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前原氏が、かつて民主党政権ができた時に言った言葉

2017年09月28日 08時31分13秒 | 政治家
政権交代が実現した時、前原氏は「これは民主党が支持されたというよりも、
自民党への批判だということ。だから、気を引き締めなくてはならない」と
いう主旨のことを言いました。ソースを示せないのが残念ですが、選挙結果が
出た当日のインタビューだったと思います。


私は、すごく感心しました。この人、事の本質をよく見ておられると。


しかし、その後の民主党は、自民党と大差ない感じ。高速道路無料化など
よくわからない主張が前面に出てきたり、おかしな感じでした。


東日本大震災があり、たいへんだったのは事実です。原発対応など批判さ
れたりもしますが、自民党がやっていたら良かったかというと、疑問です。


高校の授業料無償化や福祉関連の充実など良かった面もありますが、
辺野古、オスプレイ、原発再稼働、尖閣国有化など、自民党と同じような
ことをしただけで、その後の安倍政権の露払いをした感じです。


「裏切られた」と思った人も多かったと思います。



前原氏は、小池新党の力を高く評価し過ぎだと思います。アンチ石原で
伸びただけの人であって、永続的な支持は続かないと見るべきだったと
思います。


前原氏は、かつて秘書給与の疑惑の報道の中で代表を辞任したことが
ありますが、今回は代表になるべき人ではなかった。


民進党の息の根を、内部から止めるために代表になったと言われても
過言ではないでしょう。


民進党の人達は、解党の方向に向かわせるために、前原さんを選んだの
でしょうか。まだ民主党の再生に期待をかける人達だからこそ、
前原さんを選んだのでしょう。その期待を裏切られたと思っている
人は多くはないでしょうか。


私は民進党の党員ではありませんので、言う資格はないのかもしれませ
んが、かつて民主党時代に投票したこともある選挙民として言わせて
もらえば、残念な思いでいっぱいです。



(当ブログの過去記事)

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