室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

どこでもスピーカー

2008-09-18 13:09:40 | Weblog
”どこでもスピーカー” 
友人の同級生の会社『デザイン ファクトリー』で開発、販売している商品。
伝導式になっており、糊の付いたパッドを貼り付けた物の振動で音が聞こえる。ペットボトルやティッシュケース、段ボール箱などで、iPodやMDやmp3レベルの音源を鳴らす事を想定して作られた器械なのだけれど、「これでエレピが鳴らせるかどうか、実験させてほしい」と頼まれた。

昔、エンソニック社のシンセサーザーを購入した時に、内蔵スピーカーが無いので外部スピーカーも購入しなくてはいけなかったのだが、「シンセは出力が大きいのでパワード・アンプが必要」と言われ、ヤマハの MS-60 を購入。その後買ったヤマハのクラビノーバ P-120 を運搬して使う時は、内蔵スピーカー付きだけれど、いつも MS-60 もお供している。

そんなクラビノーバの出力を調べてみると、6W が2個、となっている。一方、”どこでもスピーカー”の方は、標準電力 1W 、最大で 2W という事で、大丈夫なんだろうか? まあ、壊れる事はないだろう・・、と思い、先日の道産酒の会へクラビノーバを運搬する日に、実験する事になった。

音量調整は、音源側なので、クラビのボリュームを上げれば大きくなる。ペットボトル、プラスティック・カップ、クリヤ・ファイル、壁、司会者用演台など、色んな物に貼り付けて試したが、面白かった。プラスティック・カップ(紙コップのプラスティック版)は、向きを変えると違って聞こえるのが面白かった。しかし、小さい物はノイズが入りやすい。司会者用演台は、木で出来ており、面積も広いので、低音もかなり響く。響きとすれば、これが一番よかった。

イヤホーンとして使っても骨伝導になるので、耳を痛めなくて良いし、もしかしたら耳の不自由な方にも有効かもしれない。

まだお預かりしているので、自分の部屋でも試してみた。写真のように、部屋を仕切る折り畳み扉の磨りガラスに貼ってMDと接続したところ、部屋が鳴るようで面白かった。

商品名”どこでもスピーカー”も、会社名『デザイン ファクトリー』もヒトが思いつきやすいせいか、検索すると他のサイトも出て来るけれど、東急ハンズの銀座店、一部のロフト、あとヤフー・ショッピング等でも販売しているようだ。

¥5229 これが安いか、高いか・・? 妥当かもねー。世の中、あまり安い物にはウラがあるのは、最近また学習させられているからねー。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます! (千夏)
2008-10-06 14:56:43
デザインファクトリーです。このたびは ブログでのご紹介 誠にありがとうございます。弊社にて どこでもスピーカーをおとりあげいただいたブログをご紹介するサイトをオープンしましたので 早速トラックバックさせていただきました。

今後とも よろしくお願いいたします。
返信する