃいました。

それから『おぶせミュージアム・中島千波館』ができて、更に1995年にパリの三越エトワール(凱旋門に面した一周の内の一軒)の個展が行われて、その時に演奏に連れて行って頂くことになり、”大和絵” を作曲しました。あれからもう15年も経ったとは・・!

 
その後も時々展覧会があると、お知らせ頂いて伺っているのですが、今日は次女の絵本ちゃんに久しぶりに会えました。大人になった彼女を見るのは、初めてだったと思います。素敵な大人の女性になっていて、ホントに嬉しかったです。


ん~、計算はしない。





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