笛吹く女(ひと)

毎日暑い日が続きます。地球温暖化の影響かもしれませんね。テレビは連日「どこどこは何度を記録しました」と各局同じようなことを言って騒いでいます。どちらかと言えばそんな事はどうでもいい事なのでは?イギリスの産業革命以来の「つけ」を払わなければいけないようになったのかもしれません。

午後　少しは陽が和らぎ始めたころ喫茶店を出て街に祭り見物です。
お囃子で笛を吹いている人がいたので撮影させていただきました。

ゆっくりと進んでいく山車とともに併走出来る地方の祭りは好いです。おおらかさがあって。静かに暮れていく夏の空をときおり眺めながら一日の終わりを楽しめました。

暑中お見舞い申し上げます

毎日暑い日が続いています。温暖化の影響でしょうか?クーラを点け室内で大人しくしています。「夏」真っ盛りです。朝五時前からセミの大合奏です。これを聴くと「夏」といつも実感できます。

外出しようとするとセミがぶつかってきます。セミと言うのは飛行が下手なんでしょうか?傘をさし行くのですが一匹が飛び出すと残りはパニックを起こし無茶苦茶に移動しようと飛び回ります。
まもなく抜け殻となり足元に散らばります。その日が来るまで一生懸命頑張ってほしいものです。
近頃思うのですがセミにとっての幸福は今なのか土の中で過ごした数年間なのかと。
今年も命燃える夏を感じています。

奈良の薬師寺を訪れた訳

数日前　夏物のシャツを探すのにダンボールの箱をのける際「何が入っているのか」記憶がなかったので開けてみたら何十年か前に叔父から頂いたの奈良土産の仏像の顔のレプリカが出てきました。さほど興味もなかったのでしまいこんでいていつしか忘れ去られたものでした。
よく見ると横顔が大陸の女人を連想させるのです。仏とは本来　性を超越したものでそこから女人を想像するのは変なのかもしれませんが　一つの物語を頭の中で作ってしまいました。氏上と共に大陸から渡ってきた部民の一人が大陸に住んでいた頃の思い人を模して仏を鋳造したと
この原型はどこにある　ぜひ見てみたい　そんな思いでいっぱいになり調べ始めました。ネットでは解らず図書館でようやく解りました。聖観音菩薩でした。ここでわからなければ奈良の博物館に持ち込み教えて貰おうと思っていました。
そして奈良の薬師寺にでかけました。

実物を見たとき少し夢が萎みました。思い描いた女人の顔ではなく上から見下ろす仏様でしたから。
写真家の土門拳は真横から撮っていました。なんとなくヘレニズムの感じが出ていました。しかし平凡な一庶民の私には仰ぎ見ることしか出来ません。勿論堂内撮影禁止です。東回廊から望遠で撮らせていただきました。上方斜めから眺めたら自分の想像と合致するかもしれません。いずこの寺より　いつ東院堂に持ち込まれたのか?いろいろと思いを馳せられる仏様であると同時に誰がどういった思いで作ったのか1500年余りの時の流れを遡れればいいと思う私でした。

窓から外を眺めると暮れゆく世界がありました。今日も暑かった!何も起こらぬ平凡な生活に感謝。

女の子を撮ってみました

写真を撮りに行って帰宅後パソコンで画像を確認したら絵が青っぽく鮮明さに欠けるので色温の調整ボタンを誤って操作してしまったのか確認しましたが異状なし。カメラからレンズを外し覗いてみましたがこれも異常は見当たりません。フイルターを見ると少し曇っている。通常のフィルターを着装したつもりがフォギーと言うボカシフィルターを着けていました。


すこしガッカリでした。左手首が日焼けによる軽いやけど状態。夏は大変です。熱中症にはならなかっただけ幸運と思った一日でした。

写真のほうの出来栄えは正直言ってよく判りません。好きなものを好きに撮る　それでいいかなと思っています。

ずいぶんたくさん撮ったのにボツ　他のカメラでも撮っておいて良かった!!

蓮を見ながら想う

連日サッカーの話題で持ちきりですが次はどうなりますか? サムライ・ブルーもサムライ・ジャパンも私の中では少し色あせました。サムライ、サムライと持ち上げたマスコミの軽薄さが　かって特攻隊員を軍神と持ち上げたマスコミとオーバーラップとチラッと思ったのは私だけかもしれませんが・・・
所詮イエローペーパーとはこんなものでしょうが。勝てば全て合法化され　めでたし　めでたし

ガンバレ日本　近頃口の中がネバネバしていけません　レキシントンのレッド・ヘンと言うレストランのオーナー　ウィルキンソンさんは、自分の店では誠実さや思いやり、協調といった価値基準を守っているとサンダース氏に説明したうえで「退店をお願いしたい」と告げました。これも差別かもしれませんが　こんな話題が乏しい昨今です。

今日セミの声を聴きました。奈良薬師寺の大講堂裏のハスもステージを移ろうとしています。