先週の土曜日、市境を流れる矢作川で、
「いかだくだり」の大会がありました。
早朝まで大雨が降っていましたが、
実施可否決定の6時、雨がぴったり止みました。
今年で何回目だろ?
年々盛り上がってきたようで、
地域の学校、子ども会、企業などのほかに、
近隣の市からの団体も参加するようになって、
今年は49艇も出ました。
うちの小学校からは、
4年生のうち、総合学習で「いかだくだり」を選択した子どもたちが、
3~4人ずつの組をつくって10艇参加。
うちの二男は、違うテーマを選択していますが、
カブ隊として、初参加しました。
うちの隊からは、カブ隊で2艇、ボーイ隊が1艇。
カブの2艇は、漁船とかに乗せている救命浮き輪のお古?を
どこかからいただいてきて、
それを4つ組み、その上に厚めのベニア板をくくりつけ、
その上に竹を組んで、いかだを作りました。
いかだは、どのチームも当日朝、
材料をスタート地点の川岸に持ち込んで、組み立てます。
9時半スタートなので、朝7時現場集合。はやっ!
みんなで手分けして、両手いっぱいにいかだの材料や荷物を持って、
雨でぬかるんだ、ブッシュを切り開いて作った臨時通路を、
ひいひい言って運びました・・これがいちばんツライ。
でも、いかだ組みは意外に単純、簡単。
ロープワークは腕の見せどころ・・のはずが、
スカウトたちはいまいち役に立たず(こら~、ボーイ隊!)
結局、隊長やリーダーたちが頑張っていましたよ。
うちの隊の3艇は「川を下ることに意義あり」で(笑)
いかだの装飾にはあまり凝っていなかったのだけど(つか、去年と同じじゃん)
ほかのチームは、もちろん入賞狙って?
とっても個性的で、おもしろいいかだがたくさんできていました。
七夕にちなんで、笹飾りを立てているのとか、
屋形船みたいな格好のとか、
かかしを立てているのとか(←二男たちのいかだ)
色褪せた隊旗を立てて、ロープをひっかけただけで、
まるで何ヶ月も漂流してきたようなのとか(←ボーイ隊)、などなど。
大人ふたり、子ども4人を乗せたいかだ、
意外に安定していて、流れに乗るとけっこう早く流れていくものなのね~!
うちの家族は初参加で、わからないことばっかりだったし、
だいたい、あんなもん(ごめんなさい!)に乗っかって
何キロも流れされて行くなんざ、なんてオソロシイ・・、
それに、年齢的にまだ乗れないおちびもいるので、
早々に丁重に、いかだに乗るのはお断りしたんですが(笑)
実際に見てみて・・
なんかとっても楽しそう♪♪
川の流れを感じて、川の上から岸を見る。
やっぱり1回は自分で体感してみたい・・かな~~
来年、まだその気があれば乗ります(笑)
さて、うちの隊のいかだたち。
スタート直後はすいすい順調だったのに、
宝探しのポイント到着時には、すっかりのんびりお遊びモード!
子どもたちはいかだを漕ぐより、
川に入って泳いだり、はしゃいだりに夢中。
(もちろん全員ライフジャケット着用)
雨上がりの曇天、時おり雨もパラついたりしていたから、
いったん濡れてしまうと、川に浸かっていたほうが
案外あったかいというのもある。
うちの二男はとくに、ずーーーっと川に入っていて、
ほとんどいかだには乗っていないらしい・・
2時間近くかかって、全49艇が無事ゴール!
脱落艇がひとつもないってすごい。
ゴールして岸に上がってくる顔がみんなみんな、
とってもいい笑顔なのが、印象的でした。
二男もほんとうに楽しかったらしくて、
「来年も絶対乗る!」と早くも宣言。
この前、4年生に「かっぱのごちそう」という本を読んだけど、
きっとこの日は、
矢作川のかっぱさんは、おなかがいーーぱいになったんじゃないかな~!
いかだくだりをめいっぱい楽しんだ4年生たちが、
あのおはなしをちょっと思い出してくれていたら、
わたしもとっても嬉しいな。