国立競技場の建設にかかる費用が2520億円以上かかるということで見直されました。
彼らには税の無駄遣いという感覚はないと私は思っています。
安保法制の円滑な成立と内閣の支持率を心配しての決断だったと。
これで国民の何割かは自分の声に耳を貸す政府と内閣を支持してくれます。
ところでＮＨＫは社屋建設に３４００億円をかけることをごぞんじですか？
二つに共通するのはどちらも自分が苦労して稼いだお金ではなく自動的に入ってくるお金だと言うこと。
ａｕやトヨタが社屋を建てるなら「ワーすごい建物」で済ませますがＮＨＫでは「いかがなものか」です。
国営でない放送局に「受信機ヲ持ツ者ハ加入シナケレバナラナイ」と
実質的には現実にそぐわない一世紀近く前の過去の法律で強制的に納税のように視聴料を納めるのは何故？
受信料は年25520円 30歳で家を新築しそれから50年は一世帯で払うので
1276000円納めることになります。
番組の内容も特に優れているわけでもありません。
優れているのは給与
これはすごいです。会長が3092万円 理事が2206万円 職員平均給与が1780万円
数年前の話ですが
ＮＨＫの職員数10354人 人件費1819億円
海上保安庁の職員数12636人 人件費を含むすべての予算１７３２億円
給与か゛尖閣で、日夜最前線で勤務するものより多い 奇怪な話です。
繰り返します。企業が必要なものを提供し自由売買で利益をあげ
企業の構成員にその利益を還元するのとＮＨＫでは異なるはずですよね。
不偏不党でもなさそうですし国の報道機関として
公務員にしてもらい公務員の給与ベースにして余った視聴料は還付するか
海保や自衛隊で使ってもらいたいものです。
一方ＮＨＫも自分の組織が快適に生きていくためのＮＨＫ王国を創ってきました。
国立競技場と同じで自分の懐が痛まない指導者にとってはどうでもいいことでしょうが。
こちらもそろそろ見直してはと思います。
東南アジアから帰り駅に着いたとき身綺麗な人々の姿、
冷房の効いた喫茶店でスマホ操る人々を見たとき私も含め「この国の本質は発展途上国と大差がないのかな」と思いました。
その象徴の１つがＮＨＫかなと感じる夏でした。