雨、そして雨

急に夏の暑さが戻ってきたなと思ったらまた雨です
今年の夏の真っ只中では
なかなか地面を冷やすことができなかった雨も、
今の季節はちょっと降れば空気はすぐにひんやり

季節のうつろいを感じます

最近家での作業が増え、
出かけることが少なくなってきたような感じがするんですが
それもそのはず、なんとなく家にいるのが
心地良いのです

家に帰ってくるとほっとすると言うか、
まあ出掛ければ出掛けたなりに
打ち合わせとか色々頑張るんですけど
仕事が終わって帰ってくると早く家で作業したい
と思うようになりました

秋が近づいているんでしょうか
読書の秋とかいいますけど、
秋ってやっぱり家とか庭でこもって作業したり
逆に何も考えずに回りの自然の風景をうっとり眺めたり
そういう時間が心地よい季節ですよね
一週間ぐらいなんもせずに
のんびりと風景を楽しむ旅行ってのも
良いかもしれません・・・
（多分その後何にも手につかないと思うけど・・・）

夏の夜の夢（in西の都）

ご無沙汰しております
嵐のような数日が過ぎ、残り少なくも厳しい暑さの中
いかがお過ごしでしょうか。

私は数日前京都に行って参りました

私の今年の夏の大イベントだった訳ですが
生まれてはじめての京都
ほんとに本当に楽しかったです

実は相当ハードなスケジュールで行って来たのですが
それすら気にならないほどの充実した旅行でした

今まで色々な所に旅行に行き、たくさんの経験をしてきた
つもりでしたけど
こんなに心が満足したのは
こういう旅行をしたのは
生まれて初めてです

以前のようにエッセイにまとめられたら良いなと思うので
時間はかかるかもしれませんが
残したいなと、そして誰かにつたえたいなと
考えています

とにかく、今回の旅行にタイトルをつけるとしたら

「一人修学旅行」

でしょう

小さい頃から大人になったらやってみたかった事の
トップ3に入るような内容で。
清水寺、東大寺、そして最後に薬師寺にたどり着き
心のデトックス（この文句は今流行りの感じがして
あんまり好きじゃないんですけどね）と言う感じです

今でもその旅行時の気持ちが抜けず
ぽーっとしてしまいます（いつもか）
なんか心を京都に（奈良にも）置いてきたような。
とにかく、天気も、空気も、条件も、
とにかく私の心の琴線を刺激し過ぎる
素晴らしさで
出来すぎた旅路でした

憧れていた京都や奈良に
こういうチャンスで訪れることが出来たのは
本当に嬉しいです

ごくごく稀にもらえる神様（もしくは仏様？）からのご褒美
とかまあそんな気がしてます

人の記憶ってつくづく目からの情報だけじゃないんだってことを
痛感しました
音楽を聴いて思い出す
あるいはその曲によって鮮明になる自分の感情
むき出しになる記憶というのがあって
時間経過と共に埋もれて見えなくなる
砂漠のアリ地獄みたいなものが
あるとき色んな環境、状況によって
人間の精神がまるはだかにされるとき
埋もれた記憶や時間が突然
弾けるようによみがえってくる
それによって、
今の自分があることに
誰かが無償で賛歌を上げてくれてることが分かる

自分と言うものだけじゃなく
その瞬間のほかの人間に対しても
見方が変わってくる

でもまあ聖人じゃないんで
それによって悟りは開けないんで
すぐ
レジでのつり銭の渡され方に
舌打ちしたりするんですけどね（笑

とにかく
人間は
かなり奇麗事言ってみたり
理想を連ねたりしても
圧倒的に質の高い時間と空間がなければ
救われないんです

この旅行で改めて思いました

長くなりましたが
また折を見てお話することにして
また後日お仕事の報告をさせていただきます
とにかく
感動は最高のリフレッシュです