窓辺で寝そべる猫

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五箇山 行

2013-11-06 09:13:45 | 日記

買い物の道すがら「日本をとりもどそう」と書かれた阿部首相のポスターを目にして微笑してしまった。日本を自民党や官僚さんに置き換え見ることが出来なかった愛しの日本国民。
自民党さんも官僚さんも少しは日本国の家計に危機感を感じたのか国民に対してサイフの紐を締め始めた。しばらく選挙ありませんものね。70歳以上になると医療費が10%で済むのがこれから70歳になる人は20%の負担となり。
休耕田の補助費も見直しを考え始めた。40年間にわたり年間5000億円の税金を投入してきた この制度をどう処理するのか興味深い。
いずれにしても豊かな福祉国家より福祉を切り詰め産業を生かし国の体力をつける。
しかる後に国を富ませようというもの。これも三本の矢も決して目新しい物ではない。


これまで何回も試みられた手法。官僚さんもげいがない。
ともかく人間の多くは愚か。過去の苦い思い出を教訓とし得ない。
東大を目指す学生さんの希望は 官僚 教授 医者の順番?
官僚にでもなるか!もっと頑張り医者になるか!!


先日ある方の講演を聞く機会があった。2時間があっという間に終わりました。
その方が言われるのには「国家はあなた方の生命や財産を守りません」
「普段から自力救済と言う事についても考えるべき」と
「子供にはお金で゛財産を残してはいけません。国から召し上げられない物で残しましょう」


わが日本古より今に至る迄まで哲学なし。・・・そもそも国に哲学なき、あたかも床の間に懸物なきが如く、その国の品位を劣にするは免るべからず。・・・哲学なき人民は、何事を為すも深慮の意なくして、浅薄を免れず。わが邦人は利害に明にして理義に暗らし。事に従ふことを好みて考ふることを好まず。それただ考ふることを好まず、故に天下の最明白
なる道理にして、これを放過してかつて怪まず。


なるほど 「考えることの嫌いな国民」 です 私たちは。
なにも考えず半日 五箇山で日向ぼっこの秋でした。