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復興予算が原発輸出調査にも使われていたとは酷すぎます

2012年11月01日 01時22分35秒 | 自然エネルギー

「震災復興予算 原発輸出調査にも流用」
(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012102902000111.html

(引用開始)

 東日本大震災の復興予算の不適切使用問題で、二〇一一年度三次補正予算に盛り込まれた復興予算のうち五億円を、経済産業省がベトナムへの原発輸出に関する調査事業費として支出していたことが本紙の取材で分かった。被災地復興と関係ない海外の原発推進事業にまで流用されていたことで、復興予算の使途決定のずさんさがあらためて浮き彫りになった。 (中根政人、清水俊介、岩崎健太朗)
 経産省によると復興予算を使ったのは、日本政府の受注が一〇年十月の日越首脳会談で決まったベトナムのニントゥアン第二原発の建設に向け、現地で地震を引き起こす恐れのある断層の有無などを把握する調査。
 調査は日本政府が今年一月、敦賀原発(福井県敦賀市)などを運営している日本原子力発電に随意契約で委託した。
 調査は、経産省が上下水道や鉄道、リサイクル技術などのインフラ技術の海外輸出を促すため、民間企業に現地調査を委託する「インフラ・システム輸出促進調査等委託事業」の一環。
 同調査等委託事業費は一一年度当初予算では約六億円だったが、三次補正予算で「東日本大震災の復旧・復興につながる貿易投資の促進に必要」として、約八十五億円が追加計上された。同事業からは、ベトナムの原発以外に、世界各国のインフラの調査費などが計上されている。
 経産省資源エネルギー庁の原子力政策課は「インフラの海外輸出を進めることが、被災地の関係企業に経済効果をもたらす」と強調。原発輸出の調査費を復興予算から計上することで被災者の心情を逆なでするとの本紙の指摘については「真摯(しんし)に受け止める」と話した。

(引用終了)



経済産業省というところは酷すぎます。
また、こういう官僚と組んでいる企業も酷すぎます。



必要なのは、国会がきちんと監視することではないでしょうか。



議員定数削減は、こういう官僚をのさばらせるのではないかと
危惧します。



(当ブログの過去記事)

議員定数削減で、官僚が喜ぶ
http://blog.goo.ne.jp/hoshonet/e/a6c0e461ce0743acaa0bae3da5f3cf4a

韓国原発 日本自身が止めなくては海外には言えない
http://blog.goo.ne.jp/hoshonet/e/8b518c7d578854e8872fc14d853d01ab

中国の原発
http://blog.goo.ne.jp/hoshonet/e/1c800344d342aaf25bebe2b82a0c293a


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