iijiのブログ(JOPベテランテニス、山行、浅草などの写真録)      

★定年後の余暇を、テニス・山行・囲碁・浅草周辺の行事・美博鑑賞・日常の出来事などを紹介します。

国立科学博物館(牧野富太郎展) 2023.12

2023-12-22 17:28:22 | 博物・美術館

2023.12.21(木)

久しぶりに上野まで散歩に出かけ、科学博物館の本館1Fで牧野富太郎の企画があり、NHK連続テレビ小説「らんまん」を9月末まで拝聴していたので植物名に誘われ見学する。


国立科学博物館 地球館(本館裏側)   JR線の陸橋から

日本の植物研究に多大な貢献をした牧野富太郎。名前をつけた植物は1500種類

日本国内の植物採集調査地  沖縄県を除く全都道府県と台湾と旧満州

山野を歩きまわる足腰の体力が94才の長寿につながったか

新牧野日本植物図鑑2008年版(上) 3206種を載せた「牧野日本植物図鑑」(初版1940年)  (下)     教授との軋轢で牧野を入れたのか?

植物研究雑誌(1927年)の論文                       自費創刊の植物研究雑誌(1916年)の論文   

明治23年東京、江戸川小岩村の土提内の用水地でムジナモを発見、食虫植物で日本でも名高い植物の一つとなつた。

ムジナ(アナグマやタヌキ)の尾に似ていて水中に浮いていることから、「ムジナモ」という和名になる。

「ムジナモ」の植物画、細かく緻密で美しい、植物の特徴が詳細でわかりやすく描かれる

植物画「ホテイラン」日本に生育する野生ラン             植物画  「シコクチャルメルソウ」四国および九州南部山地沢沿いに自生   

「ヒルムシロ」 1887年 牧野が最初に発表した論文に記載       「ツチトリモチ」和歌山の神社の森で採集

「マルバマンネングサ」牧野の名が学名に              「ヤッコソウ」 高知で見つけ学名をつける

「ムラサキカタバミ」強い生命力と強固な根を持つ           「ノアザミ」に話しかける万太郎

「バイカオウレン」幼少時代、生家の裏山に咲く         「ヒルムシロ」  日本各地に分布、池や溝、水田などに浮かぶ

屋上から浅草方面    真下にJR上野駅


☆牧野富太郎の植物画は細かく緻密で美しい、気の遠くなるような根気強さが偲ばれる。

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 唐沢山241m 2023.11 | トップ | 賀状 2024年 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (マーガレット)
2023-12-24 21:28:30
牧野博士、本当に植物を愛してるんですね~
人間も植物も動物も更に自然も、皆平等な生き物ですね。
紫カタバミは我が家でも、あちこちに根を下して、どんどん陣地を広げています。(^o^)
返信する
牧野富太郎 (青い空)
2023-12-25 09:21:41
こだわりと信念の強い人のように思えます。
返信する

コメントを投稿

博物・美術館」カテゴリの最新記事