バスケと人生の日々~陽のあたる場所へ

NBAと高校・大学・JBL・Wリーグバスケの話題中心に日々の雑感、バスケ戦術の記録、時に音楽・将棋について

女子オリンピック世界最終予選~決戦の地トルコへ

2012年06月25日 | 全日本バスケ

 

 

 早いもので本日、6月25日からFIBA女子バスケットボールオリンピック世界最終予選が開幕した。

 昨年秋、アジア代表枠(1)決める最終予選で高さの中国に完敗(惜敗?)して、テクニックの韓国にも惜敗(逆転負け)してアジア3位の日本女子。アジアからは2・3位が世界最終予選に参加できる事になっていた。

 

 ■チームスタッフ
  団長 鈴木 秀太(公益財団法人日本バスケットボール協会)
  チームリーダー 高橋 雅弘(公益財団法人日本バスケットボール協会)
  ヘッドコーチ 内海 知秀(公益財団法人日本バスケットボール協会)
  コーチ 丁 海鎰(トヨタ自動車 アンテロープス)
  コーチ 小嶋 裕二三(デンソー アイリス)

 ■選手
  #4 大庭 久美子(デンソー アイリス)  SG 169 24 △(前回アジア予選代表選手) 
  #5 田 真希(デンソー アイリス)   PF 184 22 △
  #6 間宮 佑圭(JXサンフラワーズ)   C 185 22 △
  #7 矢野 良子(トヨタ自動車 )      SF 178 33 ■(オリンピック出場経験選手)   
  #8 田中 利佳(JXサンフラワーズ)   SG 174 29
  #9 久手堅 笑美(トヨタ自動車 )     PG 165 27 △
  #10 藤原 有沙(デンソー アイリス)   SF 175 24
  #11 木林 稚栄(JXサンフラワーズ)   PF 184 22 ☆(初選出)
  #12 吉田 亜沙美(JXサンフラワーズ) PG 165 24 △ 
  #13 大神 雄子(JXサンフラワーズ)   SG 170 29 △ ■
  #14 篠原 恵(富士通 レッドウェーブ)   C 184 20 ☆
  #15 山田 久美子(JXサンフラワーズ)  C 192 33

 

 最終的に上記12名の代表選手になった。前回のアジア最終予選からコーチ陣は全員、選手もかなり入れ替えがあり、代表選手は8か月で半数変わった。うーん・・・私がいまさらあれこれ言っても仕方ないが、これではコーチ3氏の所属チーム連合軍じゃないの?

 やはり前HC中川氏が築いてきた選手選考の流れがプツリと切れた。課題の高さ対策、フィジカル対策は克服できるのであろうか?

 

 

 

 

 ■放送チャンネル
   NHK-BS1

 ■放送スケジュール
  ◇6月27日(水) 1:00-(2:49) → 急遽、26日(火)19:00からBS1で生中継! 応援よろしくです!!
    ロンドンオリンピック世界最終予選 予選ラウンド〈1〉 「日本」対「トルコ」

  ◇6月27日(水) 22:45-(0:49)
    ロンドンオリンピック世界最終予選 予選ラウンド〈2〉 「日本」対「プエルトリコ」

   ※放送時間は日本時間。その後の放送日程については、日本の勝ち上がりによって決定。

 

 

『 3月14日に始動し、4月1日から国内強化合宿、海外遠征を重ねてきたハヤブサジャパン 女子日本代表チーム。
 最終強化合宿は、予選ラウンドで対戦するトルコ、プエルトリコを想定しながらの対策に時間を費やし、最終メンバー12名の選考も兼ねながら、最終調整を行いました。
 しかし、すべてがスムーズにいったわけではなく、選手、スタッフともに頭を悩ましながら、できる限りのことを必死になって詰め込む日々。技術面もさることながら、精神的な部分では、丁コーチに「お前らは日本代表としてのプライドが足りていない」と激しく叱責されることもありました。
 その言葉を受け、「選手全員が見直さないといけないところでした。日本代表が厳しいのは当然であって、自分たちが甘かったと感じています。スタッフが強い気持ちをもっていることに対して、私たちはプレイで返していかなければいけません」と反省を述べたのは司令塔・吉田亜沙美選手。
 他の選手も同じ意見であり、練習前には日の丸に黙祷し、意識を高める日々を送ってきました。葛藤しながらも、納得のいくまで目一杯練習に取り組んできたハヤブサジャパンは、初戦のトルコ戦に良い形で大会に入れる準備ができました。
 決戦へと向かう内海 知秀ヘッドコーチは、「4年前、北京オリンピック出場を賭けた世界最終予選で負けています。そのリベンジをできるチャンスを与えていただいたからには、どうしてもオリンピックの切符を獲りたい気持ちは強いです。今回のスタッフ陣も、この大会に賭ける意気込みは非常に強いものがあります。この布陣で何としてもオリンピックの切符を勝ち獲りたいです。周りから見ると、時間がないとか、大神が怪我をしており渡嘉敷もいないなど言われるかもしれませんが、これらの理由のせいにならないように、与えられた時間の中で精一杯、努力をしてきました。先日、女子バレーボールがオリンピック出場を決めましたが、我々も『団体競技がオリンピックに出ないと盛り上がらない』と、皆さんからよく言われます。バスケットが最後のオリンピック予選を行う競技ですので、何がなんでも切符を獲ってきたいです。バスケット界はもちろんですが、スポーツ界全体にとっても力になれるようにしっかり頑張ってきます」と意気込みを語りました。
 これから始まるロンドンオリンピック世界最終予選は、ハヤブサジャパンの夢へ向けた通過点であり、オリンピックの切符を獲ることは最低限やらねばならないことです。目標はあくまでロンドンオリンピックに出場し、そこで1試合でも多く勝ち、活躍することです。全てのバスケットボールファミリーを代表して、そしてみんなが行きたい舞台であるオリンピックへの出場権を勝ち獲るためだけに、ハヤブサジャパンは戦ってきます。
 FIBA女子オリンピック世界最終予選(ロンドンオリンピック世界最終予選)は、6月25日(月)に開幕。
 ハヤブサジャパン 女子日本代表チームは、初日に試合がなく、初戦は6月26日(火)19:00(現地時間)、日本時間では27日(火)1:00より、トルコ代表と対戦します。』(日本バスケットボール協会HPより)

 

 

 予選ラウンド初戦が開催国のトルコか・・・FIBAランキング日本は15位、トルコは21位と実力伯仲。3週間前のトルコ遠征最終調整ゲームで、初戦戦うことになってたトルコ代表と練習試合。

『 立ち上がり、日本は間宮の得点で先制点を挙げるも、すぐさまトルコに内外バランス良く攻撃され、開始3分で2-8とリードを奪われる。しかし、日本はディフェンスのプレッシャーを強めて相手を苦しめると、そこから高田の得点や速攻で得点に結びつけ、試合の主導権を奪い返す。その後も好ディフェンスを見せる日本は、相手の得点を抑え、攻撃では川原や藤原の3Pシュートでリードを広げていく。5点リードで迎えた後半、勢いの止まらない日本は、第3ピリオドで相手を4点に抑え、田中の3Pシュートなどで13点差まで広げる。最終ピリオド、追いあげたいトルコはセンター陣を機能させ、インサイドの得点で5点差まで詰め寄るが、日本も藤原の3Pシュートや高田の連続得点で応戦し、苦しい場面を乗り切る。結局63-53、リードを保った日本が10点差で勝利し、白星を飾った。 』

 

 なんで本番直前に対戦相手と練習試合するのだろうか?

 不思議だ。お互い手の内を隠したゲームになったのだろうか?

 なんかちょっと嫌な予感するのだが・・・とにかく高さ克服するスピーディーな展開としつこいプレスディフェンス、外角シュートがポイントになる。

 

 健闘を祈る!!