清水潔著 『「南京事件」を調査せよ 』を読みました。

散歩に出かけたら日当たりのよい場所で梅の木が濃いピンクに色付いているのを見つけました。未だ開花までには至っていないと思いますが咲いたら写真を撮りに行こうと思っています。

名残雪ではないですが去る冬を惜しんで名づけました。昨年私が見た最初の雪景色でした。

清水潔　『「南京事件」を調査せよ 』文春文庫を読みました。戦争を知らない私は太平洋戦争の事など興味はありません。日本が中国や南方に侵略した事は知っていましたが　そんなこともあったのだという認識しか有りません。悲惨な敗戦に関する情報はたくさんありますし　それは日本人の共通認識ではないかと思っています。日本は敗戦国で私たち日本は戦争被害国なのだと私は感じていました。
この本は南京事件のほんの１部しか取り上げてはいませんが読んでみて戦争被害国でなく戦争加害国であることが薄らと判りました。
興味深かったのは海外に対して日本が明治の旅順事件と酷似した弁明を南京事件でも使っている事でした。

「真実は1つ」 テレビの「99.9　刑事専門弁護士」で弁護士が言うお決まりのセリフなのですが「南京事件」は諸説がありどの意見も「もっとも」と頷いてしまいそうな無知な私が居ます。「煙にまく」　事で誰かが得をするのかもしれません。これが諸説の原因なのでしょうか?


森友や加計問題とオーバーラップして見ると脈々と続く隠ぺい体質が意外とうなずけます。


庭に出て水仙を一輪切りました。花瓶に挿しテーブルに飾ります。