バスケと人生の日々~陽のあたる場所へ

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新旧ビッグスリー対決?~EカンファFinal最終ゲーム、セルツ散る

2012年06月10日 | NBAバスケ

 

 

 「2007年結成ボストンビッグスリー」VS「2010年結成マイアミビッグスリー」の対決であったのだろうか?

 

 この10年くらいNBAから離れてた者にとって詳しい経緯わからないが、初代ビッグスリーと現ビッグスリーメンバー簡単にまとめると、

 

 【ボストンビッグスリー】

 レイ・アレン #20 SG 196㎝ 93㎏ 37歳 1996年NBAドラフト1巡目5位指名ウルブズ直後→バックス7年→スーパーソニックス(現サンダー)4年 →2007年ボストンへ

 ケビン・ガーネット #5 PF/C 211㎝ 115㎏ 36歳 1995年NBAドラフト1巡目5位指名ウルブズ12年→2007年ボストンへ

 ポール・ピアース #34 SG/SF 201㎝ 109㎏ 34歳 1998年NBAドラフト1巡目10位指名ボストン・セルティックス

 

 

 

 

 【マイアミビッグスリー】

 ドュウェイン・ウェイド PG/SG 193㎝ 100㎏ 30歳 2003年NBAドラフト1巡目5位指名マイアミ・ヒート

 クリス・ボッシュ PF 211㎝ 107㎏ 28歳 2003年NBAドラフト1巡目5位指名ラプターズ(7年)→2010年マイアミへ

 レブロン・ジェームズ SF 203㎝ 113㎏ 27歳 NBAドラフト1巡目1位指名キャバリアーズ→2010年マイアミへ

 

 

 

 

イースタンカンファレンス ファイナルGame7 ボストン・セルティックス(3勝) 88-101 マイアミ・ヒート(4勝)

 

 

 Game5、2勝2敗から敵地で貴重な勝利挙げファイナル進出へ王手かけたセルティックスであったが、Game6、ホームボストンでレブロンに45点・15Rebと大暴れ許し3勝3敗のタイに。本日のGame7、第2ピリオドまで7点リード奪う気迫見せてくれたものの、3ピリ同点に追いつかれ、勝負の4ピリ、ボストンはついに力尽きた。3ピリまではこのシリーズ一番の迫力、レブロンのパスカットして速攻に持ってく勢い、Game6とは全然異なるディフェンスで非常に面白いゲームになった。これまでの重たさ感じない、突き抜けるかと思ったのだが・・・

 

 ボストンはほんとよくやったと思う。2008年ビッグスリー結成1年目で、どん底まで落ちたボストンを飛ぶ鳥落とす勢いで頂点まで古豪復活28年振り?チャンピオンまで一気にたどり着かせた。そのときすでに、ピアース30歳、KG32歳、アレン33歳だった。それまで3人とも異なるチームでエース級の働きしてPO1回戦で何度も跳ね返される苦い経験積んでの3人揃って初優勝。

 あれから4年、全盛期過ぎての体力的低下は如何ともし難かった。それでもボッシュ不在のビッグ2相手に王手かけた頑張りは、NBA6年目、185㎝、78㎏、PGレイジョン・ロンドの急成長によりカンファレンスファイナル最終戦までもつれ、あと半歩というところまで迫った。ロンドは44分・22得点・10Reb・14Astのトリプルダブル、これからのセルツ支えるエースとして凄い働きであったが・・・

 

 来シーズン、ボストンはビッグスリー解体してしまうのだろうか?

 

 

 

 

 一方のヒートビッグスリーは、年齢的にも経験的にも脂乗り切る選手ピーク迎えてる。ボッシュ怪我上がりでの3ゲーム目、ベンチスタートで31分・19得点・8Reb。スリー3/4と本来のPFポジション仕事は今一つという印象であった。ボッシュの代わりにスターター定着したバティエー、4本のスリーもの凄く効いた感じだ。怪我上がりで本調子でないボッシュ入ることでレブロン&ウェイドのオフェンスボール回数減り、かえってボストン有利かと思ったりしたが、まさかアウトサイドショットこんな決めるとは・・・

 

 

 これで2011-12シーズンファイナルは、ウェスタン2位OKC・サンダーVSイースタン2位MIA・ヒート レギュラーーシーズン2位同士対決になった。

 

 さあどんな展開になるのだろうか?

 見所はどこだろうか?

 勝敗予想は?

 

 話題性多い楽しみなカードになった。